鳩山氏が外交、菅氏は新エネ=民主担当に、自民「悪い冗談」
野田佳彦首相(民主党代表)は12日の参院予算委員会で、党の外交担当に鳩山由紀夫元首相、新エネルギー政策担当に菅直人前首相を起用したことを明らかにした。これに関し、自民党の山本一太前参院政審会長は同委で「国民の認識とずれている」と批判した。
山本氏は「鳩山氏は普天間飛行場移設問題をむちゃくちゃにし、日米関係をガタガタにした張本人だ。菅氏は、(東京電力福島第1原発事故に関する)民間事故調査委員会の報告によれば、事故の人災の側面の中心を担った」と強調。「悪い冗談だと思った」と語り、首相に「撤回するつもりはないか」とただした。
首相は「鳩山氏(の人事)には、党外交という側面もある。菅氏には厳しい評価もあったが、東電の撤退を阻んだこと、(政府と東電の)統合連絡本部を作ったことへの一定の評価もあった」と説明した。 (2012/03/12-16:02)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012031200548
【今、何が問題なのか】
“最も懲りない男”鳩山由紀夫元首相の「外交」担当に仰天
2012.3.4 11:08 (1/4ページ)[鳩山由紀夫]
日本で最も有名で「最も懲りない男」の仰天ニュースに抱腹絶倒した。喜劇だ。
民主党は2月7日、11人いる党最高顧問・副代表に特定分野の政策を担当させる方針を固めたそうだ。そんな専門家があの党にいたかどうか、記憶が定かではないが、鳩山由紀夫元首相(65)は「外交」担当だという。(SANKEI EXPRESS)
笑わせてくれる。そもそも現在、沖縄県の米軍普天間基地移設問題が超膠着状態に陥ったのは、すっかり「迷言」として国民の間に定着した、鳩山氏のこの“公約”が引き金だった。
仰天の「外交」担当
「基本的には県外、できれば国外」
驚くべきことに、後に共同通信などメディアのインタビューにこう振り返り、戦略的・具体的見通しが無かった事実をあっさり認めている。
「党の基本的考えを、大いなる期待感をもって申し上げた」
「しっかりと詰めがあった訳ではない」
全体、鳩山氏が口を開くと災いを呼ぶ。1月に、早稲田大学で講演したときのこと。「かつて日本がアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えてしまった歴史がある。真の和解が達成されたとは考えていない」と、得意の自虐史観にまたも自己陶酔した上で、持論の「東アジア共同体」の実現により「歴史認識問題の克服」を図るべきだとの考えを示した。