東電は15日未明、14日午後9時ごろ、福島第一原発の正門で中性子線を検出したと発表した。
放射線量は不明だが、14日午前に水素爆発を起こした同原発3号機の燃料から出た可能性があるとしている。
(2011年3月15日03時30分 読売新聞)
福島第一原発正門付近、15日にも中性子線検出
2011年3月16日16時12分
東京電力は16日、福島第一原発の正門付近で15日にも中性子線が検出されたことを明らかにした。モニタリングカーによる計測で、15日午前1時30分と同40分にそれぞれ、1時間当たり0.02マイクロシーベルト、0.01マイクロシーベルトの中性子線を検出したという。
中性子線は同原発3号機が水素爆発を起こした後の14日にも検出され、再び検出できないレベルになっていた。
中性子線は核分裂が起きた時に出てくるが、検出の原因は不明。