2011.3.23 14:28
東京都は23日、水道局の金町浄水場(葛飾区)から、放射性物質が乳児の暫定基準値の2倍を超える数値を測定したことを明らかにした。
都によると、放射性ヨウ素を水道水1キロあたり210ベクレルを検出したといい、乳児に水道水の飲用を控えるよう要請した。乳児の水道水の摂取を控える地域は、東京23区、武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市。
厚生労働省が示した乳児の飲用を控える暫定規制値は1キロあたり100ベクレル。
金町浄水場で乳児の基準超えるヨウ素
東京都は23日、都水道局の金町浄水場4 件(葛飾区)で、水道水1キログラム当たり210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。乳児の基準100ベクレルを超えているとして、乳児が飲むのを控えるよう求めた。乳児以外の基準300ベクレルは下回っている。
都によると、22日に3カ所の浄水場で検査した。小作浄水場(羽村市)は32ベクレル、朝霞浄水場(埼玉県朝霞市)では検出されなかった。
これまで福島県内でも100ベクレルを超えるヨウ素が検出されている。(共同)
[2011年3月23日14時44分]