北朝鮮、世界各地の大使館など在外公館に対し「禁足令」 本国の「重要発表」に備えるよう命じる
何かが起きた?北朝鮮が在外公館に「禁足令」
北朝鮮が、世界各地の大使館など在外公館に対し、職員の出張を控え、本国の「重要発表」に備えるよう命じる「禁足令」を出していることが17日、分かった。
複数の関係者が明らかにした。数日以内に発令されたと見られる。関係者の間では重要発表について、「南北関係か、金正日(キムジョンイル)総書記の健康関連の話ではないか」との見方が出ている。
(2008年10月18日03時04分 読売新聞)
北の急変に備え非公式協議を=日米韓中の調整提唱-前NSC部長
【ワシントン15日時事】ビクター・チャ前米国家安全保障会議(NSC)アジア部長は15日、ワシントンで講演し、北朝鮮の金正日労働党総書記の重病説が流れる中、同国の事態急変に備え、日米韓中は非公式な対応協議に着手すべきだと提唱した。
チャ氏はこの中で、金総書記の健康悪化情報で同国の指導体制に変化が生じる可能性が高まったと分析。「派閥対立、暫定政権樹立などさまざまなシナリオが考えられる」と予想した。
その上で、「(北朝鮮が)危機的状況に陥った場合、他の国の意図を把握することが最も重要だ」とし、日米韓3国でまず北朝鮮の緊急事態を想定した対応を話し合い、さらに中国も加えて調整すべきだと述べた。(2008/10/16-07:38)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008101600135