やはり1号機だけではありませんでした。福島第一原発2号機と3号機のメルトダウンが起きていたことを、東京電力がようやく認めました。
「政府のもともとの事故に対する見込みの甘さがあった。反省しております」(細野豪志首相補佐官)
24日に公表された東京電力の報告書によりますと、メルトダウンは1号機で地震発生の4時間後に、3号機で42時間後、2号機で77時間後に始まっています。この差は、2号機と3号機で緊急の冷却装置がバッテリーが切れるまで作動していたため生じました。
2011/05/24
1号機の原子炉建屋内では、燃料棒の表面にあるジルコニウムが高温になり水と反応、水素が発生しました。その量は800キログラム。
福島第一原発、メルトスルーの可能性も
水谷元会長、「同社が小沢氏側に裏金1億円を提供することを了解した」と認める一方で、「その場に立ち会っておらず、本当に金が届いたか分からない」とも証言
裏金「届いたか分からない」 陸山会公判で水谷元会長
2011年5月24日22時29分
2011年5月24日22時29分
小沢一郎・元民主党代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判が24日、東京地裁であり、中堅ゼネコン「水谷建設」の水谷功元会長(66)が証人として出廷した。元会長は「同社が小沢氏側に裏金1億円を提供することを了解した」と認める一方で、「その場に立ち会っておらず、本当に金が届いたか分からない」とも証言した。
これまでの公判で同社の川村尚元社長(54)は、(1)2004年10月15日に元秘書で衆院議員の石川知裕被告(37)に5千万円(2)05年4月中旬に元秘書の大久保隆規被告(49)に5千万円を渡した――と証言。元秘書らはこれらの受領を否定している。
水谷元会長の証言によると、小沢氏の地元の「胆沢ダム」(岩手県奥州市)の建設工事をめぐり、下請け会社の共同企業体を取り仕切る「幹事会社」に選ばれるよう同社は小沢氏側に働きかけていたという。
同社が裏金を渡す際には、単独ではなく「見届け人」をつけて、授受を確認できる態勢をとっていたという。しかし、川村元社長の証言によれば、04年10月の授受の際には「見届け人」がついておらず、水谷元会長は「ちょっと考えづらい」と弁護側に有利な証言をした。
水谷建設元会長、「私が手配したが、大久保さんに渡したと報告を受けていた」
水谷建設元会長、16年の裏金提供は「大久保さんに渡したと聞いていた」元社長と食い違う証言
2011.5.24 21:24
2011.5.24 21:24
小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(37)、元公設第1秘書、大久保隆規被告(49)ら元秘書3人の第13回公判が24日、東京地裁(登石郁朗裁判長)で開かれ、中堅ゼネコン「水谷建設」の水谷功元会長(66)が出廷。川村尚元社長(54)が「平成16年10月に石川さんに手渡した」と証言した現金5千万円について「私が手配したが、大久保さんに渡したと報告を受けていた」と述べた。
法廷で「16年10月と17年4月に、元秘書側に計1億円を提供した」と、裏金提供を認めた川村元社長と食い違う内容。弁護側は「石川氏に裏金が渡ったとする検察側主張を覆す証言」とする一方、検察側は「(現金の手配や授受の報告は)こちらの主張を補強した」と受け止めており、裁判所の判断が注目される。
水谷元会長は、ダム関連工事の受注をめぐり、小沢元代表の事務所側へ1億円を提供することになったとの報告を川村元社長から受け、了承したという。
受け渡しには、元専務を立ち会わせるつもりだったにもかかわらず、川村元社長が単独で石川被告に手渡したと証言しているため、経緯に「不明朗な点がある」と述べた。
また、現金授受の現場となったホテルに川村元社長を送迎したとされる同社の元運転手も出廷。「その日に送った記憶はない。もっと後だった」と証言した。
1号機~3号機、鋼鉄製の格納容器も、地震後24時間以内に損傷していた可能性
格納容器本体も損傷か…地震後24時間内で
東京電力は、福島第一原子力発電所の炉心溶融(メルトダウン)について詳しいデータ解析を行い、1~3号機では、圧力容器だけではなく、その外側を覆う鋼鉄製の格納容器も、地震後24時間以内に損傷していた可能性があることが分かった。
解析結果の報告書は23日に経済産業省原子力安全・保安院に提出された。
報告書によると、東電が原子炉の運転データに基づいて地震後の圧力などの状況を詳しく計算したところ、1号機では、緊急冷却用の「非常用復水器」が十分に働かず、炉心溶融の進行によって、地震後15時間で圧力容器の底部が破損。炉心溶融に伴って格納容器の温度も上がり、同18時間で設計温度の138度を大幅に上回る約300度に達した。温度はその後も上がり続けたと推定される。
格納容器は、運転時に300度近い高温と70気圧もの高圧にさらされる圧力容器と異なり、設計上の温度・圧力条件が低く設定されている。300度を超す高温では、格納容器で配管や機器の貫通部を密閉しているゴムや金属が耐えられずに劣化してしまい、放射性物質を含んだ蒸気が漏れ出したとみられる。
(2011年5月24日21時53分 読売新聞)
菅首相の退陣に向けた流れができていくのか、あるいは党内融和へと向かうのか。党内情勢は混沌とした状態
民主党・渡部氏、小沢元代表と合同誕生日会
2011年5月24日 18:36
2011年5月24日 18:36
民主党・渡部恒三最高顧問は24日、菅首相への批判を強める民主党・小沢一郎元代表と3年ぶりとなる合同誕生日会を開催した。
東北地方の支援も兼ねて、小沢氏と渡部氏の合同誕生会が復活したわけだが、これは取りも直さず、前回の民主党代表選で菅首相を支持し、脱小沢路線を後押しした渡部氏でさえも、東日本大震災や福島第一原発事故への対応をめぐり、菅首相に不満を募らせているからに他ならない。民主党内には、この会合をきっかけに2人を軸にした新たな結集につながるのでは、という声もささやかれている。渡部氏は「この国の政治に対する国民の信用が今ほどないことはない。最後のご奉公をしたいと思っている」と話している。
一方、民主党の動揺は広がりを見せている。先に離党を表明した民主党・横粂勝仁衆議院議員が24日午後、会見を開き、「現状において、内閣不信任案に賛成の方向性」と述べた。執行部は、横粂氏の動きが党内の中間派に波及することを警戒して慰留しているが、横粂氏の決意は固いようだ。
菅首相の退陣に向けた流れができていくのか、あるいは党内融和へと向かうのか。党内情勢は混沌(こんとん)とした状態が続いている。
元運転手は「その日に元社長をホテルまで送った記憶はない。検察官に(送ったという内容の)調書の訂正を求めたが断られた」と証言
元運転手「ホテルに送った記憶ない」 陸山会事件公判
2011年5月24日15時58分
2011年5月24日15時58分
小沢一郎・元民主党代表の政治資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判が24日、東京地裁であり、中堅ゼネコン「水谷建設」の元運転手が証人として出廷した。同社の元社長は「2004年10月15日に東京都内のホテルで、小沢氏の元秘書に裏金5千万円を渡した」と証言しているが、元運転手は「その日に元社長をホテルまで送った記憶はない。検察官に(送ったという内容の)調書の訂正を求めたが断られた」と証言した。
同社の川村尚元社長(54)はこれまでの公判で、衆院議員で元秘書の石川知裕被告(37)=政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴=に5千万円を渡した、と証言している。この授受があったとされる日の元運転手の手帳には「12時10分 東京駅迎え 社長」とあった。元運転手はこの記載をもとに「東京駅で川村元社長を迎えて東京支店に戻ったと思うが、以後は覚えていない」と証言した。
捜査段階の元運転手の供述調書には、元社長をこの日にホテルに送ったとする記載があった。元運転手は「よく覚えていないのに、検察官から強制的に『サインしてもらわないと困る』と言われた。何度言っても訂正してもらえなかった」と話した。
2010年3月、複数の警視庁OBが再就職しているが、このうちの1人が、捜査が行われている間、事件担当の捜査員と携帯電話などで頻繁に連絡を取り合っていた
品川美容外科捜査資料漏えい疑惑 捜査員と病院の警視庁OB、捜査中に連絡取り合う
警視庁捜査1課の捜査資料のコピーが家宅捜索先の「品川美容外科」で見つかった問題で、事件を担当していた捜査員と病院に再就職した警視庁OBが、捜査が行われている間、携帯電話などで頻繁に連絡を取り合っていたことがわかった。
この問題は、東京・豊島区の品川美容外科・池袋院で、女性患者が手術の2日後に死亡した医療過誤事件で、警視庁が2011年3月に行った病院への家宅捜索で、警視庁の捜査資料のコピーが見つかり、捜査員による情報漏えいの疑いが持たれているもの。
品川美容外科には2010年3月、複数の警視庁OBが再就職しているが、このうちの1人が、捜査が行われている間、事件担当の捜査員と携帯電話などで頻繁に連絡を取り合っていたことが新たにわかった。
警視庁は、事件捜査以外の目的で、お互いに連絡を取っていた疑いもあるとみて、捜査資料が漏えいしたルートについて捜査している。
(05/24 12:13)
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