海江田経済産業大臣は、静岡県の浜岡原子力発電所を視察し、定期点検中の3号機の運転再開について「結論を出すのは5月上旬」と述べ、近く方針を示す考えを明らかにしました。
浜岡原発3号機を巡っては、中部電力が7月に運転を再開させたいとしていますが、津波対策が不十分だとして、静岡県や地元自治体は慎重な姿勢を示しています。(05日19:36)
2011/05/05
浜岡原発3号機再稼働問題 海江田経済産業大臣、「結論を出すのは5月上旬」
浜岡原発3号機 「結論は5月上旬に」
向和夫原子力機構敦賀本部長代理は「緊張感を持ち異常な状態を解消したい」と語り、11年度中に40%出力確認試験を始める姿勢を崩していない。
福島事故で試験工程に不透明感 「もんじゅ」運転再開1年
(2011年5月5日午後3時10分)
(2011年5月5日午後3時10分)
高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)が運転再開して6日で1年となる。日本原子力研究開発機構は性能試験(試運転)の第1段階に当たる炉心確認試験を終えたものの、原子炉容器内に炉内中継装置が落下。回収作業は難航し、5、6月中に引き抜く方向で準備を進めている。そんな中、東京電力福島第1原発事故が起き、2011年度内の開始を目指す40%出力確認試験の工程がどうなるかは不透明感が漂う。原発の安全対策強化だけでなく、国はエネルギー政策見直しに踏み出すともみられ、高速増殖炉の開発意義自体が再び揺らぎかねない状況だ。
登録:
投稿 (Atom)