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2011/06/13

「怒羅権」の幹部と中国人留学生を傷害の容疑で逮捕

携帯不正取得でトラブル 販売店経営者らを襲撃 中国人5人逮捕
2011.6.13 21:09
 不正取得した携帯電話の返却を求めた販売店経営者らを暴行し負傷させたなどとして、警視庁組織犯罪対策2課は傷害の疑いで、住所不定、無職の周世偉容疑者(38)ら中国籍の男5人を逮捕した。周容疑者ら2人は容疑を否認、他の3人は認めているという。

 逮捕容疑は昨年10月27日午後7時25分ごろ、東京都板橋区東坂下の路上で、中国籍の携帯電話販売店経営者の男性(43)=京都市伏見区=ら6人が乗ったワンボックスカーを襲撃、男性ら3人に重軽傷を負わせたなどとしている。

 同課によると、周容疑者らは同月中旬、京都府内の販売店で携帯電話10台を偽名で契約。不正に気付き返却を求めた経営者らを都内に呼び出し襲撃した。




架空名義で携帯契約できず 店員に暴行の暴走族ら逮捕
6月13日
東京・板橋区で去年10月、携帯電話販売店の男性3人に重傷を負わせたとして警視庁はきょうまでに傷害などの疑いで暴走族のメンバーなど男5人を逮捕しました。

逮捕されたのは中国人留学生の劉超容疑者のほか、中国残留孤児の2世・3世で結成された暴走族「怒羅権」の幹部、周世偉容疑者など5人です。

5人の容疑者は鉄パイプを事前に購入するなど周到に準備し、周容疑者など怒羅権の幹部が直接暴行に加わっていることから、警視庁は組織的な犯行とみて捜査してきました。暴行された3人は劉容疑者の知人が偽の身分証で申し込んだ携帯電話の契約を、犯罪に使われる危険性があるとみて断ったため報復されたとみられます。