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2010/03/29

鳩山首相元秘書に禁固2年求刑

偽装献金事件、鳩山首相元秘書に禁固2年求刑


 鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた同会の元事務担当者で、鳩山首相の元公設第1秘書・勝場啓二被告(59)の初公判が29日、東京地裁で開かれた。



 勝場被告は起訴事実を認め、被告人質問で虚偽記入の動機を問われると、「鳩山首相が実力があるように見せたいという気持ちと、秘書としての力を見せたいという気持ちと両面あった」と述べた。

 検察側は「収入の相当部分を鳩山首相やその母親が支えていた実態を国民の監視から覆い隠した」として禁固2年を求刑。弁護側は「寄付者との癒着を隠蔽(いんぺい)する目的はない」として執行猶予付きの判決を求め、結審した。判決は4月22日。

 検察側は冒頭陳述で、首相の母親からの資金提供は、勝場被告が2002年頃に母親の側近に「事務所の財政が苦しい」と相談して始まったと説明。月1500万円の資金を受けるようになったが、政治資金収支報告書には、実際には寄付を受けていない人から寄付を受けたように装ったとした。

 また、鳩山首相の上申書を証拠提出し、「資金についてはすべて勝場(被告)に任せており、虚偽記入については知るよしもなかった」などと朗読。「(資金提供について)由紀夫には話していない」とする母親の上申書も読み上げた。

 起訴状によると、勝場被告は友愛政経懇話会の04~08年分の収支報告書で、計約3億5900万円、北海道友愛政経懇話会の収支報告書にも計約4200万円の虚偽記入をした。

(2010年3月29日23時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100329-OYT1T00769.htm