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2010/11/25

中国、米韓合同演習に「懸念を表明」 「北朝鮮と韓国の双方に早期の対話や再発防止を呼びかけている」

米韓演習に懸念表明=南北の早期接触呼び掛け-中国外務省

【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は25日の定例会見で、北朝鮮による砲撃事件を受けて予定されている黄海での米韓合同軍事演習について、「懸念を表明する」と述べた。

 同副報道局長は、「事件の発端をめぐっては(南北朝鮮で)見解が異なる」とも述べ、砲撃事件の原因断定を避けた。その上で、「中国は両国に早期に対話・接触し、同様の事態再発を回避するよう強く呼び掛ける」と強調。朝鮮半島情勢の緊張緩和に向け、事件の国連安保理提起よりも南北朝鮮接触の緊急性を訴えた。(2010/11/25-19:29)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201011/2010112500630




2010/11/26付 日本経済新聞 朝刊
中国、米韓演習に「懸念」 対北朝鮮、挑発行為の自制促す
【北京=佐藤賢】中国外務省の洪磊副報道局長は25日の記者会見で、北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)砲撃を受け、黄海で28日から予定する米韓合同軍事演習について懸念を表明した。「関係国が地域の平和と安定に役立つことを多く行うよう希望する」と強調した。

 国連安全保障理事会へ問題提起するかどうかを巡っては「北朝鮮と韓国の双方に早期の対話や再発防止を呼び掛けている」と説明するにとどめ、慎重姿勢を示唆。北朝鮮が新たな挑発に出ないよう働き掛けていることも明らかにした。「(砲撃戦の)原因に関する関係国の説明は異なる」とも指摘し、北朝鮮と韓国のどちらが先に武力攻撃をしたかの判断には触れずに中立の立場を維持した。

 26、27両日に予定していた楊潔●(ち)外相の韓国訪問の延期は「日程上の理由」と説明し、韓国側と訪問時期を話し合う考えを示した。核問題を巡る6カ国協議の再開の必要性も強調した。