与謝野馨経済財政担当相は22日の閣議後会見で、福島第1原発事故に関連し、「日本中どこの地域を探しても環太平洋火山帯の上に乗っている国だから(地震が多いという)その運命は避けようがない」と述べた。これは原発推進の立場から地震が多いことは原発を止める理由にならないとの考えを強調した発言。
同相は「将来とも原子力は日本の社会や経済を支える重要なエネルギー源であることは間違いない」と語り、あくまでも原発を続けるべきだとの考えを示した。(2011/03/22-10:20)
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与謝野経財相、原子力「日本経済を支える最も重要なエネルギー源」
2011/3/22 9:07
与謝野馨経済財政相は22日の閣議後記者会見で、福島原発の事故に絡み「石油が希少資源になってきていることや環境問題などを考えると、将来とも原子力は日本社会や経済を支える最も重要なエネルギー源であることは間違いない」と語った。
そのうえで、原子力に代わる代替エネルギーについて「代替エネルギーがもたらす量と日本人が必要とする量はアンバランスであり、数字にして2けた以上違う。生活水準を落とす、経済活動水準を落とすと言うことであれば可能だ」と指摘した。〔日経QUICKニュース〕