温暖化で日本は豪雪? 北極の氷と関係
地球温暖化などに伴って北極海の氷が少なくなると、低気圧の進路が変わって日本近くに寒気が入りやすくなり、時として豪雪を引き起こすことを突き止めたと、海洋研究開発機構のチームが1日発表した。今年の冬もこうした気象条件にあり、チームは「進行する温暖化にもかかわらず最近の日本の冬が寒い原因の一つかもしれない」としている。
チームは過去30年のデータを分析し、温暖化の影響が深刻とされる欧州の北にあるバレンツ海の氷が少ないと、通常はシベリア沿岸を東向きに進む低気圧の進路が、北寄りになって沿岸を離れることを確認。
2012/02/01 18:43 【共同通信】
2012/02/01
地球温暖化などに伴って北極海の氷が少なくなると、低気圧の進路が変わって日本近くに寒気が入りやすくなり、時として豪雪を引き起こす
温暖化で日本は豪雪? 北極の氷と関係
2012/01/31
温暖効果ガス削減目標の見直しを含めた対策の検討を
温暖化ガス削減目標「前提条件つけず検討を」 環境相
2012/1/30 21:24
2012/1/30 21:24
細野豪志環境相は30日、中央環境審議会(環境相の諮問機関)地球環境部会に出席し、2020年と30年の温暖化ガス削減目標について「前提条件を付けずにご検討いただきたい」と述べた。現在の目標はすべての主要排出国が公平で実効的な国際枠組みを構築し意欲的な目標で合意するのを条件に、20年の温暖化ガス排出量を1990年比で25%減らすとしている。環境相は新しい目標では「各国の動向にかかわらず我が国として何をなすべきか」が重要との認識を示した。
2011/06/06
それでも25%削減を目指すなら、火力ではなく再生可能エネルギーの拡大が不可欠となるが、太陽光発電などはコストが高く、国からよほど巨額の補助がないかぎり、経済界の負担はあまりにも大きくなる。
25%削減目標を削除 小沢前環境相らが自民に試案 温暖化対策法、震災理由に
2011.6.5 17:58
2011.6.5 17:58
2020年に温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減する目標を盛り込んだ地球温暖化対策基本法案について、民主党の小沢鋭仁前環境相らが、この目標を削除した「修正試案」をまとめ、法案撤回を求めている自民党に示していたことが5日、明らかになった。
原発の停止など東日本大震災を理由にしている。
温暖化対策税の導入時期の明記をやめ、排出量取引の導入も見合わせるなど大幅に後退。25%目標の堅持を明言した菅直人首相の国会答弁を否定する内容で、環境保護団体など各方面からの批判が出るのは確実。
法案は、小沢氏が委員長の衆院環境委員会で審議中で、国際公約にもなっている25%目標を削除してでも可決を優先させるのが狙いとみられる。削減目標を支持する公明党や社民党の反発も予想され、今後、内外で大きな議論を呼びそうだ。
2011/05/03
2020年までに1990年比で25%削減するとした鳩山政権時代の目標を維持すべき=カザフスタンで
原発新設せず温室ガス25%削減を…鳩山前首相
民主党の鳩山前首相は3日、カザフスタンの首都アスタナで開かれている経済フォーラムで演説し、温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減するとした鳩山政権時代の目標を維持すべきだと指摘した。
鳩山氏は「原子力政策の推進を前提としていたことは事実だ。今後かなり長期にわたって原発新設は国民感情として認められない」としながら、太陽光や風力発電などの推進で目標を達成すべきだとした。
(2011年5月3日20時26分 読売新聞)
2011/04/08
昨年6月にまとめたエネルギー基本計画では、2020年までに原発9基を新増設し、稼働率を65.7%(09年度)から85%に高めることで、目標を達成できるとしていた
鳩山前首相の置きみやげに苦悩する民主党
2011年04月05日 08時00分
2011年04月05日 08時00分
環境省の南川秀樹事務次官は3日、タイのバンコクで開かれた気候変動枠組み条約特別作業部会で会見し、福島第一原発の事故を受け、2020年までに温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減するの目標値を見直す可能性を示した。しかし、この発言に宮城県入りしている松本龍環境大臣(59)は「温暖化対策に取り組んでいくという決意に変わりはない」と述べ、すぐさま事務次官発言を打ち消した。
永田町関係者はこう話す。「福島第一原発事故を受けて、世論は反原発へと流れ始めている。現在建設中や計画中の原発は中止や変更になる可能性が出てきたなかで、それでは、何で発電するのかという問題になる。原発に頼れなくなる以上、火力発電の稼働量を上げていかなくてはならないが、ネックになるのは2009年の国連会議で当時の鳩山由起夫首相が宣言してしまったCO2の25%削減目標なんです。政権与党なので、いまさらできませんとは言えない状況ですね」
2011/04/05
松本龍環境相、「柔軟な対応も考えられる」=温室効果ガス排出量の25%削減目標
松本環境相も見直し示唆 温室効果ガス25%削減目標
2011年4月5日13時28分
2011年4月5日13時28分
松本龍環境相は5日の記者会見で、国会に提出している地球温暖化対策基本法案に盛り込んだ温室効果ガス排出量の25%削減目標について「柔軟な対応も考えられる」と述べ、国会論戦を通じて法案修正もあり得るとの考えを示した。政府が掲げる25%削減目標は、原発の増設や稼働率の向上を前提にしている。福島第一原発の事故で、こうした前提の見通しが立たなくなっており、南川秀樹環境事務次官が削減目標の見直しを示唆する発言をしていた。
会見で松本環境相は「温暖化対策に積極的に取り組んでいく方針に変わりはない」としながらも、「原発の稼働や建設、経済成長の見込みなどを含めて関連情報の収集や把握に努めていきたい」とし、エネルギー供給を見通した上で、目標を議論する姿勢を見せた。
枝野官房長官、温室ガス25%削減目標の見直しも
枝野氏、温暖化対策見直し
2011.4.5 05:00
2011.4.5 05:00
枝野幸男官房長官は4日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、2020年までに温室効果ガスを25%削減する政府目標を見直す可能性について「地球温暖化対策にとどまらず、わが国が抱えるあらゆる課題について震災の影響を踏まえて検討しなくてはいけない」と述べ、再検討が不可欠との認識を示した。
原発推進が困難になるため、当面火力発電所など温室効果ガスを排出する化石燃料に頼らざるを得ない状況を踏まえたとみられる。ただ、松本龍環境相は温室効果ガス削減の数値目標見直しを明確に否定しており、政府内で議論を呼びそうだ。
2011/04/04
クリスティアナ・フィゲレスUNFCC事務局長、日本の温室効果ガス排出削減目標見直しに反対
国連、日本の温暖化対策見直しに反対を表明
【バンコク=若山樹一郎】クリスティアナ・フィゲレス国連気候変動枠組み条約事務局長は4日、バンコクで記者会見し、環境省の南川秀樹次官が3日、福島第一原発事故の影響により、「温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比25%削減する」とした日本政府の目標の見直しに言及したことに関し、「目標は維持できると考える。さらに野心的な数値目標を期待している」と述べ、見直しに反対する姿勢を示した。
2011/04/03
環境省次官、温室効果ガス排出量25%削減の目標は見直しが必要
「温暖化ガス25%削減見直しも」 環境次官、原発事故で
2011/4/3 23:59
2011/4/3 23:59
【バンコク=高橋徹】環境省の南川秀樹事務次官は3日、タイのバンコクで日系メディアと会見し、2020年までに1990年比25%の地球温暖化ガス削減を目指す政府方針について「見直しも当然議論の対象になる」と述べた。福島第1原子力発電所事故を受けて、各国の原発推進政策は足踏みが必至で、目標達成は難しくなったとの認識を示した。
2011/03/23
「排出権取引は難しくなるばかりだ。この分野の事業の相当な部分の資金がほかへ移るだろう」
排出権市場成長は期待外れ-投資資金は新エネルギー計画に活路
Bloomberg Markets
Bloomberg Markets
3月23日(ブルームバーグ):ビブハブ・ヌワル氏は排出権市場の熱心な支持者だった。インド生まれの32歳のバンカーは2009年9月、ムンバイのプライベートエクイティ(未公開株)ファンド、マネジング・エミッションズで欧州と日本の投資家を対象に排出権の開発を始めた。
同氏は1年もたたずにこの事業から手を引いた。温暖化ガス排出削減で国連が世界の合意を取りまとめられなかったことで、排出権市場の将来は事実上なくなったと判断したためだ。
2010/12/11
COP16 優等生だった日本の反乱 「京都議定書は一度でも延長されると永久に固定されるだろう」
2010.12.11 23:38 Sankei Biz
日本、孤立深めるも強気崩さず 延長阻止へ退路断つ COP16
最終局面までもつれたCOP16で京都議定書を延長することに強く反対した日本は11月29日の開幕後の約2週間、批判の矢面に立たされ続けた。外交舞台でいつも“優等生”だった日本の反乱-。そこには、環境対策で過大な負担をかけられた日本経済の先行きに対する大きな危機感がある。
COP16閉幕 京都議定書延長の場合には「拒否する権利を侵害しない」との文言が盛り込まれる
2010.12.11 23:09 産経
議定書延長「拒否権」明記、ポスト京都先送り COP16閉幕
【カンクン(メキシコ)=滝川麻衣子】地球温暖化対策の国際的枠組みを話し合う国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)は11日早朝(日本時間同日夜)、2012年末に期限切れとなる京都議定書後の枠組みについて「できるだけ早い作業完了を目指す」と結論を先送りした「カンクン合意」を採択し閉幕した。1年後に南アフリカで開かれるCOP17での決着に向け来年初旬にも協議を再開するが、議定書に代わる枠組み作りは容易ではなく、日本が反対した延長の可能性もある。
議定書延長「拒否権」明記、ポスト京都先送り COP16閉幕
【カンクン(メキシコ)=滝川麻衣子】地球温暖化対策の国際的枠組みを話し合う国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)は11日早朝(日本時間同日夜)、2012年末に期限切れとなる京都議定書後の枠組みについて「できるだけ早い作業完了を目指す」と結論を先送りした「カンクン合意」を採択し閉幕した。1年後に南アフリカで開かれるCOP17での決着に向け来年初旬にも協議を再開するが、議定書に代わる枠組み作りは容易ではなく、日本が反対した延長の可能性もある。
COP16閉幕、削減目標など具体的な協議は来年に先送り
日本経済新聞
COP16閉幕、「ポスト京都」論点は先送り 「13年以降の枠組み」早期構築を採択
2010/12/11 20:57
COP16閉幕、「ポスト京都」論点は先送り 「13年以降の枠組み」早期構築を採択
2010/12/11 20:57
カンクン合意の骨子
○産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑える
○温暖化で生じる被害への対策を進める「カンクン適応枠組み」を設立
○新興・途上国は20年に何も対策をとらないときと比べ温暖化ガス排出量を減らす
○途上国支援へグリーン気候基金を設立
COP16 京都議定書の単純延長という「最悪の展開」は回避
時事 2010/12/11-20:28
産業界、「最悪の展開」回避に安堵=温暖化対策で貢献強調-COP16
国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で、2012年末までの温室効果ガス削減策を定めた京都議定書の単純延長という「最悪の展開」(財界首脳)が回避されたことを受け、産業界には安堵(あんど)の声が広がっている。
米国や中国が参加しない同議定書は国際的な公平性に欠けるとして、単純延長には「絶対反対」(坂根正弘コマツ会長)の立場を表明してきただけに、今回の結論については「日本政府の交渉態度は一貫していた」(日本経団連幹部)と評価する声が多い。
COP16は、京都議定書に代わる新たな温室ガス削減の国際的枠組みの結論を、事実上来年に持ち越した。新たな枠組みについて産業界は、「国民生活への影響を考えてほしい」(米倉弘昌経団連会長)と強調。主要国の中で日本だけが突出して厳しい削減目標を強いられ、公共料金引き上げなど過重な国民負担が生じることがないよう、引き続き政府に求める構えだ。(2010/12/11-20:28)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010121100292
産業界、「最悪の展開」回避に安堵=温暖化対策で貢献強調-COP16
国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で、2012年末までの温室効果ガス削減策を定めた京都議定書の単純延長という「最悪の展開」(財界首脳)が回避されたことを受け、産業界には安堵(あんど)の声が広がっている。
米国や中国が参加しない同議定書は国際的な公平性に欠けるとして、単純延長には「絶対反対」(坂根正弘コマツ会長)の立場を表明してきただけに、今回の結論については「日本政府の交渉態度は一貫していた」(日本経団連幹部)と評価する声が多い。
COP16は、京都議定書に代わる新たな温室ガス削減の国際的枠組みの結論を、事実上来年に持ち越した。新たな枠組みについて産業界は、「国民生活への影響を考えてほしい」(米倉弘昌経団連会長)と強調。主要国の中で日本だけが突出して厳しい削減目標を強いられ、公共料金引き上げなど過重な国民負担が生じることがないよう、引き続き政府に求める構えだ。(2010/12/11-20:28)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010121100292
国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)は温暖化ガス排出削減の新しい国際枠組みづくりへ合意形成できない見通し
2010/12/11 2:04 日本経済新聞
COP16、新枠組み先送りへ 排出大国の米中取り込めず 「京都」延長も
第16回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)は温暖化ガス排出削減の新しい国際枠組みづくりへ合意形成できない見通しが強まった。日本は大量排出国の米国や中国を取り込めないどころか、温暖化対策に消極的と批判されている。このまま閉幕すれば、来年の交渉へ向け京都議定書を2012年の期限後も延長する案が現実味を増す。
COP16、新枠組み先送りへ 排出大国の米中取り込めず 「京都」延長も
第16回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)は温暖化ガス排出削減の新しい国際枠組みづくりへ合意形成できない見通しが強まった。日本は大量排出国の米国や中国を取り込めないどころか、温暖化対策に消極的と批判されている。このまま閉幕すれば、来年の交渉へ向け京都議定書を2012年の期限後も延長する案が現実味を増す。
2010/12/10
産経がCOP16 議事録を入手 狭まる日本包囲網 「中国と米国が接近している」
産経
「世界を暗黒に落とす」日本を英・ブラジル批判 COP16議事録入手
2010.12.10 01:54
【カンクン(メキシコ)=滝川麻衣子】2013年以降の温暖化対策の国際的枠組みを話し合う国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)の水面下の交渉で、焦点の京都議定書延長に反対する日本が厳しい圧力にさらされている実態が8日(日本時間9日)、産経新聞の入手した議事録で分かった。英国の閣僚は「交渉決裂は世界を暗黒に落とす」と日本を強く非難。最終日の10日までに合意できない場合の責任を日本に負わせようとする動きをみせている。
「世界を暗黒に落とす」日本を英・ブラジル批判 COP16議事録入手
2010.12.10 01:54
【カンクン(メキシコ)=滝川麻衣子】2013年以降の温暖化対策の国際的枠組みを話し合う国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)の水面下の交渉で、焦点の京都議定書延長に反対する日本が厳しい圧力にさらされている実態が8日(日本時間9日)、産経新聞の入手した議事録で分かった。英国の閣僚は「交渉決裂は世界を暗黒に落とす」と日本を強く非難。最終日の10日までに合意できない場合の責任を日本に負わせようとする動きをみせている。
COP16 英国「交渉が決裂すれば日本がヘッドラインになる」 日本「日本のレッドラインは明らかだ」
「決裂したら日本が見出しになる」COP16議事録要旨
2010.12.10 01:30
国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で6日に行われた日本と英国、ブラジルの交渉では京都議定書の延長をめぐる応酬で終始した。議事録要旨は以下の通り。
日本「延長を拒否した初日(11月29日)の声明が皆を驚かせたかもしれないが、交渉を阻止することを意図したものではない」
英国「日本は(京都議定書ともう1つの枠組みが並立する)2トラックの下で、議定書延長の可能性を示唆する文言について前向きになれるか」
日本「米国や中国のような主要排出国が入るなら延長を受け入れる用意はある。しかし、こうしたことが(議定書期限の)2012年までに起こるとは思えない」
ブラジル「延長に合意しないことは議定書の目的への挑戦だ」
英国「途上国グループから譲歩を引き出すためには、議定書延長について前向きな表現が必要だ。受け入れられないのか」
日本「賛成できない」
英国「京都議定書を延長するとともにもう1つの議定書をつくり、将来1つに統合するという策もある」
日本「米国は当面、法的枠組みに入ることはできない。京都議定書の締約国は議定書で拘束され、米中は何も拘束されないことになる。それはまったく受け入れられない」
英国「今週をどう切り抜けるかが問題で、(最終日の)金曜の段階で決裂したら世界中の人々を暗黒に突き落とすことになる」
日本「今週をしのぐために今後10年間の問題をなおざりにはできない。誰も議定書の問題で他の重要な問題が人質になることを望んでいない。しかし、他の主要排出国が入る枠組みが法的拘束力を持つか否か曖昧な状況は、われわれにとってフェアでないばかりか、地球温暖化問題に対処する上で効果的でない」
英国「何か解決方法を見つけるべきだ。これで会議が終わったら人々が日本について何を言うかは明らか。交渉が決裂したら日本が新聞のヘッドライン(見出し)になる。われわれは日本を助けようとしているのだ」
日本「日本のレッドライン(最後の一線)は明らかだ。いかに批判されようとも日本全体として受け入れられる限界がある。誰もレッドラインまで追い詰めず、現実的な解決策を見いだすべきだ」
英国「また協議したい」
2010.12.10 01:30
国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で6日に行われた日本と英国、ブラジルの交渉では京都議定書の延長をめぐる応酬で終始した。議事録要旨は以下の通り。
日本「延長を拒否した初日(11月29日)の声明が皆を驚かせたかもしれないが、交渉を阻止することを意図したものではない」
英国「日本は(京都議定書ともう1つの枠組みが並立する)2トラックの下で、議定書延長の可能性を示唆する文言について前向きになれるか」
日本「米国や中国のような主要排出国が入るなら延長を受け入れる用意はある。しかし、こうしたことが(議定書期限の)2012年までに起こるとは思えない」
ブラジル「延長に合意しないことは議定書の目的への挑戦だ」
英国「途上国グループから譲歩を引き出すためには、議定書延長について前向きな表現が必要だ。受け入れられないのか」
日本「賛成できない」
英国「京都議定書を延長するとともにもう1つの議定書をつくり、将来1つに統合するという策もある」
日本「米国は当面、法的枠組みに入ることはできない。京都議定書の締約国は議定書で拘束され、米中は何も拘束されないことになる。それはまったく受け入れられない」
英国「今週をどう切り抜けるかが問題で、(最終日の)金曜の段階で決裂したら世界中の人々を暗黒に突き落とすことになる」
日本「今週をしのぐために今後10年間の問題をなおざりにはできない。誰も議定書の問題で他の重要な問題が人質になることを望んでいない。しかし、他の主要排出国が入る枠組みが法的拘束力を持つか否か曖昧な状況は、われわれにとってフェアでないばかりか、地球温暖化問題に対処する上で効果的でない」
英国「何か解決方法を見つけるべきだ。これで会議が終わったら人々が日本について何を言うかは明らか。交渉が決裂したら日本が新聞のヘッドライン(見出し)になる。われわれは日本を助けようとしているのだ」
日本「日本のレッドライン(最後の一線)は明らかだ。いかに批判されようとも日本全体として受け入れられる限界がある。誰もレッドラインまで追い詰めず、現実的な解決策を見いだすべきだ」
英国「また協議したい」
2010/12/07
COP16 米中抜きで鳩山元首相が国際公約した温室効果ガス排出量25%削減をのまされれば日本の国際競争力は著しく低下する
COP16 米中抜きで25%削減…「京都」延長論の先に悪夢のシナリオ
2010.12.7 23:22
2010.12.7 23:22
国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で途上国などが求める京都議定書の延長が現実になれば、産業界が受ける打撃は計り知れない。最悪のシナリオは、米国や中国などが一切義務を負わない議定書の枠組みが維持されたまま、民主党政権が国際公約した温室効果ガス排出量の25%削減をのまされる事態だ。ただでさえ京都議定書で不利な条件にさらされてきた日本企業の国際競争力は著しく低下する。
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