謎多き池口恵観氏の素顔 総連本部落札の最福寺法主 5度の訪朝で要人とも接触…
2013.03.27
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物の競売について宗教法人「最福寺」(鹿児島市)が45億1900万円で落札した。最福寺「法主(ほっす)」の池口恵観(いけぐち・えかん)氏(76)は「炎の護摩行」で有名で、政界に顔が広く「永田町の怪僧」との異名を取る。一方、北朝鮮への渡航歴が複数あり、落札後は総連への貸し出しも検討したいとしている。その真意と巨額資金の出どころは-。
池口氏が法主を務める最福寺は、元プロ野球の金本知憲氏や阪神の新井貴浩選手ら有名アスリートが、オフシーズンに護摩行に訪れることで知られる。
「池口氏は、真言密教の道を究めた大僧正で過酷な護摩行をこなす姿から『炎の行者』と呼ばれている。スポーツ界のみならず政財界などにも豊富な人脈を持ち、安倍晋三首相や鳩山由紀夫元首相と親交があるほか、小泉純一郎元首相らの『指南役』も務めたとされる」(同氏を知る関係者)
宗教家の立場から医療のあるべき姿を講演や著作で説き、1999年には山口大医学部から医学博士号を贈られた。
総連本部は「最福寺」が落札 法主の池口氏は清原和博氏や角川春樹氏ら幅広い人脈
2013.03.26