米国務次官補、体調不良で日中韓歴訪中止 代表団は出発
【ワシントン=望月洋嗣】米国務省は14日、キャンベル国務次官補が、北朝鮮の韓国・大延坪島(テヨンピョンド)砲撃をめぐる協議などを目的とした中国、韓国、日本への歴訪を体調不良で中止した、と発表した。スタインバーグ国務副長官が率いる米代表団は14日、予定通り北京へ出発した。
クローリー国務次官補が14日の記者会見で「キャンベル氏は深刻な鼻炎で歴訪を取りやめたが、来年の早い時期に日韓を訪問する」と説明した。米代表団は北京で北朝鮮への対応のほか、来年1月に予定される胡錦濤(フー・チンタオ)中国国家主席の公式訪米についても協議する予定。
2010/12/15-07:09 時事
米次官補、訪日延期=体調不良で
【ワシントン時事】クローリー米国務次官補(広報担当)は14日の記者会見で、北朝鮮情勢を協議する米政府代表団の一員として、中国、韓国、日本を歴訪する予定だったキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が体調不良のため、急きょ参加を取りやめたと発表した。
クローリー次官補によると、キャンベル次官補は鼻炎を患っているという。同次官補は来年の早い時期に日韓両国訪問を再調整する。
一方、スタインバーグ国務副長官を中心とする代表団は14日、中国に向けて出発した。同副長官とベーダー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長が17日まで北京に滞在する一方、ソン・キム6カ国協議担当特使は16日にソウルを訪れる。(2010/12/15-07:09)
2010年12月14日11時19分
キャンベル米国務次官補、訪日を17日に変更