高橋容疑者、教団の本所持 十数冊押収、今も帰依か
地下鉄サリン事件で特別手配され、15日逮捕されたオウム真理教元信徒の高橋克也容疑者(54)が、今月4日に川崎市内の潜伏先から逃走する際、教団発行の書籍十数冊を持っていたことが警視庁への取材でわかった。同庁は、教団に帰依する心を今も失っていない可能性が高いとみている。
警視庁によると、高橋容疑者は4日、市内の大型スーパーで購入したキャリーバッグを持って勤務先社員寮から逃走。逮捕後の供述から、JR鶴見駅西口の貸しロッカーに預けてあることが分かり、押収したバッグの中から教団発行の書籍十数冊や宗教関連の本15冊程度を発見した。
教団元代表・松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(57)=地下鉄サリン事件の殺人罪などで確定=の著作である「マハーヤーナ・スートラ」「イニシエーション」なども含まれていた。バッグは6日か7日にロッカーに預けたが、8日に警視庁がバッグの画像を公開したため、入れたままにしていたという。