福島県は8日、県の1月1日時点の推計人口が、前年から4万4147人減り198万2991人となったと発表した。県は「戦後最大の下げ幅」としており、津波による死者や、東京電力福島第1原発事故後に県外への転出が相次いだことが影響したとみている。
これまで下げ幅が最大だったのは、高度経済成長で人口が首都圏に流出した1959~60年で、約3万6千人の減少だった。
昨年1年間の県外転出者は5万7822人、転入者は2万4662人で、3万3160人の転出超過。転出先としては、東京都が最も多く8777人、次いで宮城県が7229人、神奈川県の4947人と続いた。
2012/03/08 22:16 【共同通信】
2012/03/08
福島県、震災と原発事故による人口減 「戦後最大の下げ幅」
福島の人口減、戦後最大 震災、原発事故が原因
【福島第1原発事故】 4月に避難区域を見直し 田村市、楢葉町、川内村はいきなり避難指示解除も
福島第1原発事故 避難区域、4月に放射線量により新たに3区域に見直しへ
福島第1原発事故にともなう避難区域は4月、放射線量によって新たに3つの区域に見直される。
FNNでは、対象となる市町村の区割り案の資料を入手した。
FNNが入手した資料によると、年間50ミリシーベルト(mSv)以上の帰還困難区域に該当する地域は赤、20ミリシーベルト以上の居住制限区域は黄色、20ミリシーベルト以下の避難指示解除準備区域は、緑や青で示されている。
政府は、航空モニタリングの結果をもとに、字単位で区割りする考え。
浪江町津島の福島第1原発から30kmのゲート付近では、震災から1年たつ今も、線量計は毎時3.3マイクロシーベルト(μSv)前後を差している。
ゲートから先は、モニタリングの地図上でいうと、帰還困難区域に該当する可能性がある。
浪江町では、山側と海側で放射線量が大きく異なり、同じ町内でも3つに分けられるなど、対象となる福島県の11市町村の多くが分断される可能性がある。
政府は、自治体や住民の意見をふまえたうえで、新たな避難区域を設定する方針。
(03/08 12:07 福島テレビ)
東日本大震災の余震7224回 引き続き大きな揺れや津波に警戒を=気象庁
M7以上余震、1年に6回=「引き続き注意」-気象庁
気象庁は8日、東日本大震災の巨大地震について、1年間の余震状況を発表した。昨年3月11日の本震は国内観測史上最大のマグニチュード(M)9.0だったが、余震は広範囲で発生し、M7.0以上が6回、M6.0以上が97回、M5.0以上が599回となった。最大震度4以上を観測した余震は231回に上った。
同庁は「M7以上の余震の可能性は低くなったが、発生地点によっては最大震度5弱以上の揺れや津波の恐れもあり、引き続き注意してほしい」としている。(2012/03/08-18:21)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012030800849
昨年9月に解除された緊急時避難準備区域(福島県南相馬市、田村市、川内村、広野町など)の慰謝料を8月末で打ち切り=原子力損害賠償紛争審査会
慰謝料、8月末打ち切りも=旧緊急時避難準備区域-原子力損害賠償紛争審
東京電力福島第1原発事故の賠償範囲を検討する原子力損害賠償紛争審査会(会長・能見善久学習院大教授)は8日、新たな賠償指針策定に向けて詰めの議論を行った。旧緊急時避難準備区域の住民に対する月額10万円の慰謝料については、同区域の設定が昨年9月30日に一括解除され、インフラ復旧も進んでいるとして、今年8月末を目安に支給を打ち切る案が有力となった。
福島第1原発の半径20~30キロ圏内に政府が設定した同区域には、福島県南相馬市、田村市、川内村、広野町などが含まれる。8月末とする根拠について審査会は、2学期から学校に通える環境が整うことなどを挙げた。ただ、「経済の活発化は期待できず、医療体制への不安も強い」と支給終了の時期を示すのは尚早との意見もあり、能見会長は「インフラが整っていなければ見直しもあり得る。ADR(裁判外紛争解決手続き)での個別救済も可能だ」との考えを示した。(2012/03/08-20:04)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012030800960
アノニマスのイタリア支部がバチカンのサイトを攻撃
ハッカー集団、バチカンのサイト攻撃=カトリック教会の腐敗糾弾
【ジュネーブ時事】国際ハッカー集団「アノニマス」は7日、バチカン(ローマ法王庁)のサイトを攻撃したとする声明を発表した。カトリック教会で腐敗が広がっていることへの抗議としており、同サイトはアクセスできない状態になった。
AFP通信によると、アノニマスは声明で「利益追求団体であるバチカンの教義や礼拝、愚かで時代錯誤的な思想に対抗するために攻撃した」と主張。キリスト教や信者への反発ではなく、あくまで腐敗したローマカトリック教会への意思表示だとしている。(2012/03/08-06:42)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012030800080
原子炉建屋に入ると、白いもやのような蒸気が充満していたという。手持ちの線量計は振り切れ、目に飛び込んできた値は、1,000m㏜
「3.11」を超えて 福島第1原発事故の発生時に何が起きていたかを検証しました。
被災地の現状をお伝えする、「3.11」を超えて。
福島第1原発は、津波によって全ての電源が失われ、原子炉の冷却ができずに水素爆発を引き起こしました。
FNNが独自に入手した関係者の証言や、内部資料をもとに、あの時、何が起きていたのか検証しました。
登録:
投稿 (Atom)