岩手県と東京都などは30日、東日本大震災で発生した岩手県内のがれきを東京都で受け入れる「災害廃棄物の処理基本協定」を締結した。
都は今後、宮城県とも同様の協定を結び、2013年度までに岩手、宮城両県のがれき約50万トンを処理する方針。
都によると、11月までに岩手県宮古市の仮置き場に置かれている千トンを先行して受け入れ、12月から来年3月にかけて新たに1万トンを処理する。対象は木くずやプラスチック、機械類のがれき。鉄道コンテナで輸送し、民間の中間処理施設を経て、不燃物や焼却灰は都の埋め立て処分場に持ち込む。
2011/09/30 18:44 【共同通信】