【ローマ=末続哲也】ローマ法王ベネディクト16世が3月下旬にキューバを訪れる際、フィデル・カストロ前国家評議会議長(85)との会談を求めていることがわかった。
ロイター通信が18日、ローマ法王庁(バチカン)高官の話として伝えた。実現するかは、カストロ氏の健康次第という。
カストロ氏は2006年に病気で倒れ、08年に議長職から引退。最近は公の場に出ることはまれだ。法王は3月23日からメキシコを、同26日からキューバを訪問する。
ローマ法王のキューバ訪問は、1998年のヨハネ・パウロ2世以来。
(2012年2月19日21時16分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120219-OYT1T00585.htm