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2011/01/19

【目黒老夫妻殺傷事件】 大原さんを刺した男とよく似た人物がJR恵比寿駅(渋谷区)付近の喫茶店に出入りするなど事件前の約3時間にわたって同駅周辺に滞在

犯行前、恵比寿駅に3時間 時間調整図る? 
2011.1.19 02:00



 東京都目黒区の元会社役員、大原道夫さん(87)夫妻が殺傷された事件で、大原さんを刺した男とよく似た人物が、JR恵比寿駅(渋谷区)付近の喫茶店に出入りするなど、事件前の約3時間にわたって同駅周辺に滞在していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁目黒署捜査本部は、大原さんが買い物から帰宅する時間帯を把握した上で時間調整を図ったとみている。

 捜査関係者によると、10日午後1時ごろ、恵比寿駅の防犯カメラに、大原さんを刺した男と酷似する身長約160センチの黒いジャンパー姿の男が映っていた。防犯カメラの解析や目撃情報から、男は駅到着後、持っていたボストンバッグを同駅西口のコインロッカーに一時的に保管し、近くの喫茶店に出入りするなどしたという。

 男はバッグを取り出した後、同午後4時過ぎに東京メトロ日比谷線恵比寿駅から乗車。事件直前に1駅先の中目黒駅に到着し、まっすぐ大原さん方に向かったとみられている。

 大原さんは事件の約40分前に自宅近くのスーパーマーケットで買い物し、同午後4時10分から20分ごろの間に帰宅。普段からこの時間帯に買い物を済ませていたといい、男が大原さんの生活パターンを把握していた疑いが強まった。

 男は同午後4時40分ごろ、自宅玄関で大原さんを襲撃。男は大原さん方脇の路地を抜けて中目黒駅に向かい、同駅の防犯カメラには同午後5時ごろ、改札を通過する男の姿が映っていた。

 捜査本部は恵比寿駅のコインロッカー付近の指紋を採取し、大原さん方の階段の手すりから採取された複数の指紋と一致するかどうか照合。一方、同駅に接続するJR線各駅などの防犯カメラ映像の解析を進め、男の移動経路特定を急いでいる。