東京電力は23日夜、福島第1原子力発電所5号機で同日午後5時20分ごろ海水を使う冷却ポンプが動かなくなったと発表した。高圧電源車から外部電源に切り替える作業中に何らかのトラブルが発生したもようだ。 5号機は原子炉の水の温度がセ氏100度未満で安定しているが、現状のまま放置すると温度が上昇に転じる可能性がある。24日昼までに新しいポンプに取り換え冷却機能を回復させる予定。