酒井法子「光があるから…」
女優の酒井法子が、著書「レーネンさんから学んだ『つらい過去』を手放す方法」の発売を記念してトークショーを行った。同書は、酒井とスピリチュアルカウンセラーのウィリアム・レーネン氏との対談などをまとめた一冊。「いろいろなことがあるけれど、光があるから頑張っていい』という言葉を頂いて、前向きな気持ちになった」という酒井だが、タイトルと同様に「つらい過去は手放した?」と聞かれると、「正直、まだそこまで言い切れる段階ではない」。しかし、「みんな自身や周りにいろいろな問題があると思う。でも、それをただの闇にしてしまわないで。元気を出して、希望を持って生きて!」と、自身にも言葉を掛けるようにメッセージを送った。出席者:酒井法子、ウィリアム・レーネン 【動画はこちら】(2013/09/19)
http://www.jiji.com/jc/c?g=ent2_ent2&k=g130535
2013年09月18日 21時37分
【動画】酒井法子、著書出版に感慨「あの事件からは考えられなかった…」
女優の酒井法子(42)が18日、著書『レーネンさんから学んだ「つらい過去」を手放す方法』(19日発売/主婦の友社)の発売記念トークショーを都内で開催。「3年前のあの事件からは、考えられなかった状況。皆さんの前で『本を出しました』って言える状況が来るとは思っていなかった…」と感慨深く話した。
同書は、覚せい剤事件で有罪判決を受け、3年に及ぶ執行猶予を終え復帰した酒井が、これまでの出来事に真摯に向き合い、米国人スピリチュアルカウンセラーのウィリアム・レーネン氏との対話や往復書簡を通じて、酒井自身の心境の変化を綴った。
約4ヶ月間、レーネン氏のカウンセリングを受けた酒井は「いろんな話を聞いてきて、“過去を手放す”というとき自分自身を否定的に責めて、出来事の全てを忘れるのではなくて、全てのことを受け入れて次の世界に行くというのを教えてくれた。それを気づかせてくれたのは大きな財産になります」と心境が変化が訪れたという。
「つらい過去を手放す」というテーマの同書を出版したが、「まだ、(過去を手放したとは)言い切れる段階ではない」と吐露。復帰してからも厳しい声が寄せられることに「私自身、そういうふう(ネガティブ)には思ってない」と前向き。この日も大勢のファンが駆けつけ「本を出すと言ったら皆さんが来てくれてすごくうれしい」と頬を緩ませていた。
同席したレーネン氏は「権力がある人が酒井をサポートしない」と復帰後の世間の酒井への対応を指摘し、「酒井さんは自分自身をすごい罰した。それを越えてまだ罪悪感を感じさせよう、さらに罰するという動きにはすごいフラストレーションを感じる。力のある人が弱い人を支えればみんなが勝者になる」と力強く呼びかけていた。