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2012/09/24

薄熙来氏の元側近、王立軍被告に懲役15年の判決

元重慶市副市長に懲役15年=薄氏の元腹心、事件決着急ぐ-中国

 【北京時事】新華社電などによると、中国重慶市トップを解任された薄熙来氏の元腹心で、四川省成都の米総領事館に駆け込み、国家を裏切り亡命を図った罪など四つの罪で起訴された元重慶市副市長(元公安局長)、王立軍被告(52)に対し成都市中級人民法院(地裁)は24日、懲役15年、政治権利剥奪1年の判決を言い渡した。王被告は判決を受け入れ、上訴しないことを明らかにした。新華社が伝えた判決は薄氏に触れなかった。

 18日の初公判からわずか6日で判決という異例のスピード審理。薄氏をめぐる事件では、英国人実業家を毒殺したとして執行猶予付き死刑判決を受けた薄氏の妻、谷開来服役囚に続くものだ。党中央規律検査委員会の調査が続く薄氏本人に対しても近く調査結果や処分が公表される見通し。

 王被告の判決では死刑や無期懲役も予想されたが、薄氏を支持する党内の声などを考慮し、減刑されたとみられる。胡錦濤指導部は10月にも開催される共産党大会を控え、党指導部を動揺させた薄氏をめぐる一連の事件について早期に決着をつけたい意向だ。(2012/09/24-12:48)

  http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092400176

2012/09/20

谷氏が英国人ニール・ヘイウッド氏を殺害した翌日、王被告は谷氏と会った。王被告は谷氏が殺害を認めた際の会話をひそかに録音した

中国、薄氏への厳罰示唆-妻の殺人疑惑伝えた腹心を平手打ちと新華社報道

2012年 9月 20日  12:18 JST
 【北京】中国当局は、重慶市共産党委員会のトップだった薄熙来氏が今年1月、腹心の王立軍・同市公安局長(当時。現在裁判中)から、薄氏の妻に英国人実業家殺害の嫌疑があると告げられた際、激怒して王氏の顔を平手打ちするなど強く反駁(ばく)していたことを初めて明らかにした。

 薄、王両氏間のこうした激しいやり取りは中国国営の新華社通信が19日報じた。これは、薄氏が恐らく刑事告発など厳しい処罰を受ける可能性があることを示唆したものだ。党指導部は、10年に一度の共産党指導部交代を間近に控えて薄氏とその妻をめぐるスキャンダルを早期に収拾しようとしている。

2012/09/16

反日デモ参加者の中には、薄氏の支持者が多いとみられており、指導部は早期に反日デモを収束させないと、「反日」が「反政府」に転化するとの懸念を強めているのは確実

「強硬姿勢」迫られる胡指導部=党大会前に妥協できず-「対日」政治問題化・中国

 【北京時事】中国で16日、2日連続で大規模な反日デモが起こり、共産党指導部が暴走する愛国感情を制御できない状況が一層鮮明になった。胡錦濤指導部は対日関係の決定的な悪化を回避しつつ、10月に開かれる5年に一度の共産党大会を控え、民衆や人民解放軍内に広がる対日強硬論にも配慮しなければならない。党内は尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に妥協できない雰囲気になっている。

 中国の対日研究者によると、1980年代半ば、改革をめぐる党内対立が深まる中、日本に肩入れしたとして保守派長老から攻撃された開明派・胡耀邦元総書記の失脚は、今も国家指導者の頭にこびりついている。胡氏が信頼関係を強化した中曽根康弘首相(当時)は85年の終戦記念日、靖国神社に公式参拝。その後満州事変の発端となった柳条湖事件記念日の9月18日、北京・天安門広場で大規模な反日デモが起こり、胡氏の政治的立場は弱くなっていった。

 「日本問題」は、抗日戦争の勝利により確立した共産党政権の正統性にも関わり、国家指導者は常に歴史・領土問題で妥協は許されない。日中関係筋は「共産党政権が突然、歴史キャンペーンを始めることがあるが、その際、歴史問題に厳しい保守派が勢力を増しているケースが多い」と解説する。

 今回の尖閣国有化を受け、胡錦濤国家主席ら政治局常務委員9人のうち5人が対日批判を展開した。外交筋は「党大会を前に権力闘争が激しくなる中、日本問題で揚げ足を取られたくないのだろう」と解説。党・軍内の強硬派に加え、インターネット時代になり、「指導者は民衆の間で高まる主権意識・愛国感情も重視しなければならない」と同筋は語る。

 15、16の両日に北京の日本大使館前で行われた反日デモで、「断固中国政府を支持する」との横断幕が現れた。中国指導部は、今のところ、反日デモが過激化しても抑え付ける勇気はないとみられる。

 一方、今回の北京のデモでは、多数の若者らが毛沢東主席の肖像画を高く掲げた。中国人にとって偉大な建国の指導者である毛主席を持ち上げるのは「みんな貧しくても平等だった毛時代への郷愁の表れ」(北京の弁護士)とみられている。デモに参加した民衆は、低所得や貧富の格差に憤っており、現在の社会への不満を「反日」にぶつけているケースが多い。

 胡指導部によって失脚させられた前重慶市トップの薄熙来氏は、毛時代の革命歌を歌う「紅歌」熱唱キャンペーンを展開。貧困層や社会的弱者の絶大な支持を得た。反日デモ参加者の中には、薄氏の支持者が多いとみられており、指導部は早期に反日デモを収束させないと、「反日」が「反政府」に転化するとの懸念を強めているのは確実だ。

 しかし共産党筋によると、党・政府にとって、日中が全面戦争に突入した盧溝橋事件(7月7日)から、終戦(8月15日)・抗日戦勝(9月3日)を経て柳条湖事件(同18日)の記念日までの期間は、日本問題に決して妥協できない時期と位置づけている。今回の反日デモで民衆の「ガス抜き」を図り、18日以降は関係改善に向けて尖閣問題の落としどころを探り始めるのでは、との観測も出ている。(2012/09/16-19:18)

 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091600205


2012/05/25

胡錦濤派はすでに周氏と手打ち 保守派との全面対決は回避

薄氏と親密な周永康氏、危機脱出? 胡錦濤派は全面対決回避

2012.5.25 20:58
【北京=矢板明夫】中国共産党最高指導部の政治局常務委員会メンバーである周永康・党中央政法委書記(62)の動向が注目されている。党内の権力闘争で敗れた薄煕来・前重慶市党委書記と親密な関係にあったことで失脚説が飛び交っていたが、積極的に地方視察などを行う姿が最近報じられ、危機を乗り切ったようだ。党内の全面対立を避けたい胡錦濤指導部が「ターゲットを薄氏一人にしぼる」との方針を固めたことで、周氏は温存されたとみられる。

2012/04/12

10日、中国重慶市で数千人デモ 中国当局はネット上のでも情報を削除


中国重慶で大規模デモ 治安部隊出動、負傷者も

2012.4.11 16:15 [アジア・オセアニア]
中国重慶市●江区で10日、住民ら数千人が医療保障政策などへの不満を訴えるデモを実施した。千人規模の治安部隊が出動し、一部の住民が負傷した。香港メディアなどが11日伝えた。同区当局者も同日、共同通信に対し「詳細は分からないが、(デモは)あった」と話した。

中国共産党は10日、規律違反で薄煕来前重慶市党委員会書記への本格調査着手を発表したばかり。デモと薄氏の一連の問題とは関係ないとみられるが、中国当局は動揺が広がるのを抑える目的で、インターネット上からデモの情報を削除するなどの対応を取っている。

香港メディアなどによると、●江区は昨年、●江県と万盛区が合併して発足。旧万盛区の住民らが10日午後、合併後に医療関連手当などが減ったとしてデモ行進を開始。治安部隊が催涙弾を発射し、デモ参加者らを排除したという。(共同)

●=基の土が糸






2012/04/11

毛沢東主義への回帰と経済・社会における国家の強力な役割を支持する「新左派」と総称される知識人にも人気の高い薄氏をうらやむ向きも多かった


中国政治

「ミニ毛沢東」薄熙来の失脚は必然だった

Bo's Fall Reveals China's Cult of Anti-personality

妻の殺人容疑も加わった疑惑の真偽はどうあれ、出世目前の薄が政界から消されなければならなかった理由

2012年04月11日(水)20時22分
エドワード・ハダス



重慶市の前トップ、薄熙来氏、党中央の職務も停止。妻の谷開来氏は英国人実業家殺害容疑で送致

前重慶市トップ薄氏、職務停止 妻は英国人殺害容疑で逮捕 

 2012.04.11 Wed posted at: 11:25 JST

北京(CNN) 3月に重慶市トップの共産党委員会書記の職を解任されていた薄熙来(ポー・シーライ)氏の妻、谷開来氏が、昨年同市内で英国人男性が死亡した事件に関与した疑いで逮捕された。中国中央テレビ(CCTV)が10日伝えた。



2012/04/09

今回の「事件」を、胡錦濤国家主席を中心とした共産主義青年団派は、薄氏が中心人物である太子党派の弱体化に利用した。

薄氏解任劇「点と線」結ぶ妻 変死英国人と愛人関係?

2012.4.9 09:21

   今秋の党大会で指導部が交代する中国の政界を揺るがす、重慶市トップの薄(はく)煕(き)来(らい)共産党委員会書記(62)の解任問題。真相が明かされず、臆測が臆測を生んでいるが、ここにきて薄氏の妻で弁護士の谷開来氏(51)が疑惑の中心に浮上してきた。親交の深かった英国人ビジネスマンの不審死や、弁護士の地位を利用した不正疑惑との関連が取り沙汰され、薄氏の解任に関係している可能性が高い。

   共同通信によると、昨年11月、英国人ビジネスマンが重慶市のホテルで死亡しているのが見つかった。中国人の妻を持つニール・ヘイウッド氏=当時(41)。公安(警察)当局は過度のアルコール摂取が死因と判断して検視もせずに火葬したが、ヘイウッド氏は禁酒主義者であったことから不審死の疑いが出た。


2012/04/02

関係筋は、王氏の話を基に、谷氏はヘイウッド氏が薄氏一家の基金を悪用、もしくは乗っ取ったと信じていた、と述べた

薄煕来氏解任、妻の英国人死亡への関与疑惑が引き金に=関係筋 

2012年 04月 2日 16:27 JST

[北京 30日 ロイター] 中国の次期最高指導部入りが有力視され、重慶市共産党委員会書記を務めていた薄煕来氏(62)の解任について、同氏の妻が昨年11月の英国人ビジネスマン死亡にかかわっていたとする疑惑がきっかけだったことが分かった。薄氏やその家族に近い関係筋が明らかにした。
匿名を条件にした他の関係筋2人からも裏付けを得た。



2012/03/29

幹部の交代相次ぐ重慶市、大衆を動員して行う革命歌「紅歌」を熱唱するキャンペーンなど中止するよう指示

重慶「薄王国」文革を想起 党、大衆動員を禁止

2012年3月29日 朝刊

【北京=安藤淳】重慶市トップだった薄熙来(はくきらい)共産党委員会書記(62)の解任で、「薄王国」化した重慶の人事ばかりか政治活動、市民生活にも余波が広がっている。一方で、薄氏の解任について党中央から公式な説明はなく臆測が噴出。秋の党大会前に社会の安定が絶対条件の党指導部は、難しい対応が迫られている。

重慶市党委の何事忠宣伝部長は二十六日、「集中的な舞台演出を減少させ、(政治)運動式のやり方を断固として回避しなければならない」と述べ、独裁的手法で薄氏が展開してきた毛沢東時代の革命歌「紅歌」を熱唱するキャンペーンなど、大衆を動員して行う運動の中止を指示した。

背景には、党内の政治闘争を発端に法治主義を無視し、多くの国民に被害が及んだ文化大革命(一九六六~七六)の悲劇を繰り返さないとの党中央の強い意志の影響があるとみられる。重慶衛星テレビも毎日放送していた「紅歌」番組を週一回に減らし、ドラマとコマーシャルを再開した。

一方、党中央は二十七日、陳存根・重慶市党委常務委員を解任、後任に寧夏回族自治区の徐松南組織部長を充てる人事を承認した。薄氏に近い陳氏は人事を握る市党組織部長も兼任しており、薄氏一派は人事権を奪われた形だ。

このほか、重慶市内の区トップや副区長らも汚職などの容疑で当局に調査を受け、暴力団摘発を推進した市検察院幹部三十八人も一斉に異動した。






2012/03/27

重慶市で不審死した英国人実業家の調査を中国当局に要請=英政府

英実業家の死で中国に調査要請=重慶書記失脚と関連か-米紙

  【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は26日、中国・重慶市で英国人実業家が死亡した事件について、英政府が中国当局に調査を要請したと報じた。実業家は同市共産党委員会書記を解任された薄熙来氏一家と近い関係にあり、その謎の死が薄氏失脚をめぐるスキャンダルの重要要素に浮上したとしている。

  実業家は中国に長く在住していたニール・ヘイウッド氏。昨年11月、重慶市のホテルの部屋で死亡しているのが発見され、地元警察は「アルコール過剰摂取」と説明した。しかし同氏は禁酒主義者で、かねて死因に疑問が呈されていた。

  王立軍副市長兼公安局長(当時)は「毒を盛られた」とみて、薄氏に訴えたが、同氏は聞き入れなかった。王氏はその後、成都の米総領事館に保護を求める騒ぎを起こし、これが薄氏解任の引き金となった。(2012/03/27-07:35)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012032700100



2012/03/23

中国共産党中央が薄氏の政治手法を強く批判 「個人が党組織をしのぐ独断専行」

「党しのぐ独断専行」と批判=重慶前トップに捜査妨害・指導責任-中国

【北京時事】中国共産党中央が、先に解任した薄熙来前重慶市共産党委員会書記に関し、米総領事館に駆け込んだ元腹心・王立軍前公安局長への「主要な指導責任」のほか、薄氏の家族の不正を追及しようとした王氏の捜査妨害、規定を無視した王氏の公安局長解任を問題点として挙げていたことが23日までに分かった。その上で「個人が党組織をしのぐ独断専行を断固防止しなければならない」と薄氏の政治手法を強く批判した。

胡錦濤国家主席直属の党中央弁公庁が、薄氏が解任された15日に各党組織に発出した内部通知や党関係者の話で分かった。

それらによると、王氏駆け込みの発端は1月28日。公安局長だった王氏が「捜査している重要案件にあなたの家族が関係している。圧力を受け、辞表を出した捜査員もいる」と薄氏に報告すると、薄氏は激怒した。

2月1日には公安省に意見を求めずに王氏を公安局長から外し、薄氏の妻ら家族の関係した「重要案件」の捜査幹部を拘束。その結果、王氏は、身の危険を感じて四川省成都の米総領事館に駆け込み、政治亡命を申請。胡主席の派遣した国家安全省幹部に説得され、北京に8日移送された。(2012/03/23-16:54)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012032300667



江派エリート警察官僚の何挺氏を重慶市副市長兼公安局長に選任=王立軍氏の後任

公安出身者を副市長に選出 中国重慶市 解任の王立軍氏の後任

2012.3.23 14:47 [中国]
中国重慶市人民代表大会(議会)の常務委員会会議は23日、公安省で長年捜査官を務めた元青海省副省長の何挺氏を重慶市副市長兼公安局長に選任した。地元メディアが伝えた。

米総領事館への駆け込み事件で重慶市副市長を解任された王立軍氏の後任の形。重慶市トップを解任された薄煕来氏と王氏が主導した暴力団一掃に対し、法律無視の行き過ぎた捜査が横行していたとの批判が強まる中、重慶市の公安部門を刷新する狙いがある。

何氏は、公安省では刑事捜査局長などを歴任。2007年から甘粛省公安庁長などを務め、09年からは青海省副省長と同省公安庁長を兼任していた。(共同)




2012/03/15

重慶市トップの薄熙来・前党委員会書記が解任

重慶市トップを解任 中国 副市長事件で責任

 2012年3月15日 夕刊
【北京=安藤淳】十五日の新華社電によると、中国共産党中央委員会は、重慶市トップの薄熙来同市共産党委員会書記(62)=政治局員=の職を解き、後任に張徳江副首相(65)=政治局員=を充てる人事を決定した。

  薄氏をめぐっては、側近だった王立軍副市長が二月上旬、四川省成都の米総領事館に駆け込んだ事件を受け、その動向に注目が集まっていた。同日の新華社電によると、王副市長も解任された。