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2013/12/05

過激派の「革労協」も特定秘密保護法案を批判

横田基地ゲリラ事件 報道機関に犯行声明

12月5日 5時31分
先月、東京のアメリカ軍横田基地の近くで爆発音がして発射装置とみられる鉄パイプの筒などが見つかった事件で、犯行声明が都内の報道機関に届き、警視庁は過激派の革労協によるゲリラ事件とみて捜査しています。

この事件は、先月28日の夜遅く、東京のアメリカ軍横田基地の近くで大きな爆発音が2回あり、付近から発射装置とみられる鉄パイプの筒やリード線などが見つかったものです。
鉄パイプの筒は横田基地の方向に向いており、警視庁はゲリラ事件として捜査していますが、4日までに「革命軍」と名乗る団体からの犯行声明が都内の報道機関に届きました。
声明では今の政権がアメリカと連携して軍事演習を行ったり、特定秘密保護法を制定しようとしたりしていることを批判し、今回の発射を「怒りの鉄ついだ」としています。
事件が起きた当日には過激派の革労協の反主流派の最高幹部らが逮捕されていることなどから、警視庁は革労協による犯行とみて調べています。







横田基地近くで飛行弾か 2回の爆発音、ゲリラ事件で捜査

東京都立川市の米軍横田基地付近で28日夜、爆発音が2回あり、基地周辺で飛行弾のような金属片が見つかった。近くの畑では発射装置とみられる鉄パイプ2本とリード線なども見つかり、警視庁公安部は過激派によるゲリラ事件とみて捜査を始めた。

 28日午後11時半ごろ、近隣住民から「大砲のような大きな音が2回した」と110番があり、駆け付けた立川署員が基地から約450メートル離れた立川市西砂町3丁目の畑で基地の方向に向けて刺さった鉄パイプ2本を確認した。けが人はいない。

 鉄パイプは直径約6センチで、近くにリード線や乾電池があり、公安部は飛行弾の発射装置と判断している。

 横田基地への未遂を含めたゲリラ事件は過去に6件確認されている。最近では2009年、基地近くで時限式発射装置の金属筒が見つかるゲリラ未遂事件があり、警視庁が爆発物取締罰則違反の疑いで革労協反主流派の拠点を家宅捜索した。(共同)
[ 2013年11月29日 08:53 ]





過激派「革労協」最高幹部を逮捕 偽名でホテル宿泊(11/28 15:54)


 埼玉県内のホテルに偽名で宿泊した疑いで過激派「革労協」の最高幹部の男が、警視庁公安部に逮捕されました。

 過激派「革労協」反主流派の最高幹部・山田茂樹容疑者(64)は今年5月、埼玉県朝霞市のビジネスホテルに「上田和夫」という偽名で宿泊した疑いが持たれています。警視庁公安部によりますと、28日朝、埼玉県草加市の路上で側近の女(60)と一緒にいた山田容疑者を捜査員が発見し、逮捕したということです。側近の女も今月9日に、府中市内のホテルに偽名で宿泊したとして逮捕されました。「革労協」反主流派は、3年前、埼玉県の陸上自衛隊・大宮駐屯地に飛翔弾を撃ち込むなど、ゲリラ事件を起こしていて、公安部は活動拠点を捜索するなど実態解明を進める方針です。