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2011/04/04

兵庫県産の野菜、果物の輸入を即日停止=シンガポール

兵庫産野菜も輸入停止=キャベツから放射性物資―シンガポール
2011年4月4日22時6分
【シンガポール時事】シンガポール農畜産物管理庁は4日、福島第1原発事故を受けて導入した日本産輸入食品に対する放射能検査で、兵庫県産のキャベツから放射性ヨウ素131などを検出したため、兵庫産の野菜、果物の輸入を即日停止すると発表した。シンガポールによる日本産食品の輸入停止対象は11都県となった。


 同庁によると、このキャベツは今月2日にシンガポールに到着したもので、放射性物質のヨウ素131をサンプル1キロ当たり118ベクレル、セシウム134を同36ベクレル、セシウム137を同40ベクレルそれぞれ検出した。いずれも日本政府の暫定規制値を大きく下回る水準だが、ヨウ素131の検出量はシンガポールが参考にする国際ガイドラインの同100ベクレル以下という基準を上回っている。 


[時事通信社]




静岡産野菜など輸入停止=小松菜から放射性物質-シンガポール
2011年4月1日0時6分
【シンガポール時事】シンガポール政府は31日、福島第1原発事故を受けて実施している日本産輸入食品に対する放射能検査で、静岡県産の小松菜からヨウ素131など3種類の放射性物質を新たに検出したため、静岡産の野菜、果物の輸入を即日停止すると発表した。

 同国政府によると、静岡産小松菜の放射性物質の検出量は、ヨウ素131がサンプル1キロ当たり648ベクレル、セシウム134が同155ベクレル、セシウム137が同187ベクレル。このうちヨウ素131の量は、シンガポール政府が参照する国際ガイドラインの1キロ当たり100ベクレル以下という基準を上回っている。

 日本産食品に関してシンガポールは24日に福島、茨城、栃木、群馬の4県産の牛乳、乳製品、果物、野菜、魚介類、肉類の輸入停止を決めたのに続き、千葉、愛媛、神奈川、東京、埼玉の5都県の野菜、果物の輸入停止も相次いで決定。同国の輸入停止措置は静岡県で10都県に広がった。 


[時事通信社]






2011年3月30日