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2011/03/28

サルコジ大統領、31日来日で調整

仏大統領、来日で調整



 日仏両政府は28日、サルコジ仏大統領が来日し、31日に菅直人首相と首脳会談を行う方向で調整に入った。日本政府関係者が明らかにした。大統領は日帰りの見通し。フランスは主要8カ国(G8)と20カ国・地域(G20)の議長国を務めている。大統領は東日本大震災を受け、各国を代表して連帯の意思を伝えたい考えで、食の安全に関しても意見交換するとみられる。

 大統領は17日、3月下旬に訪中する機会に合わせて訪日したいと表明。首相が18日の電話会談で、震災への対応を理由に難しいと伝えたものの、その後も可能性を探っていた。日本政府は震災の状況をにらみながら、最終的な対応を決める方針だ。(2011/03/28-23:45)









仏大統領来日へ 31日首脳会談で調整 復興へ連帯訴え
2011年3月27日5時24分
 主要国首脳会議(G8)と20カ国・地域首脳会議(G20)の今年の議長国フランスのサルコジ大統領が近く来日する見通しになり、菅直人首相は31日にも首脳会談を開く方向で最終調整に入った。

 震災の復旧・復興に向け、仏側は国際社会の連帯を訴えたい考え。仏側は5月下旬に仏ドービルで開かれるG8サミット前の日仏首脳会談を打診し、首相が東日本大震災の対応に専念していることからサルコジ氏が来日する意向を示したという。両首脳は会談後、共同記者会見を開く予定だ。

 フランスは東日本大震災の被災地に救助隊を派遣。原子力発電に頼ったエネルギー政策を進めており、東京電力福島第一原子力発電所の事故にも高い関心を示している。15日の日仏外相会談で、ジュペ外相は松本剛明外相に「いつでもアドバイスする用意がある」と伝えていた。