家康描いた硬貨発行へ 日英交流400年で
2013.9.7 08:11 [地域の話題]日本と英国の間で交流が始まって400周年を迎えたのを祝って、徳川家康像などをあしらった金と銀の記念硬貨が8日、英国で発行される。
日英交流は、当時の英国王ジェームズ1世から江戸幕府への親書などを託された東インド会社の船が、1613年6月に長崎県平戸市に到着して始まった。9月8日は英国の使節団代表が徳川家康と面会した日に当たる。
片面にエリザベス女王の横顔、もう片面に東インド会社の船を背景にしてジェームズ1世と家康の像を並べたデザイン。家康が描かれた硬貨の発行は、日本を含めて初めて。24金製の五十ペンス硬貨と銀製の五ペンス硬貨の2種類があり、各400枚の限定発売。価格は金貨が755ポンド(約11万7千円)、銀貨が59ポンド95ペンス。発行は、商号を引き継ぎ硬貨鋳造などを手掛ける現在の「東インド会社」。(共同)