ページ

2011/03/14

14日の東京株式市場,日経平均株価 9,620円49銭で取引終了  下落率6.18%

14日の東京株式市場 11日より633円94銭安い、9,620円49銭で取引終了

地震の影響を受け、14日の東京株式市場の平均株価は、下げ幅が600円を超え、およそ3カ月半ぶりに、1万円を割り込んでの展開となった。
午後の東京株式市場は、寄り付きから一段安で取引が始まった。
東京電力の福島第1原子力発電所3号機で爆発があったとの一報を受け、景気や企業業績に対する影響を懸念した動きが広がった。
これを受けて、平均株価は、午後に下げ幅が600円を超え、一時9,600円を割り込んだ。
終値は、11日より633円94銭安い、9,620円49銭だった。(03/14 17:02)




日経平均、下落率は歴代20位の大きさ 6.18% 2011/3/14 15:14
 14日の東京株式市場で、日経平均株価は前週末比633円94銭安の9620円となり、下落幅は2008年10月24日(811円90銭)以来、約2年5カ月ぶりの大きさだった。下落率は6.18%で、08年12月2日(6.35%)に次ぐ歴代20位の大きさ。11日に発生した東日本での巨大地震の発生を受けて、株式の保有リスクを減らす売りが膨らんだ。〔日経QUICKニュース〕





株1万円割れ、経済への影響懸念
 週明け14日の東京株式市場は、東日本巨大地震の影響で、全面安の展開となり、日経平均株価(225種)は昨年12月1日以来、約3か月ぶりに1万円の大台を割り込んだ。

 寄りつき直後から前週末終値比で下げ幅が500円を超え、午後0時半過ぎに一時、636円30銭安の9618円13銭まで値を下げた。取引時間中の下げ幅としては、リーマン・ショック後の2008年11月6日(714円)以来の大きさとなっている。午前の終値は、前週末終値比464円88銭安の9789円55銭。

 東京電力や、計画停電の影響を受けるJR東日本や石油関連の銘柄に、売り注文が殺到している。買い注文はわずかで売買が成立せずに値が付かない銘柄も多い。一方、14日の外国為替市場は、東京市場が始まる前の早朝に円相場は1ドル=80円60銭まで急騰し、昨年11月以来の円高水準をつけた。午後0時15分現在、前週末(午後5時)比61銭円高・ドル安の1ドル=82円17~18銭で取引されている。

(2011年3月14日14時35分 読売新聞)