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2009/11/14

鳩山首相、オバマ大統領を日本に残してシンガポールへ

首相シンガポールへ ロシア大統領と会談も
2009/11/14 00:35 【共同通信】

 鳩山由紀夫首相はシンガポールで行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため14日未明、政府専用機で羽田空港を出発した。首脳会談を終えた後のオバマ米大統領を14日午後まで日本に残しての異例の出国。

 首相は出発前に公邸で「持続的成長を図るためには地球環境問題が大事だ。『お互い協力していこう』とのメッセージを出したい」と記者団に語った。

 会議期間中にはロシアのメドベージェフ大統領と会談し、北方領土問題進展に向け意見交換する。15日にはアジア政策に関し講演する予定だ。

 14、15両日のAPEC首脳会議では経済危機を受けた世界の成長戦略を議論。世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の早期妥結に向けても討議する見通しだ。