【リマ共同】英国際戦略研究所(IISS)は10日、南米コロンビアの左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)がベネズエラの支援を受け、チャベス大統領の政敵暗殺を謀ったほか、エクアドルのコレア大統領に選挙資金を送った疑いがあるとする報告書を公表した。FARCが隣国2国と協力関係にあった可能性が強まった。
チャベス氏はコロンビアのウリベ前政権と関係が悪く、FARCを支援してきたとの疑念が根強い。FARCはウリベ氏退任後、弱体化が顕著。IISSはコロンビア当局が2008年に殺害したFARC幹部のコンピューター内にあった資料を入手、分析した。
2011/05/11 11:49 【共同通信】