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2010/12/27

韓国、竹島などを国家管理港に指定

韓国政府、竹島や延坪島などを国家管理に指定 実効支配を強調
2010.12.27 13:09

 【ソウル=加藤達也】韓国国土海洋省は27日、来年度の業務計画をまとめ、日韓が領有権を争っている竹島(韓国名・独島)や北朝鮮による砲撃を受けた延(ヨン)坪(ピョン)島など10カ所の港を「国家管理港」とすることを明らかにした。

 聯合ニュースによると、竹島では防波堤施設を増強する方針で、韓国による「実効支配」を強調、日本の領有権主張に対する牽制(けんせい)も込めた措置とみられる。




 韓国の現行制度では、釜山や仁川など代表的な国際港については国が直轄管理しているが、その他については政府が「貿易港」と「沿岸港」に区分したうえで、地方自治体が管理している。

 「国家管理港」制度は、国家安全保障や領土、領海の保全、有事の際の緊急退避用港湾設備の設置などのため、指定した港湾を特別に整備し、国の直轄管理下に置くというもので、今回、初めて導入された。

 「管理港」の対象となるのは北朝鮮の武力攻撃を受ける可能性や、日本との領有権問題がある場所のほか、中国漁船の違法操業が頻発する海域を抱える地域の港となるとしている。

 これまで韓国政府(国土海洋省)は、竹島の港は規模が小さいことから、正式な港として扱ってこなかった。

 延坪島や、大青島などの離島には最大5千トン級の大型船舶が接岸できるように港湾を拡張整備し、軍の艦船の入港も可能にするという。