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2011/03/05

部落解放同盟が求める人権救済機関創設の法整備へ各党代表が意欲

民主が人権救済機関PTを設置へ 
2011.3.5 01:21



 民主党が政策調査会に「人権侵害救済機関検討プロジェクトチーム(PT)」を設置することが4日分かった。座長は川端達夫衆院議院運営委員長が就任予定。人権侵害救済機関設置法案の国会提出に向け、5月上旬までに党の考え方をまとめる。






人権救済機関創設に意欲=解放同盟全国大会で与野党
 部落解放同盟の全国大会が3日午前、都内で開かれ、来賓として招かれた各党代表は、解放同盟が求める人権救済機関創設の法整備に意欲を示した。

 この中で、民主党の仙谷由人代表代行は「野党と協議を重ねて、必ず成立させる方向で尽力したい」と強調。自民党の石破茂政調会長は「法律を制定することに与党も野党もない」と述べた。公明党の西博義政調会長代理は「一日も早く政府の責任で法案を作ってもらい、与野党協議に入りたい」とし、社民党の重野安正幹事長は「喫緊の課題だ」と指摘した。
(2011/03/03-12:26)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011030300441






仙谷代表代行、人権救済法案は「民主党政権の義務」2011.3.3 16:32
 民主党の仙谷由人代表代行は3日、都内で開かれた部落解放同盟の全国大会で、人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)について、「マニフェスト(政権公約)に掲げており、民主党政権で成立させることが義務だ」と述べ、法案成立に向け強い意欲を示した。

 仙谷氏はさらに、「昨年9月、千葉景子法相が辞任するときに、『内閣官房で責任を持ってやってほしい』と要請を受けた。今後、野党とも協議を重ね、必ず成立させるよう尽力したい」と語った。

 同法案は、強大な権限を持つ人権委員会の新設を柱としているため、自由な言論を阻害する可能性があるとして、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案や、選択的夫婦別姓を導入する民法改正案とあわせ、日本の伝統・文化が破壊されると懸念する声が根強くある。




人権救済法制定に全力 公明新聞:2011年3月4日付
都内部落解放同盟の大会で西氏
 公明党同和対策等人権問題委員会の西博義事務局長(衆院議員)は3日、都内で開かれた部落解放同盟第68回全国大会に来賓として出席し、あいさつした。

この中で西氏は、人権侵害の禁止や救済制度などを定める「人権侵害救済法案」について「一日も早く政府の責任で法案を作ってもらい、与野党協議をしていきたい」と強調。その上で「公明党は人権、平和の党を自認している。人権侵害救済法の制定のために、真剣に努力していきたい」と力強く訴えた。

また西氏は、解放同盟の活動について「(日本の)人権(の確立)を中心に据えた闘いに先導的な役割を担ってきた」とたたえ、今後のさらなる活躍に期待を寄せた。