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2011/03/16

15日ドキュメント 日刊スポーツ

東日本大震災/15日ドキュメント



【15日】
 5・34 福島第1原発に政府と東京電力が一体となって対処するため菅直人首相を本部長とする統合対策本部を立ち上げると首相

 6・00 岩手県内の死者は675人、行方不明者は315人と県警

 6・10 福島第1原発2号機で爆発音。東京電力から連絡を受けた経済産業省原子力安全・保安院は「圧力抑制プールが損傷の恐れがある」

 6・53 「格納容器につながる、水蒸気を水に変える部分に欠損が見られる」と枝野幸男官房長官

 7・00 栃木、群馬、埼玉、神奈川の4県の一部地域で計画停電を実施

 7・00 福島第1原発付近で毎時965・5マイクロシーベルトの放射線量を検出

 7・00 水素爆発のあった福島第1原発3号機で原子炉建屋の上部に蒸気と東京電力。4号機でも屋根の損傷を発見

 8・28 福島第1原発2号機の原子炉建屋には損傷があり、放射性物質が外部に漏れている恐れと原子力安全・保安院

 8・29 福島第1原発2号機での爆発音を受け、監視や操作に必要な人員以外を退避と東京電力

 8・31 福島第1原発の正門前で1時間当たり8217マイクロシーベルトの放射線量を検出と東京電力

 9・27 メルトダウン(全炉心溶融)について「燃料の損傷があり、可能性は否定できない」と東京電力

 9・48 東京株式市場の日経平均株価が半年ぶりに9000円を割り込む

 10・00 警察庁集計で死者は2475人、行方不明者は3118人

 10・18 福島第2原発の3基すべてが緊急事態を脱したと東京電力

 10・22 福島第1原発3号機付近で毎時400ミリ シーベルト の放射線量を観測。1時間で一般人の年間被ばく線量限度の400倍

 10・53 原発事故支援のため米軍横田基地と横須賀基地からポンプ車が現地に向かうと在日米軍

 10・53 原発事故を受け、在日フランス大使館が在日フランス人にパニック回避をウェブサイトを通じて呼び掛け

 11・08 福島第1原発2号機の放射能漏れ拡大を受け、半径20~30キロの住民に屋内退避を指示したと菅首相。「放射能漏えいの危険が高くなっている」

 11・38 福島第1原発で検出された放射線量について、枝野官房長官は「身体に影響を及ぼす可能性のある数値なのは間違いない」

 11・45 東北電力が震災被害の大きい青森県の一部と岩手、宮城、福島を除き、16日から3日間、計画停電を実施すると発表

 11・59 環境放射能水準調査の測定頻度を可能な限り上げるよう、都道府県に要請と高木義明文部科学相

 12・25 新たに屋内退避となった福島第1原発の半径20~30キロの対象者は、住民ら約14万人と福島県

 12・34 被災した千葉県の旭、浦安、香取の3市を計画停電の対象から除外する方向で検討と東京電力が森田健作知事に伝える。茨城県にも連絡

 12・35 東京都内で採取した大気から微量の放射性物質を観測と都。横須賀、川崎、さいたま、宇都宮の各市も空間放射線量が上昇。茨城県東海村の東大研究施設で一時、通常値の約100倍に

 13・44 福岡市が応援派遣した消防ヘリコプター隊員が福島県上空で被ばくと市消防局

 15・00 東京株式市場の日経平均株価終値は前日比1015円34銭安の8605円15銭で、過去3番目の下落率

 15・14 政府が被災地に限定した統一地方選延期の特例法案を16日閣議決定へ。全国一律案は与野党協議で合意せず

 15・23 福島第1原発の半径20キロ圏内の住民らが避難完了と警察庁

 15・30 警察庁集計で死者は2722人、行方不明者は3742人

 15・47 福島第1原発の事故を受け、山口県で建設計画中の上関原発の造成工事を一時中断と中国電力

 16・18 福島第1原発4号機にある使用済み核燃料のプールの水位は未確認で注水作業もできていないと東京電力

 16・21 福島県の佐藤雄平知事が菅首相に「県民の不安や怒りは極限に達している」と電話。記者会見で原発事故への東京電力の対応に苦言

 16・47 福島第1原発2号機について枝野官房長官が「高濃度の放射性物質が継続的に出ていない可能性がある」

 16・47 約1万人が安否不明となっていた宮城県南三陸町で約2千人の無事を確認と県

 16・53 津波の被害を受けた岩手県大槌町の住宅で午前10時40分ごろ、70歳女性が発生から92時間ぶりに救出。命に別条ないと大阪市消防局

 18・00 岩手県警集計で岩手の死者1193人、行方不明3318人に

 18・01 千葉県市原市で夕方測定した放射線量が通常の10倍を上回ったと県。午前中の最大約4倍からさらに上昇

 18・23 福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールに絡む水素爆発で、原子炉建屋の2カ所に8メートル四方の穴を確認との連絡が東京電力からあったと原子力安全・保安院

 18・48 静岡県御前崎市の中部電力浜岡原発でのプルサーマル計画実施は「市民感情を考えると厳しい」と、石原茂雄市長が了承しない意向示す

 20・00 警察庁集計で死者3373人、行方不明者6746人で合わせて1万人を超える

 20・56 福島第1原発の事故は、国際原子力事象評価尺度(INES)で上から2番目の「レベル6」に相当とフランスの原子力施設安全局局長

 22・31 静岡県東部で震度6強の地震。マグニチュード(M)は6・4

(共同)

 [2011年3月16日5時54分]