2011年 03月 27日 09:15 JST
[国連 25日 ロイター] 国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は25日、東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所の事故を受け、原子力発電の安全管理体制を見直すべきだと世界各国に呼び掛けた。
潘事務総長は声明で、日本での原発事故により、国際的な緊急事態への対応と原発の安全管理体制を見直す必要があると強調した。
またこの日、福島原発事故への対応を協議するため、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長らと国連本部で会議を開催。各国に対し、この事故を教訓とし、原発の安全強化のため適切な対策を取るよう求めたことを明らかにした。