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2009/12/24

「友愛政経懇話会」の虚偽記載額は3億7200万円以上

首相元公設秘書を在宅起訴 3億7千万円の虚偽記載罪
2009.12.24 15:18

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、東京地検特捜部は24日、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で、懇話会の会計事務担当だった鳩山氏の勝場啓二元公設第1秘書(59)を在宅起訴した。虚偽記載額は鳩山氏の関連政治団体分も含め、約3億7200万円に上るとみられる。会計責任者だった芳賀大輔元政策秘書(55)については同法違反(重大な過失)罪で略式起訴し、鳩山氏本人は虚偽記載に関与していなかったとして嫌疑不十分で不起訴処分とした。