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2012/02/10

「アノニマス」、プーチンの「統一ロシア」にサイバー攻撃

国際ハッカー集団、プーチン与党にサイバー攻撃
【モスクワ=緒方賢一】国際ハッカー集団「アノニマス」を名乗るグループが9日、ロシア大統領への復帰をめざすプーチン首相が党首を務める与党「統一ロシア」のサイトにサイバー攻撃を仕掛けた。

 インターファクス通信によると、被害があったのは同党モスクワ州支部のサイトで、大量のデータを送りつけるDDoS(ディードス)攻撃を受け、一時は閲覧できなくなったという。

 ロシア政府は、新聞やテレビに比べて体制批判や情報発信が自由に行われているネット空間への規制強化を検討しているとされる。アノニマスの攻撃はこうした動きをけん制する狙いとみられる。

(2012年2月10日18時46分 読売新聞)





ハッカー集団、露プーチン与党をサーバー攻撃 「吐き気がする」
2012.2.10 22:56
 国際的ハッカー集団「アノニマス」のロシア支部を名乗るグループは9日、プーチン・ロシア首相の与党「統一ロシア」のモスクワ州支部のサーバーを攻撃し、ウェブサイトをダウンさせたと、短文投稿サイト「ツイッター」で明らかにした。インタファクス通信によると、サイトは同日中に復旧した。

 アノニマス側は、統一ロシアのサイトが過度にプーチン氏を賛美していることに「吐き気がする」と、攻撃理由を示唆している。

 一方、ロシア紙コメルサントは10日、プーチン氏支持の過激な愛国主義青年組織「ナーシ(友軍)」が同紙サイトをハッカー攻撃したとして、同紙の発行会社がナーシのメンバーを警察に告訴したと伝えた。ナーシ側は関与を否定している。(共同)