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2012/06/16

高橋容疑者「(逮捕された事実について)まだ理解できません」

松本死刑囚の写真所持=信仰継続か、「逮捕理解できない」-オウム高橋容疑者。

 地下鉄サリン事件の殺人容疑などで逮捕された元オウム真理教信者高橋克也容疑者(54)が逃走直前に購入し、コインロッカーに保管していたキャリーバッグから、教団元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(57)の写真が数枚見つかっていたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。

 高橋容疑者は「(逮捕された事実について)まだ理解できません」と供述。バッグからは教団発行の本十数冊も見つかっており、警視庁は同容疑者が今も松本死刑囚を信仰している疑いがあるとみて調べる。(2012/06/16-12:25)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012061600158




高橋容疑者、個室ビデオ店を転々 教団関連本10冊以上を所持

2012/6/16 0:50
 地下鉄サリン事件の殺人容疑などで逮捕されたオウム真理教元幹部、高橋克也容疑者(54)が今月4日に川崎市の潜伏先から逃走した後、横浜市鶴見区や東京都大田区の大森地区や蒲田地区の個室ビデオ店を転々としながら逃走を続けていたことが15日、警視庁への取材で分かった。
 警視庁によると、逮捕後の調べで現在の心境を問われた高橋容疑者は「ひと言では言えない。世間を騒がせてしまったことは間違いなく、すべて私の不徳のいたすところ」と話したという。

 潜伏先から教団に関連する書籍10冊以上を持ち出していたことや、逃亡中に別の偽名を使ったとみられることも判明。警視庁は教団への信仰が続いていたとみて逃亡生活の実態を解明する。
 警視庁によると、高橋容疑者は潜伏先から逃げる直前に買った大型バッグを「JR鶴見駅(横浜市)のコインロッカーに入れた」と供述。同庁は15日午後、供述通りにロッカーからバッグを押収した。

 バッグには高橋容疑者が使っていた携帯電話や3口座分の預金通帳のほか、二十数冊の本が入っていた。うち10冊以上は元教団代表、松本智津夫死刑囚(麻原彰晃、57)が著者の「マハーヤーナ・スートラ」など教団に関連する本だった。

 預金通帳は、高橋容疑者と元幹部、菊地直子容疑者(40)=殺人容疑などで逮捕=が逃亡中に偽名に使っていた「桜井」姓の名義が2口座。もう1つは「吉田利美」名義の口座だった。

 高橋容疑者は逮捕時、「吉田新一」名義の眼鏡店のポイントカードも所持。逃亡直前に防犯カメラに映った際の銀縁の眼鏡でなく、逃走後に買ったとみられる太く黒っぽい縁の眼鏡を着用、「今までの眼鏡ではばれてしまうので逃げるために買った」と説明している。

 逃走後は「個室ビデオ店でシャワーを浴び、捜査情報をテレビで確認していた。食事は主にファミリーレストランでしていた」と供述。土地勘のある川崎市周辺を転々としながら、本人確認が甘い個室ビデオ店に寝泊まりしていたとみられる。

 さらに「逃走後、蒲田でビジネスバッグ、鶴見のデパートでボストンバッグを買った」と説明。15日午前にJR蒲田駅近くの漫画喫茶で発見された際に持っていたビジネスバッグには現金436万円が入っていた。うち238万円は信用金庫で引き出した現金で、残る198万円は「働いてためた金」と話している。ほかに財布の中に現金約22万円が入っていた。