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2012/02/23

JX日鉱日石エネ、イランからの原油輸入削減へ

JX、イラン原油1割削減へ 政府方針受け4月以降
2012年2月23日8時25分
 石油元売りで国内最大手のJX日鉱日石エネルギーは、イランからの原油輸入を1割強減らす方針だ。米国のイラン制裁強化を受けて、日本政府はイランからの原油輸入を減らす方向で米国と協議している。その動きに同調する。

 JXのイランからの輸入は現在、日量約9万バレル。これは、イラン産原油の日本の輸入量の約3分の1にあたる。このうち、4月に年間契約が切れる1万バレル分の更新を見送る。代わりにサウジアラビアなどからの調達に切り替える方向で、全体の輸入量は減らさない。

 コスモ石油はすでに1月から、一部の契約更新をせず、輸入量を日量約4万バレルのうち、1万バレル強を減らした。JXとほぼ同量を輸入する昭和シェル石油は、日米の協議がまとまり次第、一部をサウジなどに切り替える準備に入った。








昭和シェルがイランから石油の輸入を継続へ=イランメディア
2012/02/23(木) 12:18

 イランのテレビ局は20日、「日本最大手の石油企業、昭和シェルは西欧諸国がイランに制裁措置を実施したとしても、イランからの石油輸入を継続すると発表した」と報じた。中国網日本語版(チャイナネット)が22日付で報じた。

 報道によると、昭和シェルは20日、「イランはイギリスとフランスへの石油輸出を停止したが、それがイランの原油輸出に影響を与えることはない」とし、同社の関係者がロイター社に明らかにしたところによれば、昭和シェルはオランダのロイヤル・ダッチ・シェルと独立して経営しており、イランとは別々の輸入契約を結んでいる。

 イランのテレビ局は、「昭和シェルは14日、アメリカがイランへの制裁措置を強め、石油輸入量の削減を求めてきたとしても、一日当たり10万バレルの原油を継続してイランから輸入すると発表した」と報じた。(編集担当:米原裕子)





昭和シェル石油、イランからの原油輸入を継続
2012年 2月 20日(月曜日) 18:06

日本のロイヤルダッチシェルの関係者が、「昭和シェル石油は、イランからの原油の輸入を継続する」と語りました。
ロイター通信によりますと、グローバルエネルギー企業・ロイヤルダッチシェルの関係者は、「昭和シェル石油は、ロイヤルダッチシェルの株の35%を保有しているに過ぎず、ロイヤルダッチシェルがイランと様々な契約を結んでいることから、今後もイランからの原油の輸入を継続する意向だ。イギリスとフランスに対するイラン産原油の輸出停止が、イランからの原油の輸入に影響することはない」と語りました。
また、「日本で最も多くの原油をイランから輸入している昭和シェル石油は、イランによるフランスとイギリスへの原油輸出停止の影響を受けることはなく、今後も、輸入を継続する」としました。
昭和シェル石油のスポークスマンも、「昭和シェル石油は他の企業とは異なり、イランからの原油の輸入に変更はない」としています。
この報告では、「アメリカの対イラン制裁は、日本の製油所や原油取り引きの決済の状況を悪化させることになるが、日本政府は、イラン石油制裁への参加を免れようとしているとされています。
昭和シェル石油は、日量およそ10万バレルの原油をイランから輸入しており、アメリカとの協議後の政府の指示を待っているところです。
昭和シェル石油に近い筋は、「この会社は、イランとの契約を再び延長した」としています。
昭和シェル石油の関係者は、「シェルと他の提携企業は、イランと異なる契約を結んでいる。昭和シェル石油は、シェルの株の35%を保有している」と語りました。


最終更新 ( 2012年 2月 20日(月曜日) 18:25 )





2012年 2月 15日(水曜日) 15:11
昭和シェル石油、イランからの原油輸入を継続
日本の昭和シェル石油の新井社長が、イランからの原油の輸入を継続することを明らかにしました。
プレスTVによりますと、石油精製元売企業の昭和シェル石油は、イラン産原油の輸入削減を迫るアメリカの圧力をよそに、日量およそ10万バレルのイラン産原油の輸入を継続するということです。
新井社長は、「イラン産原油制裁に関するアメリカと日本の協議に注目していく。なぜならイランは、日本にとって重要な原油の供給元であり、イラン産原油の禁輸制裁は、日本に問題を生じさせる可能性があるからだ」と語りました。
日本はこれまで、アメリカやEUのイランの石油産業に対する制裁を支持しない意向を示してきました。
イランは日本にとって、第4位の石油供給国であり、2011年の日本の原油輸入のおよそ9%を占めています。