茨城県日立市沖で4日に調査のため捕ったスズキから1キログラム当たり1037ベクレルの放射性セシウムを検出
茨城沖のスズキ1000ベクレル超
7月11日 22時17分
茨城県北部の日立市沖で採取されたスズキから、1キログラム当たり1000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されました。
おととしの原発事故直後以来の高い値ですが、茨城県沖のスズキには国から出荷停止の指示が出ていて、市場に出回ることはないということです。
茨城県によりますと、今月4日に茨城県北部の日立市沖で採取されたスズキを検査した結果、国の基準の10倍を超える1キログラム当たり1037ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
茨城県沖の魚介類から1000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたのは、原発事故直後のおととし4月に、北茨城市沖のコウナゴから2回あっただけで、今回はそれらに次いで3番目に高い数値だということです。
茨城県沖のスズキは、国から出荷停止の指示が出ていて、市場に出回ることはないということです。茨城県は「事故からおよそ2年4か月が経って高い濃度の放射性セシウムが検出された理由は分からないが、安全な魚を出荷できるよう、検査には万全を尽くしたい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130711/k10015986211000.html
茨城県沖のスズキ、基準値10倍のセシウム
2013.7.12 00:02
茨城県は11日、調査のため茨城県日立市沖で捕ったスズキから、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の10倍を超える1037ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
県によると、国は平成24年4月から茨城県沖のスズキの出荷制限をしており、市場に出回ることはないという。