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2011/04/14

86年のチェルノブイリ事故から25年。「原子力ルネサンス」の到来が叫ばれていただけに、原発先進国の日本で起きた福島原発事故の評価は、今後の国際的な原発政策の流れにも大きな影響を及ぼすことになる。

東日本大震災:福島第1原発事故「レベル7」 原発推進「後退」に危機感
 ◇仏露「日本の過剰反応」 IAEAは安全確保強調

 【ウィーン樋口直樹】福島第1原発事故の国際評価尺度(INES)が史上最悪の旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」に引き上げられたことを受け、国際原子力機関(IAEA)は、チェルノブイリとの違いを強調するなど警戒感をあらわにした。ロシアやフランスなど原発大国からは日本の「過剰評価だ」と指摘する声も相次いだ。背景には、国際的な原発推進路線の「後退」への危機感の強さが読み取れる。

 「原子力の平和利用」の旗振り役であるIAEAは、福島原発事故を「大きな挑戦」(天野之弥事務局長)と受け止めている。天野氏はウィーンで開催中の原子力安全条約検討会合の冒頭、福島原発事故にもかかわらず「原子力への関心の背後にある基本的な要因は変わらない」と指摘。国際的なエネルギー需要の拡大や気候変動、不安定な化石燃料価格への対策として原子力の有用性を訴えた。

2011/04/13

米NRCヤツコ委員長、「事態は「静止」状態だが「安定」状態には至っていない」

福島第一原発、事態は「静止」するも「安定」せず 米NRC委員長
2011.04.13 Wed posted at: 11:44 JST
ワシントン(CNN) 米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は12日、事故の深刻さを示す暫定評価が最悪の「レベル7」に引き上げられた福島第一原子力発電所について、事態は「静止」状態だが「安定」状態には至っていないとの見方を示した。上院環境公共事業委員会の公聴会で語った。

「レベル7」についてIAEA、NRC、IRSN、が見解を表明

IAEA、チェルノブイリと大きな違い=福島原発「依然安定せず」と米NRC
2011年4月13日11時6分
 福島第1原発事故の国際原子力事故評価尺度(INES)の評価が旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じ最悪の「レベル7」に引き上げられたことを受け、国際原子力機関(IAEA)や米仏の関係機関が12日、それぞれ見解を表明した。

 国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長はウィーンの本部で記者会見し、二つの事故は「構造や規模の面で全く異なる」と強調。「チェルノブイリ原発では原子炉が爆発したが、福島第1原発は原子炉が東日本大震災後に自動停止した」と指摘した。

 さらに、放出された放射性物質の量も「福島第1原発の37万テラベクレル(テラは1兆)に対し、チェルノブイリ原発は520万テラベクレルに達した」と規模の違いを挙げた。また「日本は避難地域を設定するなど当初から事態を深刻に受け止めていた」とも語り、対応は適切だったとの見解も示した。

 仏放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のグルメロン放射線防護局長も同日、「福島の事故は極めて深刻だが、チェルノブイリの事故と現時点で同じではないし、今後もそうだ」と述べ、安易な同列視に警鐘を鳴らした。

 一方、米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は12日、上院環境公共事業委員会の公聴会で、福島原発事故の状況に関し、「日々の大きな変化は見られないが、まだ安定した状態ではない」と指摘した。

 同委員長は、原子炉や使用済み核燃料プールの冷却を確保することが最重要だと強調。「原子炉の冷却能力を失えば、燃料棒がさらに劣化し、これまでよりも大規模な放射性物質の拡散が起きる可能性がある」と警告した。 


[時事通信社]

12日午前に行われた会見での東電担当者の発言が海外メディアに取り上げられ、波紋

福島第1原発:「チェルノブイリ超える」東電担当者が発言2011年4月12日 22時34分 更新:4月13日 0時11分

 東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理が12日午前に行った会見の発言が海外メディアに取り上げられ、波紋を広げている。

2011/04/12

福島原発事故「レベル7」=原子力安全委員会と原子力安全・保安院

福島原発、最悪のレベル7 放射性物質を大量放出
2011/4/12 12:09
 経済産業省の原子力安全・保安院と国の原子力安全委員会は12日、東京電力福島第1原子力発電所の事故を原発事故の深刻度を示す国際評価「国際原子力事象評価尺度(INES)」で最悪の「レベル7」へ2段階引き上げたと発表した。レベル7は、過去に旧ソ連で1986年に起き、史上最悪といわれるチェルノブイリ原発事故しかない。東日本大震災で原発を安全に止められず、1カ月たっても復旧に手間取っていることが、事故の重大さを際立たせている。

国際原子力事象評価尺度(INES) レベル7とは

【原発】チェルノブイリと並ぶ「レベル7」とは? (04/12 11:51)






 福島第一原発の事故について、原子力安全・保安院は、原発事故として最悪の「レベル7」に相当すると発表しました。「レベル7」とはどういうものなのでしょうか。

 IAEA=国際原子力機関が定める「事故評価尺度」は、レベル0からレベル7まで8段階あります。これを踏まえたうえで、政府は当初、地震発生翌日に1号機の原子炉建屋が水素爆発を起こして放射性物質が漏れたことなどを受け、その時は「レベル4」としました。

18日には、冷却機能が失われたことで炉心が深刻な状況に陥ったことや、放射性物質の流出が止まらないことなどから「レベル5」に引き上げました。

そして、事故から1カ月たった12日、大気汚染の広がりや周辺住民の生活への深刻な影響が長期化していることから、最も深刻な「レベル7」に引き上げました。形態こそ違うものの、史上最悪の事故とされた旧ソビエトのチェルノブイリ原発事故と同じレベルです。



2011/03/15

福島の原子力発電所の事故はレベル5もしくは6の可能性=フランス原子力安全当局、

福島の原発事故はレベル5か6の可能性、米スリーマイル島事故に匹敵か=仏当局
2011年 03月 15日 04:45 JST
 [パリ 14日 ロイター] フランス原子力安全当局(ASN)は14日、福島の原子力発電所での事故について、国際基準で定められているレベル7までの分類のうち、レベル5もしくは6に該当する可能性があるとの見解を明らかにした。これは1979年の米スリーマイル島原発事故に匹敵する水準としている。




2011/03/14

イルナー通信 『ドイツZDF放送の記者が、「IAEA国際原子力機関の天野事務局長は、日本の原子力発電所に関する報告の提示において、日本寄りの立場を示している」と非難した』

原発事故で、IAEA事務局長の日本寄りの立場に非難
2011年 3月 14日(月曜日) 17:11
ドイツZDF放送の記者が、「IAEA国際原子力機関の天野事務局長は、日本の原子力発電所に関する報告の提示において、日本寄りの立場を示している」と非難しました。

イルナー通信が伝えたところによりますと、ドイツの公共放送・ドイツ第2テレビZDFの記者は、「天野事務局長は、最近の地震の後の日本の原発の状況に関して、批判的で正確な報告や情報の提示を控えている」と述べています。

この記者は、IAEAには、日本の原発で起こった事件について正確な情報を提示するよう日本政府に圧力をかける手段はあるのかとの問いに対して、「IAEAは何の手段も持っておらず、日本が自発的に提示する情報を頼りにするだけだ」と述べました。

この記者はさらに、「IAEAは、2007年にも、日本に対して同様のことを経験した。そのときも、随分時間が経ってから、ごくわずかな事実を含んだ報告がIAEAにもたらされた」と述べました。