4月8日 13時36分
7日夜の地震発生時に、NHKのカメラでは火花が上がる様子が確認されましたが、この方角には東北電力の仙台変電所があり、東北電力では、変電所でショートが起きた可能性もあるとみています。
NHK仙台放送局が仙台市内に設置しているカメラでは、地震の発生時に仙台市泉区の辺りで火花が何度も上がる様子が写し出されています。
この方角には東北電力の仙台変電所があり、8日朝、NHKのヘリコプターが上空から撮影したところ、変電設備が焦げている様子が見られました。
東北電力によりますと、この仙台変電所は、7日夜の地震で、電力を送るルートを切り替える「断路器」という装置が故障して、一時、変電所機能が停止したということです。その後の復旧作業で、8日朝6時前には変電も送電もできる状態に回復したということです。
カメラに写った火花との関係について、東北電力では「断路器の故障で、仙台変電所で何らかの電気のショートが発生したとみられる」と話しており、詳しい経緯を調査しています。