2月27日 18時15分
核問題を巡って北京で行われたアメリカと北朝鮮の直接協議で、北朝鮮は、アメリカが穀物を含めた食糧支援をすれば、IAEA=国際原子力機関による監視の下でウラン濃縮活動を停止する用意があると表明していたことが明らかになりました。
核問題を巡って北京で行われたアメリカと北朝鮮の直接協議で、北朝鮮は、アメリカが穀物を含めた食糧支援をすれば、IAEA=国際原子力機関による監視の下でウラン濃縮活動を停止する用意があると表明していたことが明らかになりました。
【北京=山口香子】北朝鮮の核問題を巡る米国と北朝鮮の高官協議は24日、北京で2日間の交渉を終えた。
協議終了後、米国のグリン・デービース政府特別代表(北朝鮮担当)は「若干の前進はあった」としたが、6か国協議再開の見通しについては「突破口と言うにはほど遠い」と述べた。
米国が6か国協議再開の前提とするウラン濃縮の停止や、北朝鮮が対価として要求する食糧支援について意見の差が埋まらなかった模様だ。
金正恩(キムジョンウン)体制となって初の米朝直接交渉は、北朝鮮側から金桂寛(キムケグァン)第1外務次官らが出席し、2日間で計約9時間に及んだ。北朝鮮側の姿勢についてデービース氏は、「交渉姿勢や立場に大きな変化は感じなかった」と印象を述べた。
米朝は12月までの水面下の交渉で、ウラン濃縮停止と24万トンの栄養食支援の「取引」がまとまる方向だったが、金正日(キムジョンイル)総書記の死去で交渉が中断。その後北朝鮮は、食糧支援に穀物を含め、30万トンに増量するよう求めていた。
(2012年2月24日22時08分 読売新聞)
【北京=山口香子】グリン・デービース米政府特別代表(北朝鮮担当)は22日、北朝鮮の核問題を巡り23日に行われる米朝協議出席のため、北京に到着した。
デービース氏は到着後、記者団に対し、核問題を巡る6か国協議再開の見通しについて「(再開に向けて)前進できることを望む」と述べ、米国側が6か国協議再開の前提として要求してきたウラン濃縮停止などの条件で、北朝鮮が譲歩することに期待感を示した。
金正恩(キムジョンウン)体制下で初めてとなる米朝協議について、デービース氏は、「比較的早期に(米国との)対話再開を選んだことは、前向きなサインだ」と述べた。一方で、「対話のための対話はしない。(北朝鮮が核放棄を約束した)6か国協議共同声明を順守するという姿勢を見たい」と強調した。
(2012年2月22日21時56分 読売新聞)
米国が今週中に北朝鮮に対する食糧支援(米国側は「栄養支援」と表現)を発表する一方、北朝鮮も数日以内にウラン濃縮プロジェクトの中止を発表する予定だ、とAP通信が18日(現地時間)報じた。
【ソウル時事】韓国の聯合ニュースは16日、外交筋の話として、北京で22日ごろに核問題をめぐる米朝会談が行われる見通しだと伝えた。北朝鮮が米国に対し、ウラン濃縮活動の中断など日米韓が6カ国協議再開に先立ち履行するよう求めていた事前措置について、受け入れる用意があるとの意向を示したという。19日に米国が発表するとしている。
米朝会談は7、10月に行われたが、事前措置について双方の溝が埋まらなかった。同ニュースは、今回の米朝会談では、北朝鮮が寧辺のウラン濃縮活動を中断し、これを検証するための国際原子力機関(IAEA)査察団の復帰を受け入れることで合意する可能性が高いとしており、この通りならば、6カ国協議再開に向けた大きな前進となる。同ニュースは、実務的調整を経た上で、6カ国協議は来年2月ごろに再開されるとの見通しを伝えている。(2011/12/16-21:15)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201112/2011121600934
(CNN) 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は24日、東シベリア・ウランウデの軍基地でロシアのメドベージェフ大統領と2時間にわたって会談し、核問題をめぐる6者協議の再開に前提条件なしで応じると表明した。
6者協議は2008年を最後に中断している。ロシアの大統領報道官がインタファクス通信に語ったところによると、金総書記はさらに、6者協議を通して核燃料製造やミサイル実験を中止する用意があるとも述べた。
メドベージェフ大統領によれば、両首脳はこのほか、ロシアから北朝鮮を通って韓国へつながる天然ガスパイプラインの建設計画でも合意した。プロジェクトを監督する3カ国共同の委員会が設立されるという。
ロシア外務省は会談を控えた19日、北朝鮮の食料不足を緩和するため最大5万トンの小麦を提供すると発表していた。
金総書記のロシア訪問は2001年、02年に続く3度目。これまでと同様、特別列車で到着した。会談の場にはベンツのリムジンに乗り、カーキ色の軍服姿で現れた。メドベージェフ大統領に「初めてお会いしてから10年ですね」と語り掛け、大統領も「そう、あれは平壌でした。良い思い出です」と応じていた。
【北京・米村耕一】ロシア訪問の帰途に中国入りした北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記は26日、黒竜江省で中国の戴秉国・国務委員(外交担当)と会談した。中国中央テレビによると、前提条件なしで6カ国協議を再開したいとの意向を改めて表明した。総書記がロシアに続いて中国側にも直接、同様の意向を伝えたのは、9月以降に予想される米韓との協議を前に中露との関係を固めておく狙いがあるようだ。
金総書記は会談で「我々は隣国なので頻繁に往来するのが当然だ」と両国の関係の深さを強調。「朝鮮半島非核化の目標は堅持している」とも語った。戴国務委員は胡錦濤国家主席からのあいさつを伝えた。
北朝鮮は今後、6カ国協議再開に向け、ウラン濃縮計画などについて米国との厳しい交渉に入る。金総書記は02年にも、米国に対し核兵器開発を明らかにする前にロシアを訪問しており、北京の外交関係者は「当時の構図と同じだ」と指摘した。朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は26日付の論説で、今回の訪露をめぐり「両国はアジア太平洋地域の安全保障、国際問題の公正な解決に共同で努力している」と主張した。
金総書記は26日朝、チチハルに到着し、工作機械工場などを視察。夕刻に150キロほど離れた大慶のホテルに入った
毎日新聞 2011年8月26日 20時33分(最終更新 8月26日 22時08分)
【ウラジオストク、ソウル時事】ロシア沿海地方の当局者によると、北朝鮮の金正日総書記を乗せたとみられる特別列車がロシア極東時間20日正午(日本時間同日午前10時)ごろ、北朝鮮から国境を越えロシアのハサンに到着した。金総書記のロシア訪問は2002年8月以来9年ぶり。
韓国政府当局者も、特別列車がハサンに到着したと述べた。
ハサン駅では、極東連邦管区のイシャエフ大統領全権代表や沿海地方のダリキン知事が車内に入り、金総書記を歓迎した。列車は現地時間午後1時半(同午前11時半)ごろ同駅を出発し、北上。東シベリアのウランウデを訪問する可能性が有力視されている。
ロシア紙イズベスチヤはウランウデでメドベージェフ大統領と金総書記が会談するとの見通しを伝えているほか、韓国の聯合ニュースは金総書記がウスリースクのダムを視察すると報じている。同ニュースによれば、訪ロ期間が1週間程度になりそうだ。
金総書記の主な目的は経済支援獲得とみられ、首脳会談では、天然ガスパイプライン建設や鉄道敷設など、経済協力のプロジェクトを中心に議論が行われるとみられる。また、6カ国協議再開に向け、核問題も話し合われる見通しだ。(2011/08/20-13:25)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201108/2011082000126
【ワシントン時事】23日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米中両国が北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件後の対応に関し、6カ国協議よりも南北対話が先決との考えで基本的に一致したと報じた。また、米政府高官の話として、中国が北朝鮮に挑発行為の自制を求めたと伝えた。
11月23日の砲撃事件後、中国は北朝鮮非難を避け、南北双方に自制を求めるとともに、6カ国協議の首席代表による緊急会合を提案した。同紙によると、米中両国は中国提案を「後回し」とし、まずは南北対話を再開させることの重要性で原則的に合意した。
また、中国政府は砲撃事件やウラン濃縮施設の公表など北朝鮮の行為にいら立ちを強めており、水面下で北朝鮮に介入した。具体的な手法は明らかにされていない。(2010/12/24-10:34)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010122400214
北朝鮮による韓国ヨンピョン島への砲撃から1か月を迎えた朝鮮半島情勢について、中国政府は、依然として敏感で複雑だという認識を示し、関係国に対し、中国が提案した6か国協議の首席代表による緊急会合に応じるよう呼びかけました。
中国外務省の姜瑜報道官は23日の定例記者会見で、北朝鮮によるヨンピョン島への砲撃から1か月を迎えた朝鮮半島情勢について「依然として、高度に敏感で、複雑だ。関係各国は冷静さを保ち、責任ある態度をとってほしい」と述べ、厳しい状況が続いているという認識を示しました。そのうえで「朝鮮半島情勢を巡る問題を、少しでも早く、対話と交渉の場に戻すため、各国は、中国の呼びかけに応じてほしい」と述べ、関係国に対し、中国が提案している6か国協議の首席代表による緊急会合に応じるよう求めました。
中国は、韓国軍がこの日行った北朝鮮との軍事境界線に近い演習場での大規模な訓練が、北朝鮮を刺激するおそれもあるとみて、南北双方に自制を求める姿勢を示しています。
北朝鮮による砲撃を受けて、政府は、北朝鮮との対話に応じる条件として、一切の核開発の放棄を受け入れた6か国協議の共同声明の実施などを求めたところ、北朝鮮が共同声明を否定しない考えを中国に示していたことが分かり、政府は、引き続き北朝鮮に対話に応じる条件を実行するよう求めていくことにしています。
ロシア外務省によると、ボロダフキン外務次官は21日、北朝鮮の金英才駐ロシア大使と会談し、朝鮮半島の緊張緩和策について意見交換した。
次官は、北朝鮮と韓国の間の問題を外交的手段によって解決できるよう協力すると表明し、6カ国協議の再開を支持した。(共同)
北朝鮮の核問題を巡る6か国協議について、アメリカホワイトハウスの高官は「北朝鮮は責任を持って協議に臨む姿勢にはほど遠い」と述べ、協議の再開は時期尚早だとの立場を重ねて強調しました。
北朝鮮の核問題を巡っては、ピョンヤンを訪れていたニューメキシコ州のリチャードソン知事がウラン濃縮施設へのIAEA=国際原子力機関の査察官の受け入れに北朝鮮が同意したことを明らかにしています。これについて、アメリカホワイトハウスのギブス報道官は、21日の記者会見で「重要なのは、ことばではなく、行動だ」と述べ、北朝鮮の今後の対応を見極める考えを改めて示しました。
そのうえで「北朝鮮は好戦的な行いを続けており、責任を持って協議に臨む姿勢にはほど遠い」と述べ、北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動を示さないかぎり、協議の再開は時期尚早だとする立場を重ねて強調しました。6か国協議を巡っては、中国が、各国の首席代表による緊急会合を開催するよう繰り返し呼びかけており、今回のギブス報道官の発言は、中国の提案には今の段階では応じられないとの立場を改めて示したものと受け止められています。
中国の戴秉国国務委員は16日、北京を訪問中のジェームズ・スタインバーグ米国務副長官と会談した際、「必要なのは、緊迫ではなく緩和であり、対抗ではなく対話であり、戦争ではなく平和だ。これが、朝鮮半島南北人民および国際社会の強い要望であり呼びかけだ。中国は、6ヶ国協議が半島問題を解決し、北東アジアの長期にわたる安定を実現させる唯一の正当で効果のある道筋だと認識している。『9・19』共同声明は各方面が協力した得がたい成果であり、全面的に遂行していくべきものだ。中米は協調と協力を強化し、南北対話を含む交渉プロセスのできる限り速い再開を促し、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定を維持していくべきだ」と強調しました。
これに対し、スタインバーグ米国務副長官は、中国が長期にわたって朝鮮半島問題に果たしてきた重要な役割を高く評価し、中国と共に努力し、南北対話を含む接触、交渉のプロセスを推進していくことを表明しました。(翻訳:董燕華)
北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表、魏聖洛外交通商省平和交渉本部長は15日、モスクワで、ロシア首席代表のボロダフキン外務次官と会談後、北朝鮮による韓国・延坪島砲撃について「ロシア側は(北朝鮮が)非難を受けて当然だ、との立場を明確にした」と述べた。韓国記者団に語ったと聯合ニュースが伝えた。
魏本部長は、ロシア側は緊張がこれ以上高まらないよう対話の必要性も強調したと説明。ロシアはこれまでに、砲撃を非難する一方で、中国が提案した6カ国協議首席代表の緊急会合に参加する用意を表明しており、こうした立場を再確認したとみられる。
またロシア側は北朝鮮のウラン濃縮施設建設に関し、国連安全保障理事会決議や2005年の6カ国協議共同声明に違反するとの立場をあらためて示したという。(共同)
【モスクワ15日聯合ニュース】ロシアが、北朝鮮のウラン濃縮問題と韓国・延坪島砲撃について批判的な立場を重ねて表明した。
北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で韓国首席代表を務める外交通商部の魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長が15日、ロシア外務省を訪れ、6カ国協議ロシア首席代表のボロダフキン外務次官と会談後、会見を開き、明らかにした。
魏本部長によると、ロシアは、北朝鮮のウラン濃縮問題が国連安全保障理事会決議と2005年9月の6カ国協議共同声明に反するもので、延坪島砲撃も非難されてしかるべきだとの立場を明示。ただ、緊張がこれ以上高まらないよう、対話に向けた努力を続けるべきだという点をさらに強調したという。
【モスクワ大前仁】北朝鮮の朴宜春(パクウィチュン)外相は13日、訪問先のモスクワでラブロフ露外相と会談した。ロシアは6カ国協議の早期再開を支持しており、北朝鮮に対して核開発問題や先月に起きた砲撃事件で柔軟姿勢を示すよう促したとみられる。
また、6カ国協議のロシア首席代表を務めるボロダフキン外務次官は15日にモスクワで、韓国代表の魏聖洛(ウィソンラク)外交通商省・朝鮮半島平和交渉本部長と会談する。