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2010/10/12

原子力機構は今月1日に公表した「中間報告」で、回転防止措置の不備が「(落下の)直接原因」とした。

もんじゅ、設計ミスで装置落下か 調査長期化も
 高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)原子炉容器内で8月に起きた装置落下事故は、機器の設計ミスが原因だった疑いが強まっている。万全の対策を望む声が上がる中、日本原子力研究開発機構は装置を回収して原子炉への影響を調べる予定だが、調査は長期化の可能性も出ている。

 事故は、本年度の「炉心確認試験」を終えて約1カ月後の8月26日に発生。炉内に運んだ燃料を燃料交換装置に移す重さ3・3トン、全長12メートルの筒状の「炉内中継装置」が、炉内で高さ2メートルにつり上げた位置から落ちた。

 装置をつり上げる器具の、ツメの部分を開閉する押し棒が回転してしまい、ツメが十分に開かなかったのが原因。ほかに14基ある同様のつり上げ器具と比べ、押し棒の回転防止策が不十分だったことが分かり、原子力機構は今月1日に公表した「中間報告」で、回転防止措置の不備が「(落下の)直接原因」とした。

2010/10/12 16:39 【共同通信】



カルザイ政権とタリバンが非公式のハイレベル秘密交渉

対タリバン交渉「だいぶ前から」=米テレビに認める-アフガン大統領
 【ニューデリー時事】アフガニスタンのカルザイ大統領は12日までに米CNNテレビのトーク番組収録に応じ、アフガンの反政府武装勢力タリバンとの非公式対話を前々から行っていることを明らかにした。
 米紙ワシントン・ポストは先に、アフガン政府がタリバン最高指導者オマル師の了解を得た代表者らとハイレベルの秘密交渉を始めたと報道。大統領はこれについて問われ「公式な形ではなく、だいぶ前から接触は続けている」と述べ、交渉の存在を認めた。(2010/10/12-06:36)

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a5%ab%a5%eb%a5%b6%a5%a4&k=201010/2010101200054