2012年 03月 16日 09:58 JST
[ブリュッセル 15日 ロイター] ベルギーに本部を置く国際銀行間通信協会(SWIFT)は15日、核開発を進めるイランに対する制裁強化策の一環で、欧州連合(EU)のブラックリストに載っているイランの銀行を送金システムから排除すると発表した。欧州の監督当局の指示に基づく措置で、17日1600GMTから実施される。
SWIFTは1日当たり推定6兆ドル以上の決済情報を処理している。
[ブリュッセル 15日 ロイター] ベルギーに本部を置く国際銀行間通信協会(SWIFT)は15日、核開発を進めるイランに対する制裁強化策の一環で、欧州連合(EU)のブラックリストに載っているイランの銀行を送金システムから排除すると発表した。欧州の監督当局の指示に基づく措置で、17日1600GMTから実施される。
SWIFTは1日当たり推定6兆ドル以上の決済情報を処理している。
福島県は15日、県内の河川の魚から4月以降の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したとして、阿武隈川、久慈川の2水系と阿賀野川水系の一部で釣りを自粛するよう地元漁協を通じて要請した。
対象は阿武隈川水系がイワナ、久慈川水系がヤマメとウグイ、阿賀野川水系がコイとフナ。ヤマメとイワナは県全域で3月31日まで禁漁期間中。 県が3月に入り検査した結果、これら5種類の8検体で、1キログラム当たり108~360ベクレルを検出した。
2012/03/15 21:17 【共同通信】
【北京=安藤淳】十五日の新華社電によると、中国共産党中央委員会は、重慶市トップの薄熙来同市共産党委員会書記(62)=政治局員=の職を解き、後任に張徳江副首相(65)=政治局員=を充てる人事を決定した。
薄氏をめぐっては、側近だった王立軍副市長が二月上旬、四川省成都の米総領事館に駆け込んだ事件を受け、その動向に注目が集まっていた。同日の新華社電によると、王副市長も解任された。
東京電力福島第1原発事故発生5日目の昨年3月15日早朝、菅直人前首相が東電本店に乗り込み、現場からの作業員撤退をめぐり東電幹部らを厳しくしっ責する様子を記録した映像があることが14日、分かった。
国会が設置した福島第1原発事故調査委員会(委員長・黒川清元日本学術会議会長)が都内で開いた第6回委員会で明らかにした。
同委員会によると、東電本店や第1原発の免震重要棟をつなぐテレビ会議システムで録画されていた。菅前首相と当時の清水正孝東電社長が会談中、4号機で爆発が起き、第1原発の吉田昌郎所長(当時)がヘルメットをかぶる様子も写っていた。音声はない。
(3月14日 20:07)
民主党衆院議員らの街頭演説中、聴衆の女性の髪を引っ張ったとして、同党の50代の男性職員が警視庁丸の内署に事情聴取されていたことが14日、同署への取材で分かった。女性は被害届を提出しており、同署は近く暴行容疑で職員を書類送検する方針。
同署によると、13日午後5時40分ごろ、東京都千代田区有楽町の路上で、同党の近藤洋介衆院議員らが街頭演説した際、聴衆の30代女性がハンドマイクを使ってやじをとばした。近くにいた男性職員がやめるよう求め、髪を引っ張ったという。職員は「女性のマスクを外そうとしただけだ」と話しているという。(2012/03/14-12:39)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012031400460
今春から国が本格的に着手する東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染は、放射性物質汚染対処特別措置法に基づき、福島県内の自治体が詳細な計画の立案を急いでいる。これまでの公共施設に加え、今回から約6万世帯が所有する住宅や店舗も対象となるが、同法には想定されていない問題も山積している。【日下部聡】
東京電力福島第1原発事故で放出され地面に降り積もった放射性物質について、事故から3カ月後の昨年6月にはほとんどが地表から5センチまでの浅い場所にとどまっていたが、1年後の現在では10~30センチの深さまで浸透している可能性があるとの推定を、日本原子力研究開発機構のチームが14日までにまとめた。
東京電力は12日、福島第一原子力発電所1~3号機の事故直後の炉心状態の新たな解析結果を発表した。
解析結果は昨年5月にも公表されているが、原子炉の圧力など、実測値と合わない部分があったため、改めて解析した。
その結果、1号機の圧力容器の破損は昨年3月11日の地震発生から約11時間後の12日午前1時50分に始まったと推定され、従来の解析より4時間早くなった。
福島第1原発で最初の爆発が起きたのは、震災発生翌日の3月12日だった。
対策本部があった首相官邸の対応が、あらためて問われている。
野田佳彦首相(民主党代表)は12日の参院予算委員会で、党の外交担当に鳩山由紀夫元首相、新エネルギー政策担当に菅直人前首相を起用したことを明らかにした。これに関し、自民党の山本一太前参院政審会長は同委で「国民の認識とずれている」と批判した。
山本氏は「鳩山氏は普天間飛行場移設問題をむちゃくちゃにし、日米関係をガタガタにした張本人だ。菅氏は、(東京電力福島第1原発事故に関する)民間事故調査委員会の報告によれば、事故の人災の側面の中心を担った」と強調。「悪い冗談だと思った」と語り、首相に「撤回するつもりはないか」とただした。
首相は「鳩山氏(の人事)には、党外交という側面もある。菅氏には厳しい評価もあったが、東電の撤退を阻んだこと、(政府と東電の)統合連絡本部を作ったことへの一定の評価もあった」と説明した。 (2012/03/12-16:02)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012031200548
東日本大震災で150人が亡くなった福島県浪江町の遺族が、原発事故で救助活動が中断されたため家族を救うことができなかったとして、東京電力に責任を求めるための遺族会を発足させました。
1年前の大津波は、東北と関東の太平洋沿岸の南北500キロ以上にわたって高さ10メートルを超えていたことが専門家などの調査で分かりました。
1年前の3月11日の大津波について、専門家などの合同調査チームは、これまでに北日本から西日本にかけてのおよそ5200か所で沿岸に残った痕跡を手がかりに高さなどを調査しました。
土木学会の今月1日現在のまとめによりますと、青森県から茨城県にかけての太平洋沿岸の南北およそ530キロの範囲で、高さ10メートルを超える津波の痕跡が見つかりました。
特に、岩手県と宮城県の三陸海岸では、南北およそ200キロにわたって津波の高さが20メートルを超え、岩手県宮古市の姉吉漁港付近でおよそ39メートル、宮城県の南三陸町戸倉でおよそ33メートルの津波の跡が確認されました。
また、岩手県大船渡市の綾里湾では、陸地を駆け上がった津波の高さ「遡上高(そじょうこう)」がおよそ40メートルに達していました。
一方、福島県の沿岸のうち、原子力発電所の事故の影響で警戒区域となっている地域の津波について、先月、東京大学と福島県が調査した結果、富岡町では県内最大のおよそ21メートルの津波の痕跡が見つかったほか、双葉町でもおよそ17メートルに達するなど、広い範囲で10メートルを超えていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120311/t10013640021000.html
東京電力福島第一原子力発電所で世界最悪レベルの事故が起きてから1年、国や民間のさまざまな調査から津波対策の不備や、事故対応の不手際など多くの事実が明らかになってきています。
しかし、住民を避難に追いやった大量の放射性物質がどこから放出されたのかや地震の影響は本当になかったのかなど、事故の核心ともいえる部分はいまだに解明されておらず、課題は残されたままです。
東京電力福島第一原発事故の後、文部科学省が、放射性物質の濃度の実測値を基に原発からの放出量を推定する「逆算」に取りかかりながら、担当が原子力安全委員会に移ったとして作業をやめていたことが、同省の内部文書から分かった。
安全委が同じ方法による拡散予測を公開したのは、同省が中止した一週間後。同省が続けていればより早く予測が公開され、住民の被ばくを減らせた可能性がある。
昨年3月15日に東京電力福島第1原発4号機水素爆発で作業員の大半が退避した時点で、オバマ米政権が日本の対処能力を疑い、対日支援リスト提示や米軍特殊専門部隊投入など本格支援に踏み切ったことが10日、分かった。
米側が、東京に放射性物質が飛散する最悪事態を独自に予測、日本が3月25日に作成した最悪シナリオを即座に入手していたことも判明した。複数の米政府高官が共同通信に語った。
日本政府は最悪シナリオを国民に知らせず封印し、今年1月まで開示しなかった。
2012/03/10 19:11 【共同通信】
東日本大震災で、宮城県南三陸町には3階建ての防災対策庁舎を上回る巨大な津波が押し寄せ、屋上に避難した職員など40人以上が犠牲になりました。津波が町の庁舎を襲ったときの状況が、関係者への取材で初めて明らかになりました。
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表小沢一郎被告(69)の第15回公判が9日、東京地裁(大善文男だいぜん・ふみお裁判長)であり、検察官役の指定弁護士は「元秘書との共謀は明らか。刑事責任回避のために不合理な否認を繰り返し、反省の情は全くない」として禁錮3年を求刑した。
橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会が事実上の次期衆院選公約「維新八策」で掲げる相続税強化策に関し、不動産を含む遺産の全額徴収を検討していることが9日分かった。資産を残さない「一生涯使い切り型人生モデル」を提唱、消費を促す税制に転換し、経済活性化を図る狙い。ただ内部に異論もあり、協議を継続する考えだ。
国家元首は天皇と明示することも判明。同会は10日、大阪市で開く全体会議で協議した上で、八策の概要を公表する方針だ。現段階で数値目標はほとんど打ち出していないほか、実現可能性が疑われる項目もあり、24日開講の政治塾でも精査を続ける。
2012/03/10 01:29 【共同通信】
東京電力福島第1原発事故を受け、防災指針の抜本的見直しを進めてきた原子力安全委員会の作業部会は9日、「原発には過酷事故が起きれば深刻な事態を招く潜在的危険性がある」と明記した中間報告書をまとめた。3段階の緊急事態区分導入、避難準備区域の10キロ圏から30キロ圏への拡大、緊急対策拠点の分離が柱。
後継組織の原子力規制庁が策定する新指針に盛り込まれる見込みだが、国や自治体が早期に防災計画や関係法令を見直すよう求めている。
報告書の指針が採用されていれば、第1原発事故当日午後4時36分に東電が1、2号機の冷却機能喪失と判断した直後に「全面緊急事態」が宣言され、5キロ圏の住民が避難を開始。実際の3キロ圏避難指示より約4時間半早くなるという。(2012/03/09-22:52)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012030901095
東日本大震災に対処する会議の議事録がなかった問題で、政府は9日、福島第1原子力発電所の事故を受けた原子力災害対策本部などの議事概要を公表した。当時の閣僚らは「米スリーマイル事故が3つ重なった」「統率がとれていない」などと発言。情報不足から意見がかみ合わず、政府の意思決定は混迷。突然の大地震と原発事故の前に国の備えが機能不全に陥った様子がうかがえる。不十分な連絡体制は復旧を急ぐ現場と、政府・東京電力本店が再三衝突する形で表れた。
原発事故で避難指示などの重要な決定を行った、政府の「原子力災害対策本部」の議事録が作られていなかった問題で、聞き取りなどを基に作成した議事概要が公表されました。
事故直後から政府がメルトダウンに至る可能性を認識していたことなど、当時の状況の一端がわかる一方、避難など重要な決定の詳細なやり取りの記載はなく、政府の対応を検証することが困難な内容になっています。
宮城県南三陸町で、震災発生の際、住民に避難を呼びかけ、多くの命を救った防災無線の音声が完全な形で残っていることが分かりました。
亡くなった町職員の遠藤未希さんの呼びかけがすべて収録されているほか、呼びかけがどのような判断で行われていたかをうかがわせるものとなっています。
東京電力福島第1原発事故の1カ月後、福島県の0歳から80代の住民65人の甲状腺を調べたところ、50人から放射性ヨウ素が検出されたと、弘前大(青森県弘前市)の調査チームが9日、発表した。最大値は同県浪江町の成人で、87ミリシーベルトだった。
調査は昨年4月11~16日、浪江町の住民17人と、原発のある沿岸部から福島市内に避難した48人を対象に実施。事故翌日の3月12日にヨウ素を吸入したと仮定し、半減期を考慮して4月の実測値を補正、推計した。(2012/03/09-18:52)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012030900921
記録が残されていなかった政府の「原子力災害対策本部」の議事概要が作成され、緊急事態が宣言された去年3月11日夜の第1回の会議で「メルトダウンに至る可能性もある」という発言があり、政府が、事故発生直後から重大事故に至る可能性を認識していたことが分かりました。
【3月9日 AFP】米国務省がまとめた今年の『国際麻薬統制戦略報告書(International Narcotics Control Strategy Report)』で、マネーロンダリング(資金洗浄)に利用される恐れがあるとされる国や地域に、初めてバチカンが加えられた。
放射線医学総合研究所(千葉市)は、東京電力福島第1原発から北西や南に20~32キロ離れた福島県内の3地点で、事故で放出されたとみられるプルトニウム241を初めて検出したと、8日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」の電子版に発表した。
人体に影響のないレベルだが、プルトニウム241は他の同位体に比べて半減期が14年と比較的短く、崩壊してできるアメリシウム241は土壌を経由して主に豆類に取り込まれやすい。放医研は「内部被ばくを避けるためにも 原発20キロ圏内での分布状況を確かめる必要がある」としている。
昨年4~5月に採取した福島県飯舘村、浪江町の森林の落ち葉と、スポーツ施設で現在事故対応拠点となったJヴィレッジ(広野町など)の土から検出。他の同位体プルトニウム239(半減期2万4千年)、240(同6600年)も検出 、同位体の比率から今回の事故が原因と分かった。
濃度は、過去に行われた大気圏内核実験の影響により国内で検出されるプルトニウム241よりも高い。ただ半減期が短く、1960年代当時に核実験で飛来した濃度よりは低いレベルという。
プルトニウムは天然にはほとんど存在しない放射性物質で、原子炉では燃料のウランが中性子を吸収してできる。
(共同通信)
2012/03/08 23:07
岩手県大槌町吉里吉里の吉祥寺に、震災で犠牲になった子供の遺骨が安置されている。岩手、宮城、福島の3県で見つかった子供の遺体のうち、身元が分からないのはこの1体だけだ。約7カ月前から預かる住職の高橋英悟さん(39)は「早く家族の元に帰してあげたい」と願う。震災の犠牲者を弔う法要が営まれる10日、他の身元不明の遺骨と一緒に供養される。
福島県は8日、県の1月1日時点の推計人口が、前年から4万4147人減り198万2991人となったと発表した。県は「戦後最大の下げ幅」としており、津波による死者や、東京電力福島第1原発事故後に県外への転出が相次いだことが影響したとみている。
これまで下げ幅が最大だったのは、高度経済成長で人口が首都圏に流出した1959~60年で、約3万6千人の減少だった。
昨年1年間の県外転出者は5万7822人、転入者は2万4662人で、3万3160人の転出超過。転出先としては、東京都が最も多く8777人、次いで宮城県が7229人、神奈川県の4947人と続いた。
2012/03/08 22:16 【共同通信】
福島第1原発事故にともなう避難区域は4月、放射線量によって新たに3つの区域に見直される。
FNNでは、対象となる市町村の区割り案の資料を入手した。
FNNが入手した資料によると、年間50ミリシーベルト(mSv)以上の帰還困難区域に該当する地域は赤、20ミリシーベルト以上の居住制限区域は黄色、20ミリシーベルト以下の避難指示解除準備区域は、緑や青で示されている。
政府は、航空モニタリングの結果をもとに、字単位で区割りする考え。
浪江町津島の福島第1原発から30kmのゲート付近では、震災から1年たつ今も、線量計は毎時3.3マイクロシーベルト(μSv)前後を差している。
ゲートから先は、モニタリングの地図上でいうと、帰還困難区域に該当する可能性がある。
浪江町では、山側と海側で放射線量が大きく異なり、同じ町内でも3つに分けられるなど、対象となる福島県の11市町村の多くが分断される可能性がある。
政府は、自治体や住民の意見をふまえたうえで、新たな避難区域を設定する方針。
(03/08 12:07 福島テレビ)
気象庁は8日、東日本大震災の巨大地震について、1年間の余震状況を発表した。昨年3月11日の本震は国内観測史上最大のマグニチュード(M)9.0だったが、余震は広範囲で発生し、M7.0以上が6回、M6.0以上が97回、M5.0以上が599回となった。最大震度4以上を観測した余震は231回に上った。
同庁は「M7以上の余震の可能性は低くなったが、発生地点によっては最大震度5弱以上の揺れや津波の恐れもあり、引き続き注意してほしい」としている。(2012/03/08-18:21)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012030800849
東京電力福島第1原発事故の賠償範囲を検討する原子力損害賠償紛争審査会(会長・能見善久学習院大教授)は8日、新たな賠償指針策定に向けて詰めの議論を行った。旧緊急時避難準備区域の住民に対する月額10万円の慰謝料については、同区域の設定が昨年9月30日に一括解除され、インフラ復旧も進んでいるとして、今年8月末を目安に支給を打ち切る案が有力となった。
福島第1原発の半径20~30キロ圏内に政府が設定した同区域には、福島県南相馬市、田村市、川内村、広野町などが含まれる。8月末とする根拠について審査会は、2学期から学校に通える環境が整うことなどを挙げた。ただ、「経済の活発化は期待できず、医療体制への不安も強い」と支給終了の時期を示すのは尚早との意見もあり、能見会長は「インフラが整っていなければ見直しもあり得る。ADR(裁判外紛争解決手続き)での個別救済も可能だ」との考えを示した。(2012/03/08-20:04)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012030800960
【ジュネーブ時事】国際ハッカー集団「アノニマス」は7日、バチカン(ローマ法王庁)のサイトを攻撃したとする声明を発表した。カトリック教会で腐敗が広がっていることへの抗議としており、同サイトはアクセスできない状態になった。
AFP通信によると、アノニマスは声明で「利益追求団体であるバチカンの教義や礼拝、愚かで時代錯誤的な思想に対抗するために攻撃した」と主張。キリスト教や信者への反発ではなく、あくまで腐敗したローマカトリック教会への意思表示だとしている。(2012/03/08-06:42)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012030800080
被災地の現状をお伝えする、「3.11」を超えて。
福島第1原発は、津波によって全ての電源が失われ、原子炉の冷却ができずに水素爆発を引き起こしました。
FNNが独自に入手した関係者の証言や、内部資料をもとに、あの時、何が起きていたのか検証しました。
東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえて国がまとめた、安全対策の案について、電力会社側は、非常用の電源確保や、格納容器の損傷を防ぐための対策の中には、工事などに時間がかかるものがあるという見通しを示しました。
原発の安全対策は運転再開の判断とも密接に関わっており、国はいつまでにどのような対策を求めていくのか、十分な説明が求められます。
首都直下地震で、文部科学省の研究プロジェクトチームが7日、想定される18種類の地震のうち最大の被害をもたらすとされる「東京湾北部地震」が起きれば、東京23区の東部などで震度7になる恐れがあるとする分析結果を公表した。これまでは最大でも同6強だった。被害想定がどう変わるのかをまとめた。
去年3月の巨大地震以降の日本の地震活動を専門家が分析した結果、震源域での余震が次第に減っている一方で、震源域からやや離れた東北や関東北部の内陸などでは、依然として地震活動が活発であることが分かりました。
首都直下地震の防災対策のために進められてきた専門家グループの研究で、東京湾北部では、従来考えられていたよりも浅いところで地震が起きる可能性があることが分かりました。
大地震が起きた場合、湾岸地域などの一部で震度7の激しい揺れとなるおそれがあるとしています。
去年3月の巨大地震の揺れが、各地に広がったのとほぼ同時に、およそ80の別の地震が起きていたことが、専門家の解析で分かりました。
巨大地震の揺れによって、別の地震が誘発されたとみられています。
すべての日本人が、この番組を観たほうがよさそうだ。福島第一原発の事故直後の舞台裏を描いた、アメリカのテレビ局PBSのドキュメンタリー「Frontline: Inside Japan's Nuclear Meltdown」。先月、2月28日に放映されたものだが、ネットで無料で閲覧可能だ。英語のみの放送だが、ぜひ観てほしい。
東日本大震災の津波で宮城県南三陸町の防災対策庁舎にいた同町職員らが犠牲になったのは、佐藤仁町長(60)の対応に問題があったためだとして、町職員の遺族が6日、同町長について業務上過失致死容疑での告訴状を県警南三陸署に提出した。同署は、内容を精査した上で受理するかどうか検討するとしている。
同町によると、昨年3月11日、町は防災対策庁舎に災害対策本部を設置。その後、3階建ての屋上まで津波が押し寄せ、同町職員ら約40人が死亡した。(2012/03/06-13:34)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012030600477
経済産業省原子力安全・保安院や東京電力が国際的な基準に沿って津波などに対する安全対策を強化していれば、福島第1原発事故は防ぐことができたとする専門家による報告書を米シンクタンク、カーネギー国際平和財団が6日発表した。
報告書は各国の対策や国際原子力機関(IAEA)の指針を示した上で「日本は国際基準や対策事例の導入が遅れており、これが事故の原因となったことを示す証拠が多くある」と指摘。さらに「なぜ津波のリスクを過小評価したのかを探るのが最も重要な課題だ」と問題提起している。
報告書は、日本はIAEAの指針を十分に満たしておらず、福島第1原発は他の国の原発に比べて電源喪失による被害が起きやすかったと分析。「事故の責任の大部分を原発の運転員に押しつけるのは公正ではない」としている。(共同)
東電福島第1原発周辺の海で放射性セシウムの濃度の下がり方が遅いとの分析結果を、気象研究所の青山道夫主任研究官らが6日までにまとめた。事故で発生した高濃度の放射性物質を含む汚染水が、見えない部分から漏れ続けている可能性があるという。
事故後の昨年4月、海への汚染水の流出が発覚し、東電は地中に薬剤を入れて止めた。東電は「この3~4カ月は濃度低下が緩やかだが、昨年3月より大きく下がっている。11月ごろから下がりきったところで推移しており、漏えいがあるとは考えていない」としている。
青山さんらは、東電が測定した原発付近の海水の放射性セシウム濃度を分析。
2012/03/06 19:21 【共同通信】
3月11日の東日本大震災発生直後、大津波警報が赤く点滅するNHKのニュース画面を見ながら、広島県に住む中学2年の男子生徒=当時(14)=は「この画面をネットに流したら、助かる人がいるんじゃないか」と考えた。
その瞬間、脳裏を懸念と不安が駆け巡った。「相手はNHK、あとでどうなるか」。手持ちのiPhone(アイフォーン、高機能携帯電話)を使って動画投稿サイト「ユーストリーム」で配信した経験もほとんどなかった。しかし、母親が阪神大震災の被災者だったことが、少年の背中を押した。「今、東北には自分よりも不安を抱えている人がものすごい数いるんだ。自分がやらなければ」
[東京 5日 ロイター] 玄葉光一郎外相は、核開発を続けるイランに対する米国の制裁措
置に関して、イラン産原油の輸入削減を条件に、邦銀を米国防授権法の制裁対象から除外する方向で、今月中には合意できるのではないかとの認識を示した。5日、ロイターのインタビューに述べた。
イラン産原油輸入量の具体的な削減幅についての言及は避けたが、昨年上半期から下半期の減少幅は、過去5年間の平均削減幅を上回る16%減だったことを示し、これを念頭に米国と協議していることを示唆した。
経済産業省原子力安全・保安院は5日、東京電力福島第1原発の事故が発生してから1週間後、保安院などの分析チームが1~3号機で「炉心はすでに溶融している」という分析結果をまとめていたと発表した。この報告書は当時公表しておらず、「保安院内で情報を共有するためのものだった」と説明している。
保安院によると、分析チームは昨年3月18日、1~3号機について「炉心はすでに溶融し、外部から注水を続ける限りは安定した状態が継続していると評価する」とまとめた。4号機の使用済み燃料プールが損傷した場合の影響なども検討し「現在注力すべきは、燃料プールの水位回復」と報告した。
2012/03/05 19:41 【共同通信】
東京電力福島第一原子力発電所の事故で設定された福島県の避難区域内で、自宅などに取り残されて餓死した疑いの強い人が少なくとも5人いることがNHKの取材で分かりました。
警察や遺体の状況を調べた医師は、自力での避難や助けを求めることができず、取り残された可能性があると指摘しています。
京都市は5日、ソフトバンクの孫正義社長が進めるメガソーラー(大規模太陽光発電所)計画で、同市伏見区に約4200キロワットの太陽光発電所を建設すると発表した。ソフトバンクが東日本大震災後に打ち出したメガソーラー計画で、設置場所や規模が決まるのは初めて。実現すれば京都府内初のメガソーラーになる。
ソフトバンクの100%子会社「SBエナジー」が4月、市有地約9ヘクタールに着工し、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まる7月から順次運転を開始する。出力約4200キロワットは、一般家庭約1000世帯分の電力に相当する。太陽電池は京セラ製を採用した。京都市は発電事業が黒字になるまで地代を無料にする。
ソフトバンクは自治体と協力し、約800億円を投じ国内10カ所以上にメガソーラー建設を構想。35道府県約200カ所以上の候補地で選定を進めていた。【宇都宮裕一、太田裕之】
毎日新聞 2012年3月5日 12時24分(最終更新 3月5日 13時22分)
東京電力福島第1原発事故で避難した、原発周辺の特別養護老人ホームで、避難後死亡した入所者が前年同期(10年3月1日~11年1月1日)の死者の2倍近いことが福島県の調査で分かった。長時間移動による心身への負担や、受け入れ先での介護環境の急変が背景にあるとみられる。
原子力災害時に甲状腺がんを避けるための安定ヨウ素剤をめぐり、共同通信の全国アンケートに回答した自治体の83%は、住民への配布に不安を持っていることが4日、分かった。理由は「配布方法が定まっていない」「国から適切に指示があるか分からない」など多岐にわたり、内部被ばく対策に自治体の多くが苦慮している実態が浮かび上がった。
東京電力福島第1原発の事故発生当時、福島県の周辺自治体は備蓄していたが、政府から指針に基づく配布や服用の指示がなく、住民のほとんどに行き届かなかった。
2012/03/04 18:00 【共同通信】
東京電力は3日、原子炉圧力容器底部の温度計が先月故障した福島第一原子力発電所2号機で、別の温度計が異常値を示したため、新たに監視対象から外したと発表した。
東電は事故前、31個の温度計で2号機の圧力容器を監視していたが、使用可能なものはこれで15個に減った。経済産業省原子力安全・保安院は温度監視の代替手段の検討を求めており、東電は早ければ7月下旬にも新たな温度計を設置する。
(2012年3月3日19時39分 読売新聞)
企業年金運用会社のAIJ投資顧問(東京)が顧客の預かり資産約2千億円の大半を消失させた問題で、旧社会保険庁(現・日本年金機構)OBが複数の年金基金の幹部に、AIJに資金の運用を委託するよう勧めていたことが2日、このOBへの取材で分かった。
AIJは、OBが運営するコンサルタント会社に資本金の半分を出資。社員を派遣し給与も支払っており、密接な関係にあった。同庁の幹部23人が、1999年8月~2010年9月までの約11年間で、全国の厚生年金基金の常務理事などに天下りしていたことも判明、同庁OBのネットワークでAIJによる被害が拡大した可能性が出てきた。
2012/03/03 06:15 【共同通信】
【3月3日 AFP】東日本大震災による大津波からまもなく1年。大きな悲劇を乗り越えようと懸命な宮城県石巻市で「幽霊」が出るという噂が飛び交っている。
東日本大震災による津波襲来後に電源を失った東京電力福島第一原子力発電所1号機で、緊急冷却装置を電源喪失後1時間半で復旧できていれば、炉心溶融を回避できた可能性があることがわかった。
日本原子力研究開発機構の玉井秀定・副主任研究員らの研究チームが分析したもので、福井市で開かれる日本原子力学会で20日発表する。
冷却装置は「非常用復水器(IC)」と呼ばれ、電源がなくても蒸気などを使って原子炉を冷却できる。政府の事故調査・検証委員会の中間報告によると、電源喪失に伴い弁が閉じたため、復旧には弁を開ける必要があったが、東電幹部が弁の状況を誤認して対策を取らず、事故拡大につながった。
研究チームが電源喪失後の原子炉の水位や圧力をコンピューターで模擬計算した結果、閉まった弁を1時間半後までに開けていれば、冷却機能が働き、水位が維持されることがわかった。2基あるICは、計16時間作動するとされており、研究チームは「その間に代替の注水手段を確保するなどしていれば、炉心溶融を防げた可能性がある」としている。
(2012年3月3日14時37分 読売新聞)
東京電力福島第1原発事故5日目の昨年3月15日、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による放射性物質の拡散予測について、当時の高木義明文部科学相ら政務三役や文科省幹部が協議し「一般にはとても公表できない内容と判断」と記した内部文書が作成されていたことが2日、同省関係者への取材で分かった。
文科省は「事務方が作ったメモだが不正確。公表の具体的な判断はしなかった」と内容を一部否定している。
事故直後のSPEEDIの試算公表をめぐる文科省の議事録などは公表されていなかった。
2012/03/03 02:23 【共同通信】
林野庁は1日、福島県内の森林391地点で実施した落ち葉や土壌の放射性セシウム濃度の測定結果を公表した。最も濃度が高かったのは、浪江町入北沢の1平方メートル当たり856万ベクレル。同町や双葉町など、東京電力福島第1原発から北西方向の地域で高濃度のセシウムが検出され、地面に落ちた葉や枝の方が土壌より濃度が高い傾向が見られた。
環境省によると、これまで河川など水源の調査では、セシウムはほとんど検出されていない。豪雨などで落ち葉や土壌が流出した場合は汚染が拡大する恐れもあるが、通常の雨や雪解け水は地中にしみこむため、落ち葉などに付着したセシウムは流出しにくいという。
林野庁は住宅地などとの境目に近い森林の除染対策は示してきたが、全体の除染は手付かずになっている。落ち葉や土壌の流出を防ぐ柵の設置や、間伐などによる除染の効果を検証しており、4月をめどに結果をまとめる方針だ。
土壌の放射性セシウム濃度では、文部科学省が昨年約2200地点で実施した調査で、最大2946万ベクレル(福島県大熊町)が検出されている。
(共同通信)
2012/03/02 00:12
東日本大震災から間もなく1年。東京電力福島第1原発で起きた炉心溶融事故により、大量の放射性物質が放出された。福島県災害対策本部によると、現在も約16万人が自宅を離れての暮らしを強いられ、大地や海の汚染、農産物被害は依然深刻だ。事故はなぜ起きたのか。被災を免れた他の原発では再稼働に向けた動きが始まっているが、安全対策は万全なのか。福島第1のような事故はもう二度と起きないのだろうか。
【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)の機密文書館がことし開設400年を迎えたのを記念し、これまで門外不出だった同館所蔵の歴史的文書からより抜かれた約100点の一般公開が2月29日、ローマのカピトリーニ美術館で始まった。
目玉の一つは地球が太陽の周りを回っているという地動説を支持したイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが、異端審問にかけられた際の17世紀の裁判記録。ガリレオの署名がはっきりと確認できる。
ドイツの宗教改革者ルターに対する1521年の破門宣告書や、日本での宣教活動で知られるフランシスコ・ザビエルが17世紀に列聖された際の法王の教書も展示。
2012/03/01 09:21 【共同通信】
【ワシントン共同】米政府の科学諮問委員会は2月29日、生物テロへの悪用の恐れがあるとして日欧の科学者が公表を予定している鳥インフルエンザウイルスの遺伝子操作に関する論文の一部削除を要請した問題で、対応を再検討する会合を3月に開くことを明らかにした。公表による危険性が低いことを示唆する新たなデータが研究者から示されたためで、要請が撤回される可能性も出てきた。
米政府の意思決定に関わる米国立衛生研究所幹部がワシントンで開かれた研究集会で明らかにした。
遺伝子操作で人工的に作ったH5N1型のウイルスの感染力や毒性は、当初米政府が想定したよりも低いとみられる。
2012/03/01 11:22 【共同通信】
道医療薬務課は28日、「ハーブのお香」などとして、札幌市中央区のインターネット通信販売業者「瞑想堂」がインターネットで通信販売した「TARGET(ターゲット)」について、薬事法で製造や販売を禁止されている「違法ドラッグ」に当たると判断、27日付で販売中止と自主回収を指示したと発表した。「脱法ハーブ」とも呼ばれる違法ドラッグの販売が道内で確認されたのは初めて。同課はほか道内8店で違法ドラッグが販売されている可能性があるとして、立ち入り検査を行って調査している。
ターゲットは、1包3・0グラムあり、4000円で販売されていた。東京都が昨年11月、試し買いによる調査を行うため、この商品を購入。成分を調査した結果、指定薬物「JWH―203」を検出し、今月27日に道に通報した。JWH―203は、めまいや平衡感覚の障害を引き起こし、常用すると、不妊や胎児への影響がある。
道医療薬務課は同日、同社ホームページに記載のあった札幌市中央区の事務所住所を訪れたが、事務所の実態はなく、私書箱が置かれているだけだった。このため、私書箱の管理業者や瞑想堂のホームページを通じ、ターゲットの販売中止などを指示する警告文書を送った。同社側からは電子メールで「販売記録を確認する」との返信があり、ホームページ上の販売商品からターゲットが削除された。同課は今後、販売実績などを調べる方針だが、同社の所在地や健康被害は確認できていないという。
植物片に幻覚作用が出る薬物を混ぜ、「脱法ハーブ」「合法ハーブ」などとして販売される「違法ドラッグ」が全国で問題化。同課は立ち入り検査を行ったほかの8店について、販売製品に指定薬物などが含まれていないか調査している。
(2012年2月29日 読売新聞)
米国務省は29日、北朝鮮が米朝高官協議を踏まえ、核兵器開発と長距離ミサイル実験を一時凍結するとともに、国際原子力機関(IAEA)査察要員の受け入れに合意したと発表した。合意は北朝鮮が米朝関係の改善を図る上で意義深い一歩となる可能性を持つものだ。
この北朝鮮の措置と引き換えに、米側は24万トンの食料援助問題協議の前進を約束し、北朝鮮の新指導者である金正恩氏の体制を転覆させることは求めないとの声明を公式発表した。
【ソウル=宇恵一郎】北京で23、24日に開かれた、北朝鮮の核問題をめぐる米朝協議で、北朝鮮が提示したウラン濃縮停止確認のための新提案の内容が29日分かった。
米朝協議筋によると新提案は、北朝鮮の寧辺地区にある濃縮施設の運転を止めないまま、新たな濃縮材料は装填(そうてん)せず、これを国際原子力機関(IAEA)が監視、確認するというもの。
濃縮施設の稼働停止を拒否する理由について、北朝鮮の金桂寛(キムケグァン)第1外務次官らは、「核心機器の遠心分離器が破損する可能性があり危険だ」という技術上の問題を挙げたという。北朝鮮は、「ウラン濃縮は将来の原子力発電燃料生産のための平和利用」と主張しており、将来の再稼働を担保する狙いがあると消息筋はみている。
(2012年2月29日17時22分 読売新聞)
日本医師会(日医)は29日の定例記者会見で、東日本大震災の関連番組を放送する際には、発生時の映像や写真の使用を自粛するなど、トラウマ(心的外傷)を持つ被災者に配慮するよう求める申し入れ書を、NHKや日本民間放送連盟(民放連)などに提出することを明らかにした。
申し入れ書は3月1日付。震災から間もなく1年がたつことで、発生時の映像などが放送されることが見込まれるが、精神科医らが「津波の映像などは精神衛生的に好ましくない」と指摘しており、提出を決めたという。
幻覚などの作用をもたらすとされる「脱法ハーブ」について、東京都が都内の5つの店舗などで買取調査を実施し、お香などとして販売されていた6つの製品から麻薬成分が検出されたと発表しました。
また、ほかの11の製品からは薬事法で医療用途以外での販売が禁止された指定薬物が検出されたとのことです。
東京都は、健康に重大な被害を及ぼすおそれがあるとして店側に販売の中止を指示し、調べを進めています。(28日18:10)
去年3月の原発事故で、放射性物質の広がりを予測するシステム「SPEEDI」が住民の避難にいかされなかったことについて、菅前総理大臣ら、事故の対応を中心となって行った政治家たちが「所管する文部科学省などから説明を受けず、事故から数日たってもその存在すら知らなかった」と民間の事故調査委員会に対して証言していることが分かりました。
原子力事故が起きた際に放射性物質の拡散を予測するシステム「SPEEDI」は、開発・運用に120億円の費用が投じられながら、去年3月の原発事故で住民の避難に生かされず、政府の対応に批判が出ています。
これについて、28日に公表される民間事故調の報告書の中で、事故対応を中心になって行った菅前総理大臣ら5人の政治家が「所管する文部科学省などから説明がなく、事故から数日たってもその存在すら知らなかった」と証言していることが分かりました。
調査の対象となった5人のうち、当時の枝野官房長官と福山官房副長官は、2号機から大量の放射性物質が放出された去年3月15日ごろ、マスコミからの指摘で初めてSPEEDIの存在を知ったと話しているほか、当時の海江田経済産業大臣は「存在すら知らなかったので、データを早く持ってこいと言うことができなかった。本当にじくじたる思いだ」と述べたということです。
SPEEDIの説明がなかったことについて枝野前官房長官は「予測の計算に必要な放射性物質の放出に関する数値が得られなかったためデータの信頼性が低く、説明の必要はないと判断した」と文部科学省から報告を受けたと話しています。
これについて民間事故調は、28日公表する報告書で「SPEEDIは原発を立地する際、住民の安心を買うための『見せ玉』にすぎなかった」と厳しく批判したうえで「住民の被ばくの可能性を低減するため、最大限活用する姿勢が必要だった」と指摘しています。
また、災害時の情報発信に詳しい東京女子大学の広瀬弘忠名誉教授は「原子力災害が起きている最中に指揮官である官邸の政治家が存在さえ知らないというのは通常は考えられない。SPEEDIの存在を政治家に報告しなかった官僚も問題だが、官邸にも危機管理能力がなかったと言わざるをえない」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120228/t10013333181000.html
東京電力福島第1原発事故について民間の有識者でつくる「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調、北沢宏一(きたざわ・こういち)委員長)は27日、事故当初の官邸の対応について「泥縄的で、無用な混乱により状況を悪化させる危険性を高めた」とする報告書をまとめた。
民間事故調は、放射性物質の飛散が増えた昨年3月15日を、住民避難の観点から「運命の日だった」と指摘した。報告書は放射性物質の拡散予測システム(SPEEDI)に関し「(避難の)判断材料とするため30年にわたり開発してきたのではなかったのか」と問い掛け、予測を避難に活用できなかった国の失態を批判した。
報告書はSPEEDIについて「原発立地を維持し、住民の安心を買うための『見せ玉』にすぎなかった」とも表現。一方で、予測に不確実さがあるものの「避難住民の被曝(ひばく)の可能性を低減させるため、最大限に活用する姿勢が必要だった」とした。
また文部科学省が第1原発事故後に、SPEEDIの運用を原子力安全委員会に「一方的に移管した」と指摘。「責任回避を念頭においた組織防衛的な兆候が散見され、公表の遅れを招く一因になった」と文科省の無責任ぶりを非難した。
東京電力福島第1原子力発電所の民間版事故調査委員会「福島原発事故独立検証委員会」(委員長・北沢宏一科学技術振興機構前理事長)は27日、独自に事故を検証した報告書をまとめた。政府の事故調では未聴取だった事故当時の菅直人首相をはじめ、日米政府関係者らへヒアリング。専門家が役割を果たせず、官邸も場当たり的な対応を繰り返したことが混乱を広げたと指摘した。(本文中の肩書はいずれも当時)
核問題を巡って北京で行われたアメリカと北朝鮮の直接協議で、北朝鮮は、アメリカが穀物を含めた食糧支援をすれば、IAEA=国際原子力機関による監視の下でウラン濃縮活動を停止する用意があると表明していたことが明らかになりました。
「防護服姿の作業員はみな、顔面蒼白(そうはく)だった」。報告書は3月11日、福島第1原発の対策本部にいた作業員1人の緊迫感に満ちた証言を紹介した。
東京電力福島第1原発の事故後に集中廃棄物処理施設で昨年5月、配管工事の作業中に死亡した大角信勝さん=当時(60)=について、横浜南労働基準監督署が過重労働による心筋梗塞で過労死したとして、労災認定していたことが24日、弁護士への取材で分かった。
遺族側代理人の大橋昭夫弁護士によると、原発事故後の作業で過労死が認められたのは例がないとしている。
請求申立書によると、大角さんは昨年5月13日から第1原発で配管工事に従事。翌14日午前6時40分ごろ、機械の運搬作業中に体調が急変し、約2時間40分後に病院へ搬送されたが死亡した。当時、原発敷地内の医務室には医師が不在で、作業拠点だったスポーツ施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町)には十分な医療設備が整備されておらず、治療できなかったという。(2012/02/24-20:48)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2012022400931
【北京=山口香子】北朝鮮の核問題を巡る米国と北朝鮮の高官協議は24日、北京で2日間の交渉を終えた。
協議終了後、米国のグリン・デービース政府特別代表(北朝鮮担当)は「若干の前進はあった」としたが、6か国協議再開の見通しについては「突破口と言うにはほど遠い」と述べた。
米国が6か国協議再開の前提とするウラン濃縮の停止や、北朝鮮が対価として要求する食糧支援について意見の差が埋まらなかった模様だ。
金正恩(キムジョンウン)体制となって初の米朝直接交渉は、北朝鮮側から金桂寛(キムケグァン)第1外務次官らが出席し、2日間で計約9時間に及んだ。北朝鮮側の姿勢についてデービース氏は、「交渉姿勢や立場に大きな変化は感じなかった」と印象を述べた。
米朝は12月までの水面下の交渉で、ウラン濃縮停止と24万トンの栄養食支援の「取引」がまとまる方向だったが、金正日(キムジョンイル)総書記の死去で交渉が中断。その後北朝鮮は、食糧支援に穀物を含め、30万トンに増量するよう求めていた。
(2012年2月24日22時08分 読売新聞)
米原子力規制委員会(NRC)が東京電力福島第1原発事故発生直後、どう対応するか話し合ったやりとりなどを記録した内部文書を公表した。
東電や日本政府からの情報提供が不十分な中で、炉心溶融(メルトダウン)の可能性や日本にいる米国人の退避範囲を次々に判断している。
当時の首相官邸や原子力安全・保安院などの対応を考えると、学ぶべき点が多いと言わざるを得ない。
日米の最大の違いはこうした記録をきちんと残しているかどうかだ。
【北京時事】中国の最高人民法院(最高裁)、最高人民検察院(最高検)、公安省は、廃油を再利用した「地溝油」(どぶ油)と呼ばれる有毒な粗悪油を加工・製造・販売するなどし、「国家や国民の利益に重大な損失を与えた」場合、最高で死刑を適用できるとした通知を公布した。公安省が24日発表した。
中国では、厨房(ちゅうぼう)の排水溝などにたまった廃食用油を違法に再加工した地溝油が「食用油」として、コスト減を図ろうとするレストランなどで流通。「食の安全」が問われる中、大きな社会問題となっている。
中国紙・法制日報によると、公安省は昨年8月以降、地溝油に関する犯罪取り締まりキャンペーンを展開。135件の事件を摘発し、800人近くを拘束した。(2012/02/24-17:11)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2012022400733
ソ連の原爆開発には米側の科学者の手助けがあった――。ロシアのプーチン首相が22日、モスクワ近郊で軍部隊を視察した際にそんな見方を披露した。米国による核兵器の独占に危機感を抱いた科学者らが、意図的にソ連側に情報を提供したという内容だ。
インタファクス通信によると、プーチン氏は米ロの戦略核のバランス維持が必要だと指摘。その実例として、米国の原爆開発プロジェクト「マンハッタン計画」の参加者らが1940年代、核の均衡による抑止力を認識して意図的にソ連に協力するに至った、との見方を示した。
プーチン氏は「米国に核兵器があってソ連にまだない時、情報の大部分を対外情報機関のラインで受け取った。マイクロフィルムとかではなく、文字通りスーツケースでだ」と述べた。
米財務省は23日、国境を越えた重大な犯罪に関わっているとして、指定暴力団山口組と、山口組の幹部2人の米国内の資産を凍結し、米国人との取引を禁止すると発表した。国際的な犯罪組織に対する米政府の経済制裁の第1弾となる。
幹部2人は、篠田建市(通称・司忍)山口組組長とナンバー2の高山清司被告。財務省は山口組を「ヤクザ(または暴力団・極道)」とローマ字で表現し、麻薬流通や人身売買、資金洗浄などに関わっていると指摘。「不法行為で年数十億ドルを稼いでいるとみられる」と非難した。
オバマ大統領は昨年7月、国際的な犯罪組織に経済制裁を科す大統領令を出した。その際、日本の「ヤクザ」、南イタリアの「カモッラ」、メキシコの麻薬組織、旧ソ連圏を本拠とするグループの四つの犯罪組織を名指ししていた。今回は旧ソ連圏のグループの7人も制裁の対象となった。(ワシントン)
http://www.asahi.com/international/update/0224/TKY201202240120.html
金沢市の主婦福田春奈さん(当時27歳)が昨年2月、殺害された事件で、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われたNHK金沢放送局の元委託カメラマン若生康貴被告(36)の裁判員裁判の論告が23日、金沢地裁(神坂尚裁判長)であった。
検察側は「若生被告が福田さんを殺害した犯人であることは明らか」と述べ、無期懲役を求刑した。判決は3月2日。
起訴状によると、若生被告は昨年2月6日夜~7日未明、金沢市周辺に止めた乗用車内で、福田さんから預かった800万円の返済を免れようと、福田さんの左首を刺して殺害し、石川県内灘町の海岸砂浜に埋めたとされる。
(2012年2月23日14時11分 読売新聞)
石油元売りで国内最大手のJX日鉱日石エネルギーは、イランからの原油輸入を1割強減らす方針だ。米国のイラン制裁強化を受けて、日本政府はイランからの原油輸入を減らす方向で米国と協議している。その動きに同調する。
JXのイランからの輸入は現在、日量約9万バレル。これは、イラン産原油の日本の輸入量の約3分の1にあたる。このうち、4月に年間契約が切れる1万バレル分の更新を見送る。代わりにサウジアラビアなどからの調達に切り替える方向で、全体の輸入量は減らさない。
コスモ石油はすでに1月から、一部の契約更新をせず、輸入量を日量約4万バレルのうち、1万バレル強を減らした。JXとほぼ同量を輸入する昭和シェル石油は、日米の協議がまとまり次第、一部をサウジなどに切り替える準備に入った。
【北京=山口香子】グリン・デービース米政府特別代表(北朝鮮担当)は22日、北朝鮮の核問題を巡り23日に行われる米朝協議出席のため、北京に到着した。
デービース氏は到着後、記者団に対し、核問題を巡る6か国協議再開の見通しについて「(再開に向けて)前進できることを望む」と述べ、米国側が6か国協議再開の前提として要求してきたウラン濃縮停止などの条件で、北朝鮮が譲歩することに期待感を示した。
金正恩(キムジョンウン)体制下で初めてとなる米朝協議について、デービース氏は、「比較的早期に(米国との)対話再開を選んだことは、前向きなサインだ」と述べた。一方で、「対話のための対話はしない。(北朝鮮が核放棄を約束した)6か国協議共同声明を順守するという姿勢を見たい」と強調した。
(2012年2月22日21時56分 読売新聞)
アメリカ原子力規制委員会は東京電力福島第一原子力発電所の事故発生直後の委員会内部のやり取りを記録した議事録を公表しました。
事故の発生から10日間にわたる委員会内部のやり取りが詳細に記録された資料は、全部で3000ページ以上。
その内容は「メルトダウン」「水だ、水だ、水だ」など、関係者の当時の危機感が伝わってきます。
議事録から、アメリカ当局が事故発生の5日後には、3つの原子炉がメルトダウンする最悪の事態を想定して避難などの対応を検討していたことが分かりました。
【ワシントン時事】米原子力規制委員会(NRC)は21日、米情報公開法に基づき、昨年3月の東京電力福島第1原発事故後の会議記録を公表した。米政府が発令した事故現場の半径50マイル(約80キロ)圏内からの米国民への避難勧告をめぐる緊迫したやりとりを記載。
情報不足にいら立つ中で同原発4号機の使用済み核燃料プールの損傷などを理由に、日本政府が設定した20キロ圏内よりも広範囲の避難勧告を決めたことが分かった。
公表された資料には、東日本大震災が発生した昨年3月11日から10日間、NRC内部で行われた会議での委員やスタッフの発言が記録されており、全体で3000ページを超える。
それによると、NRCは事故翌日から、ルース駐日米大使からの照会などを受けて避難勧告の範囲を検討。当初は太平洋側に吹いていた風向きが東京方面へと変わったことや同原発で火災や水素爆発が発生したことで危機感を強めた。
特に水素爆発で建屋が激しく損傷した4号機の使用済み核燃料プールに「(冷却用の)水がない」などの情報に基づき、16日にNRCのボーチャード運営総局長が「米国で発生していれば50マイル圏外に避難するだろう」と指摘、ヤツコ委員長も了承した。その後の日本側の調査では同プールには当時、水があったことが判明している。(2012/02/22-13:01)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2012022200458
【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)に内部抗争がある、という機密文書が漏出したとされる件について、報道事務所は声明を発表、うわさを全面否定した。
報道担当のフェデリコ・ロンバルディ神父は、機密文書の公表を、ウイキリークス(インターネット上の情報漏洩)が米政府に衝撃を与えたことを引き合いに非難、「困惑」を招くだけだ、と語った。バチカンの運営は順調に進められている、と言う。
同報道担当は、バチカン内部の高官の間に抗争があるという情報漏洩が突然増加したことについて、「これらを内部の権力闘争として読むことは、それを流す人、抗争について他のことを知ろうとしても出来ない人にとっては倫理的な粗雑さに頼るだけのこと」と強く抗争を否定した。
東証マザーズに上場する風力発電の会社の社長が、投資家に注意を促す監理銘柄に会社が指定されるという情報を、公表前に複数の知人に漏らしていたことが関係者への取材で分かりました。
知人らは株を売り抜けて損失を免れたということで、証券取引等監視委員会は、インサイダー取引の疑いで強制調査に乗り出しました。
インサイダー情報が漏れていたのは、風力発電事業の会社で、東京・港区にある「日本風力開発」です。
「日本風力開発」は、おととし、監査法人から指摘を受けたため、有価証券報告書の届け出が遅れ、上場していた東証マザーズから投資家に注意を促す監理銘柄に指定されました。
このため、株価は一時70%以上下落しましたが、関係者によりますと、日本風力開発の社長が、知り合いの2人に監理銘柄になることを公表前に知らせていたということです。
これを受けて、兵庫県の50代の主婦が、持っていた株をすべて売却して5000万円以上の損失を免れていたほか、別の会社役員も600万円近くの損失を免れたということです。
証券取引等監視委員会は、インサイダー取引をした疑いで、会社役員に課徴金の支払いを命じるよう金融庁に勧告するとともに、主婦については、刑事告発を視野に強制調査に乗り出しました。
日本風力開発は、その後、有価証券報告書を届け出て、監理銘柄の指定は解除されています。
今回の問題については、「調査中でコメントできない」などとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120221/k10013182481000.html
世界の風力発電の総出力は昨年末で約2億3800万キロワットに上り、10年間で10倍になったことが分かった。横ばい状態の原発とは対照的で、今の伸びが続けば、5年以内に逆転しそうな勢いだ。
世界風力エネルギー協会によると、世界全体でこの1年間に約21%、4100万キロワット増えた。10年に米独を抜いてトップに立った中国がさらに大幅に増やして約6300万キロワットに達した。深刻な経済危機に見舞われた欧州も独英で各100万キロワット以上導入されるなど、欧州全体で前年より約12%伸びた。
世界の風力発電は2001年末時点では2390万キロワットに過ぎなかったが、08年には約5倍に増え、それから3年でさらに倍増した。
一方、11年末の日本の総出力は、中国がこの1年に導入した量の約7分の1の約250万キロワット。前年比7%の伸びにとどまった。
http://www.asahi.com/business/update/0220/TKY201202200449.html
福島県南相馬市の市民団体「フクシマの命と未来を放射能から守る会」が20日、南相馬市で記者会見し、市内の旧緊急時避難準備区域(昨年9月解除)だった駐車場の土壌を測定した結果、最大で1キログラム当たり約108万ベクレルの高濃度の放射性セシウムを検出したと発表した。
東京電力福島第1原発事故で南相馬市には局地的に放射線量が高い「ホットスポット」が点在しており、団体は「放射能の危険が足元に迫っている。早急に状況を把握すべき緊急事態だ」と指摘している。
神戸大の山内知也教授(放射線計測学)が団体から依頼を受け、昨年12月21日に南相馬市内の土壌を採取し測定した。
2012/02/20 13:02 【共同通信】
大阪市西成区の女性(当時92)を薬物で殺害するよう信奉者に命じたなどとして、殺人罪などに問われた元民生委員で自称霊能者、寺谷均美(てらたに・ひとみ)被告(55)の裁判員裁判の初公判が20日、大阪地裁であった。寺谷被告は「指示していない」などとして無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、寺谷被告が信奉者の元介護士(55)=殺人罪などで実刑判決確定=に「不動明王の言葉」などとして殺害を命じたと指摘。元介護士が2007年、精神安定剤を混ぜたヨーグルトや水を与えて肺炎にかからせたうえ、入院先で多量のインスリンを注射したと主張した。
被告は女性宅への放火など、他にも11事件で起訴され、公判前に争点などを整理する手続きが約2年続いた。(岡本玄)
世界保健機関(WHO)は17日、公衆衛生とインフルエンザの専門家会議を開き、鳥インフルエンザウイルス「H5N1」が人間に対する感染力を強めるかに関する研究の重要性を確認する一方、H5N1ウイルスについての研究停止期間を延長することで合意した。
新型インフルエンザ法案 政府は新型インフルエンザの流行に備えた法案の作成を進めており、来月にも国会に提出する方針。感染者が重症化する恐れがある場合などに緊急事態を宣言し、集会の制限のほか、医薬品の買い取りや医療用の土地の借り上げを強制的に行うことができる規定を盛り込む。
新型は大多数の人が免疫を持たないため、大流行し多くの重症者を出す恐れがある。致死率60%のH5N1型鳥インフルエンザの流行が警戒されているが、2009年のH1N1型豚インフルエンザは、季節性並みに低い致死率だった。(2012/02/19-15:05)
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2012021900080
東京電力福島第一原発の事故による福島県民の外部被曝(ひばく)線量について、県は20日、県民約1万500人のうち原発作業員らを除く一般住民約9750人の最高が事故後4カ月で23.0ミリシーベルトで、20ミリシーベルトを超えた人が2人いたと発表した。年20ミリシーベルトは、政府が決めた帰還、居住の目安になっている。
最高は47.2ミリシーベルトだったが、行動の記録から原発作業員とみられる。
推計値は、各自が記入した事故後4カ月間の詳細な行動記録を基に、放射線医学総合研究所が開発した独自のソフトを使って計算した。自然放射線量は含まれない。全県民約200万人を対象に今後30年以上、被曝の健康への影響を見守る「県民健康管理調査」の基礎データになる。
http://www.asahi.com/national/update/0220/TKY201202200195.html
【ローマ=末続哲也】ローマ法王ベネディクト16世が3月下旬にキューバを訪れる際、フィデル・カストロ前国家評議会議長(85)との会談を求めていることがわかった。
ロイター通信が18日、ローマ法王庁(バチカン)高官の話として伝えた。実現するかは、カストロ氏の健康次第という。
カストロ氏は2006年に病気で倒れ、08年に議長職から引退。最近は公の場に出ることはまれだ。法王は3月23日からメキシコを、同26日からキューバを訪問する。
ローマ法王のキューバ訪問は、1998年のヨハネ・パウロ2世以来。
(2012年2月19日21時16分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120219-OYT1T00585.htm
民主党は、西暦2020年代の早い時期に、電力量に占める自然エネルギーの割合を20%まで高めることを目標に、東日本大震災の被災地を風力発電や地熱発電のモデル地域に指定して、財政的な支援や規制緩和を集中的に行うよう求める提言をまとめました。
それによりますと、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて原発への依存度を下げるため、西暦2020年代の早い時期に、電力量に占める自然エネルギーの割合を、現在よりもほぼ倍増させ、20%まで高めることを目標として掲げています。
そのための具体策として、東日本大震災の被災地を、風力発電や地熱発電のモデル地域に指定して、財政的な支援や税制の優遇措置、それに規制緩和を集中的に行い、復興にもつなげるべきだとしています。
また、自然エネルギーを活用した発電に取り組む事業者などの負担を軽減するため、現在、原子力発電所の立地対策などに使われている「エネルギー対策特別会計」の資金を送電設備の整備などに活用するよう求めています。
政府は原発事故を受けて、エネルギー政策の抜本的な見直しを進めていて、ことしの夏をめどに、新しいエネルギー政策を打ち出すことにしており、民主党では、提言の内容を反映させるよう求めていくことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120219/t10013124331000.html
民主党のは18日、栃木県佐野市内の会合で、東京電力福島第1原発事故について「事故が大きくなったほとんどの原因は、東日本大震災が発生した昨年3月11日の前にあった」との見解を示した。
菅氏は、全電源喪失の想定をしていなかった経緯に触れ「担当部局は『反対運動が起きるから考えないでおこう』と準備しなかった」と指摘。同時に「4号機の使用済み核燃料がメルトダウンを起こせば、栃木も東京も避難しなければならなかった」と振り返った。
資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第14回公判が17日、東京地裁であり、大善文男裁判長は衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人の供述調書の多くについて証拠採用を却下した。元代表の関与を認めた石川議員の調書について「検事が再逮捕を示唆したり『元代表の関与を否定していると元代表が起訴される』などと懐柔・説得して調書に応じさせた疑いがある」などと述べ、任意性を否定した。
立証の柱だった石川議員らの調書が失われたことで検察官役の指定弁護士には厳しい内容となった。4月下旬にも言い渡される判決に影響を与えそうだ。。
原発事故によって首都圏などにも広がった放射性物質が、雨などとともに東京湾にどの程度流れ込んでいるかを調べるため、環境省は17日、東京湾に通じる隅田川と荒川で川の水や川底の泥の調査を行いました。
原発事故を受けて環境省は、これまで東北と関東の8つの県の河川で放射性物質の濃度を分析してきました。しかし、都内を流れる河川は調査対象に入っておらず、1日、東京都が「首都圏の各地から放射性物質が運ばれていると考えられる」として、東京湾や都内の川を調査するよう環境省に要請していました。
17日は、委託を受けた調査会社の調査員3人が、東京湾に通じる隅田川の河口近くにかかる両国橋の上と荒川の河川敷から、ロープに結んだバケツをつるして川の水およそ5リットルをくみ上げたほか、専用の機械を使って川底の泥およそ1キロを採取しました。
調査会社の古殿太郎主査研究員は「正確な値を出せるよう心がけて調査している」と話していました。
東京湾に流れ込む放射性物質については、国よりも先に専門家による調査が去年から行われており、近畿大学の山崎秀夫教授が、東京湾の29か所で海底の泥を調査した結果では、最も高かった旧江戸川の河口付近で1キログラム当たり872ベクレル、荒川の河口で846ベクレルの放射性セシウムが検出されています。山崎教授は「東京湾の魚の調査では、暫定基準値を大幅に下回る数値が出ており、食べても健康に影響はない」としたうえで、「今後2、3年の間は、雨や川の流れによって放射性セシウムを含んだ土が東京湾の河口に流れ込み続けると考えられる。国が数値に変化がないか定期的に調べる必要がある」と話しています。
17日に採取された水と泥は、調査会社の研究施設で放射性セシウムの濃度などを調べる検査が行われ、環境省はおよそ1か月後に結果を公表する予定です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120217/t10013102251000.html