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2012/01/22

菅内閣、最悪シナリオ 「ものすごい内容だったので、文書はなかったことにした」

【最悪シナリオを封印】 菅政権「なかったことに」  大量放出1年と想定  民間原発事故調が追及
公文書として扱われず

 東京電力福島第1原発事故で作業員全員が退避せざるを得なくなった場合、放射性物質の断続的な大量放出が約1年続くとする「最悪シナリオ」を記した文書が昨年3月下旬、当時の菅直人首相ら一握りの政権幹部に首相執務室で示された後、「なかったこと」として封印され、昨年末まで公文書として扱われていなかったことが21日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。





復興庁事務次官に元国土交通事務次官の峰久幸義氏を起用へ

復興庁初代次官に峰久氏=政府方針
 政府は22日、2月10日に発足する予定の復興庁の初代事務次官に元国土交通事務次官で東日本大震災復興対策本部事務局長の峰久幸義氏を充てる方針を固めた。野田佳彦首相は、平野達男復興担当相を復興庁の専任相に横滑りさせる方針で、復興本部事務局で平野氏を支えてきた峰久氏の起用が適当と判断した。(2012/01/22-21:14)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201201/2012012200167


仙台市潜伏中の1996年2月には、斎藤容疑者が知人に預けた金を回収するため上京しており、資金に余裕はなかったとみられる。

「誰かばう?」謎残る逃走生活=教団支援の有無解明―銃撃事件で聴取も・平田容疑者
2012年01月20日

公証役場事務長に対する逮捕監禁罪で起訴されたオウム真理教(現アレフ)元幹部平田信容疑者(46)。警視庁の調べにはほとんど口を開かず、17年近い逃走生活にはまだ謎も残る。同庁は今後、教団関係者の支援の有無や警察庁長官銃撃事件への関与について、本格的に事情を聴く方針だ。

 「迷惑がかかる」。平田容疑者は出頭直後から逃走生活の説明をほぼ拒否。当初は斎藤明美容疑者(49)=犯人蔵匿容疑で逮捕=の存在を隠す目的とみられたが、同容疑者の自首後も態度は変わらず、捜査幹部は「他に誰かかばっているのではないか」といぶかる。

 別の捜査幹部は、斎藤容疑者が自首の際に提出した現金800万円の出所を疑問視する。同容疑者は「平田容疑者が教団から渡された逃走資金1000万円の残りと大阪でためた金」と説明するが、仙台市潜伏中の1996年2月には、斎藤容疑者が知人に預けた金を回収するため上京しており、資金に余裕はなかったとみられる。

 斎藤容疑者の月収は家賃を引くと十数万円。整骨院就職後に全てためた場合、その中から約5万円貯金した計算で、同幹部は「貯蓄本が出せる」と他からの支援を疑う。

 800万円は全て2004年以降に発行された現行一万円札で、旧紙幣の逃走資金は斎藤容疑者の給与と入れ替え、痕跡を消したことも分かった。

 公安関係者などによると、平田容疑者は逃走前に大阪市内の教団施設にいた。また、東大阪市の潜伏先近くにはアレフなどの施設があり、元信者も多く住むという。

 95年3月の長官銃撃事件についても、似た人物の目撃情報に加え「平田容疑者から『事件後フェリーから銃を捨てた』と聞いた」との元信者の証言もある。同容疑者は関与や発言を否定するが、捜査関係者には「何か事情を知っているのではないか」との見方も根強い。(了)

平田信(ひらた・まこと)、斎藤明美(さいとう・あけみ)

[時事通信社]


http://news.toremaga.com/nation/nnews/379482.html