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2011/01/13

警視庁は、篠原容疑者が株の損失の穴埋めなどで総額1億円以上を私的に流用していたとみて、資金の流れを詳しく調べている。

総額1億円以上を私的流用か 特別背任事件
2011年1月13日 14:19



 産業機器メーカー「春日電機」の元社長らによる特別背任事件で、別会社への貸付金の一部が元社長の個人口座に流れるなど、私的に流用された総額は1億円以上に上るとみられることがわかった。

 13日に送検された春日電機の元社長・篠原猛容疑者らは、返済の見込みがないのに別の会社に5億5000万円を貸し付け、春日電機に損害を与えた疑いが持たれている。その後の警視庁への取材で、貸し付けの度に篠原容疑者の個人口座に入金があり、その総額は3000万円以上に上ることがわかった。

 警視庁は、篠原容疑者が株の損失の穴埋めなどで総額1億円以上を私的に流用していたとみて、資金の流れを詳しく調べている。