安保理、北砲撃巡る朝鮮半島情勢の声明見送り
【ニューヨーク=柳沢亨之】国連安全保障理事会の議長国、米国のライス国連大使は20日、記者会見し、朝鮮半島情勢を巡る安保理声明案について、「これ以上議論しても、意味はほとんどない」と述べ、取りまとめを見送る考えを示した。
ライス大使は「全理事国がまとまらず、残念だ」と語り、19日の安保理会合で中国が北朝鮮の韓国砲撃を非難する文言の挿入に反対したことを暗に批判した。
同会合では、ロシアが、砲撃を非難しつつ、現場となった島名を明記しない妥協案も提示したが、ロシア外交筋は20日、読売新聞に「(中国との)溝が大き過ぎる」と認めた。韓国外交筋は「声明の議論は終わった」と語った。
(2010年12月21日10時49分 読売新聞)