ページ

2011/03/25

1号機の建屋地下1階の水からも1立方センチ・メートルあたり約380万ベクレルの放射性物質を検出

1号機の水にも高濃度放射性物質…通常の1万倍



 東京電力は25日午後11時過ぎの記者会見で、福島第一原子力発電所1号機のタービン建屋地下1階にたまっていた水を分析した結果、1立方センチ・メートルあたり約380万ベクレルの放射性物質が検出されたことを明らかにした。

 東電によると、水を採取したのは24日午前中で、放射性物質の濃度は、通常運転時の原子炉内の冷却水の約1万倍。作業員3人が被曝(ひばく)した3号機のタービン建屋地下1階にたまっていた水と同程度にあたるという。

(2011年3月25日23時48分 読売新聞)