9.01.2011, 10:13
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、自国の原子力エネルギー・プロジェクト実現の枠内で、軽水炉建設計画を進める考え。これは週間新聞「ピョンヤン・タイムス」が報じたもの。
又「ピョンヤン・タイムス」は、次のように指摘している―「そうした決定は、原子力の平和利用に対する朝鮮民主主義人民共和国の合法的権利を反映したものだ。これにより、増加する国内のエネルギー需要をまかなえるだろう。１９９４年アメリカは、朝米二国間合意により、二基の軽水炉を朝鮮に供与する義務を負っている。もし米政府が、この約束を守っていれば、朝鮮半島の核をめぐる問題は、現在のようにこじれ複雑かつ困難なものにはならなかったに違いない。」
http://japanese.ruvr.ru/2011/01/09/39097142.html
2010.12.31 01:03
建設中の軽水炉は２基か 北朝鮮、韓国テレビが報道
北朝鮮が米国の科学者らを寧辺の核施設に案内して実験用の軽水炉建設に着手したと明らかにした問題で、韓国のＫＢＳテレビは３０日、建設中の軽水炉は２基だと報じた。消息筋の話として伝えた。
同テレビによると、１基は出力５千キロワット級の実験用炉で、６カ国協議の合意に沿って２００８年６月に爆破された冷却塔跡地付近で建設が進み、建屋がほぼ完成した状態。もう１基は出力５万キロワット級で、建設が中断している原子炉（５万キロワット）がある場所で工事が進んでいる。
北朝鮮側は、寧辺で米科学者にウラン濃縮施設を確認させている。同テレビは、軽水炉用の核燃料棒製造工場の建設も行われているとして「産業用に偽装した軽水炉団地」づくりが目的とみられると指摘した。（共同）
