射撃訓練中止を要請=米韓大使呼びロシア外務次官
【モスクワ時事】ロシアのボロダフキン外務次官は17日、米国と韓国の駐ロシア大使を外務省に呼び、北朝鮮の砲撃を受けた韓国・延坪島で韓国軍が計画している射撃訓練を中止するよう呼び掛けた。
ロシア外務省の声明によると、ボロダフキン次官は、射撃訓練計画に強い懸念を表明。これ以上朝鮮半島の緊張をエスカレートさせないことが重要とし、訓練計画の中止を要請した。(2010/12/18-00:45)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010121701042
ANN
ロシアが米韓に射撃訓練への最大限の憂慮伝える(12/18 02:04)
韓国が延坪(ヨンピョン)島周辺の黄海で行う射撃訓練について、ロシア外務省は在モスクワの韓国とアメリカ双方の大使に対し、「最大限の憂慮を示す」と懸念を伝えました。
ロシア外務省のボロダフキン次官は17日、韓国とアメリカの大使を外務省に呼び、韓国が12月18日から21日まで延坪島の近くの黄海海域で行う射撃訓練に「最大限の憂慮を示す」と伝えました。
ロシア外務省は、ホームページ上でも「11月23日にこの海域で行われた同様の軍事演習が韓国と北朝鮮との間に犠牲者を出した砲撃事件を引き起こした」として、今回の射撃訓練に最大限の憂慮を表明しています。また、「朝鮮半島の緊張をさらにエスカレートさせないため、韓国には砲撃を控えるよう要請し、最大の自制と節度を持つよう関係国にも呼びかける」としています。
朝鮮日報日本語版
2010/12/18 08:21:17
北朝鮮砲撃:ロシア、韓米両国大使を呼び訓練に抗議
北朝鮮砲撃 ロシア政府は17日、韓国の李允鎬(イ・ユンホ)駐ロ大使と米国のジョン・バイアリー駐ロ大使を外務省へ呼び、韓国軍による延坪島周辺での射撃訓練に対し、深い遺憾の意を伝えた。同省では、アレクセイ・ボロダブキン外務次官が韓米両国大使と会い、遺憾の意を伝えると共に、声明文を発表し、「韓国が延坪島周辺の西海(黄海)で計画している射撃訓練を自制するよう強く求める」と主張した。
一方、北京の外交筋によると、中国政府もこの日午後、外務省の張志軍次官を通じ、韓国の柳佑益(リュ・ウイク)駐中国大使を呼んだことが分かった。同外交筋は、外務省との会談の内容については「確認できない」としながらも、「中国は常に、延坪島砲撃事件などに対し、冷静な態度と自制を求めている」として、延坪島周辺での射撃訓練に言及したことを示唆した。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版