ロシアが北朝鮮を名指し非難 延坪島砲撃で初
【モスクワ共同】ロシア外務省は29日、ボロダフキン外務次官が韓国の駐ロシア大使と会談したと発表、この中で「ロシアは、北朝鮮による韓国領内への砲撃は非難されるべきだとの立場を確認した」と明らかにした。砲撃をめぐりロシアが北朝鮮を名指しで非難するのは初めて。
砲撃をめぐってはラブロフ外相が23日、名指しを避けながら、「(砲撃を)開始した者は重大な責任を負わなければならない」と述べて、事実上北朝鮮側を非難していた。
ロシア外務省の発表文は同時に、南北双方が緊張緩和のため努力すべきだとの立場を示したとしている。
2010/11/30 01:50 【共同通信】