ページ

2012/01/10

「もんじゅ」 火災になりやすい地震に弱い核暴走を起こしやすい(核分裂が制御できなくなる)

特集ワイド:もんじゅ、三つの危険 火災が怖い、地震に弱い、核暴走も
発電しながら核燃料のプルトニウムを増殖させる原子力発電所「高速増殖炉」が、岐路に立っている。脱原発の世論が高まる中、高速増殖炉の研究開発に莫大な資金を投じることに疑問が広がっている。高速増殖炉に反対し続けてきた元京都大原子炉実験所講師、小林圭二さん(72)に問題点を聞いた。【和泉かよ子】




平田とはずっと一緒で、東北地方を転々としたあと、15年余り前に大阪府内に来た。 平田容疑者への尊敬が愛情に変わった。

平田容疑者:逃走助けた疑い 出頭の元女性信者を逮捕

目黒公証役場事務長の仮谷清志さん(当時68歳)拉致事件などで特別手配されていた元オウム真理教幹部、平田信(まこと)容疑者(46)=逮捕監禁致死容疑で逮捕=の逃走を手助けしたとして、警視庁捜査1課は10日、元信者で東大阪市、斎藤明美容疑者(49)を犯人蔵匿容疑で逮捕した。斎藤容疑者は「平田容疑者とずっと東大阪市にいた」と供述しているといい、警視庁は他に逃走を支援した人物がいないか慎重に調べる方針。

 斎藤容疑者は、96年2月ごろまで仙台市内で平田容疑者と一緒にいたとみられていたが、その後の足取りが不明だった。警視庁が平田容疑者と一緒だった可能性があるとみて行方を追っていたところ、10日午前3時ごろ、仮谷さん事件の捜査本部がある大崎署(東京都品川区)に滝本太郎弁護士に付き添われ、出頭した。

毎日新聞 2012年1月10日 16時33分(最終更新 1月10日 17時03分)




東大阪市内の整骨院で「吉川祥子(よしかわ・しょうこ)」という偽名で働き、平田容疑者をかくまっていたと供述

警視庁に出頭したオウム元信者の女、平田 信容疑者の逃走手助けした疑い 逮捕状請求
10日未明、警視庁に出頭した元信者の女が、オウム真理教の平田 信容疑者(46)の逃走を手助けしていた疑いが強まり、警視庁は、元信者の女の逮捕状を請求した。
犯人蔵匿の疑いで警視庁が逮捕状を請求したのは、オウム真理教の元信者・斎藤明美容疑者(49)。


平田信容疑者(46)と一緒に逃走していたとされる元女性信者(49)が10日午前3時ごろ、捜査本部のある東京・品川区の大崎警察署に弁護士に付き添われて出頭

オウム・平田 信容疑者逮捕 共に一時逃亡とみられる元女性信者が大崎署に出頭

オウム真理教の平田 信(まこと)容疑者(46)と共に一時、逃亡していたとみられる元女性信者が、警視庁に出頭していたことがわかった。
この元女性信者は、平田容疑者が特別手配となっていた1995年から1996年にかけて、宮城・仙台市内や福島県内で、平田容疑者と共に逃亡生活を続けていたとみられている。
警視庁によると、この元信者とみられる女性は10日未明、大崎警察署に出頭したということで、警視庁が身元の確認などを急いでいる。
(01/10 06:05)



2012/01/09

福島第一原発作業員が心肺停止状態でいわき市立総合磐城共立病院に搬送

作業員が心肺停止で搬送=福島第1原発で建設工事中-東電
 東京電力は9日、福島第1原発で放射性物質を含む汚泥の貯蔵施設の建設作業に従事していた協力企業の60代男性作業員が同日午後に倒れたと発表した。作業員は意識不明、心肺停止状態で福島県いわき市立総合磐城共立病院に搬送された。
 作業員は同日朝からコンクリート注入作業を行っていた。当日の被ばく量は0.052ミリシーベルトで、体に放射性物質の付着はなかったという。(2012/01/09-19:59)

 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201201/2012010900367


滝本太郎弁護士、平田容疑者が蓮華座を組む癖が抜けていないことを明らかにしたものの、「オウムへの帰依心はもうないと見える」

オウム・平田 信容疑者、リュックサックに入れた着替えの下着のタグも切り落とす

オウム真理教の平田 信容疑者(46)が逮捕された事件で、平田容疑者は、出頭の際に身につけていた衣服以外に、リュックサックに入っていた着替えの下着のタグも、切り落としていたことがわかった。

これまでの警視庁の調べで、平田容疑者は、出頭の際に身につけていたダウンジャケットなど、衣服のタグを切り落としていたことが明らかになっている。

警視庁は、衣服の販売ルートなどから潜伏先や協力者などが割り出されないようにするのが目的とみているが、警視庁のその後の調べで、平田容疑者が出頭した時に持っていたリュックサックに入っていた着替え用の下着についても、タグが切り落とされていたことが新たにわかった。

また、9日午前、平田容疑者に接見した滝本弁護士は、平田容疑者の話として、「癖でね、蓮華座(れんげざ)組んじゃうんですよ。調べの時、蓮華座組んじゃったりする。それでもって誤解、疑ってるのかもしれませんけど、警察は」と語った。

また滝本弁護士は、JR新大阪駅の防犯カメラの画像が新たに公開されたことについて、平田容疑者が「あ、そうですか」などと話したことも明らかにした。

一方、警視庁は近く、仮谷清志さん(当時68)拉致事件について、教祖の松本 智津夫死刑囚(56)からも事情聴取する方針を固め、今後、法務・検察当局と、聴取の日程などについて調整することにしている。
(01/09 11:47)


2012/01/08

平田容疑者、新大阪駅では白いニット帽にマスクとイヤホン。

新大阪の画像公開=平田容疑者、ニット帽にマスク-出頭途中に処分か・警視庁
 オウム真理教による目黒公証役場事務長仮谷清志さん=当時(68)=逮捕監禁致死事件で、警視庁は8日、逮捕された元教団幹部平田信容疑者(46)の新大阪駅構内の防犯カメラに写った画像を新たに公開した。

 画像は先月31日午後5時半ごろ、新大阪駅の新幹線改札口などで撮影された。平田容疑者は白いニット帽とマスク姿でイヤホンを着け、出頭時に所持していた黒いリュックサックを持っていた。

 この直前には大阪市営地下鉄御堂筋線の複数の駅で電車を降りる姿が防犯カメラに写っていた。

 平田容疑者は上京後の同日深夜、警視庁丸の内署に出頭。ニット帽やマスクは出頭時に持っておらず、途中で捨てたとみられる。
 情報提供はフリーダイヤル(0120)006024まで。(2012/01/08-20:19)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012010800167


大阪や奈良県を中心に関西地方から六十数件の情報が寄せられる。 平田容疑者が出頭当日に天王寺駅周辺で「人と会っていた」との情報も

大阪、奈良中心に情報60件=平田容疑者の写真公開後-潜伏先割り出し急ぐ・警視庁
 
オウム真理教による目黒公証役場事務長仮谷清志さん=当時(68)=逮捕監禁致死事件で逮捕された平田信容疑者(46)の写真を警視庁が公開した後、同容疑者に関する情報が大阪府や奈良県を中心に関西地方から六十数件寄せられていることが8日、捜査関係者への取材で分かった。

 奈良県橿原市周辺で土木作業員として働いていたという情報もあり、警視庁は関西に潜伏していた疑いがあるとみて捜査員を派遣し、割り出しを急いでいる。

 捜査関係者によると、6日に平田容疑者の逮捕後の顔写真を公開後、大阪や奈良を中心に「数カ月前に似た男を近くのスーパーで見た」といった情報六十数件が寄せられた。「似た男が橿原市周辺の建設現場で最近まで働いていた」「奈良県内で2年前に働いていた」という潜伏先に関する情報もあった。(2012/01/08-13:11)
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012010800058



刈谷さん拉致事件: 元教団幹部=「平田容疑者は事件前に拉致だと知っていた」「事前の謀議にも参加しており、その場面は複数の信者が見ていた」

「自ら拉致に参加」 元信徒ら、平田容疑者の供述否定
2012年1月8日3時3分
 1995年2月に起きた東京の目黒公証役場事務長拉致事件で、逮捕監禁致死容疑で逮捕されたオウム真理教元幹部の平田信(まこと)容疑者(46)について、複数の教団元信徒が警視庁の聴取に対し、「(平田容疑者は)当初の拉致計画から参加しており、自らの意思で実行行為に加わった」と話していることが7日、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、警視庁は平田容疑者を逮捕した後、事務長の仮谷清志さん(当時68)拉致の計画・実行を主導した井上嘉浩死刑囚(42)ら複数の元信徒らに改めて聴取した。井上死刑囚らは、平田容疑者は教団元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(56)の指示に従い、レーザー銃を使って仮谷さんを拉致するという当初の計画段階から参加した、と供述。平田容疑者は自らレーザー銃の試し撃ちをしたが効果がなく、車で拉致する計画に変更されたため車を運転した、と話しているという。

 一方、平田容疑者は調べに対し「車を運転しただけで計画は知らなかった」と容疑を一部否認している。

http://www.asahi.com/national/update/0107/TKY201201070485.html


服のタグを切り取り、地下鉄御堂筋線で不審な途中下車を繰り返し。品川駅到着から大崎署到着まで「空白の数時間」

オウム・平田 信容疑者、新大阪駅へ向かう地下鉄御堂筋線で不審な途中下車繰り返しか

オウム真理教の平田 信容疑者(46)が新大阪駅から新幹線に乗る前に、大阪市の地下鉄御堂筋線で、不審な途中下車を繰り返していたとみられることがわかった。
平田容疑者は2011年の大みそか、奈良県内の駅から、天王寺駅で地下鉄御堂筋線に乗り換え、その後、JR新大阪駅に出て新幹線で上京したとみられ、警視庁は、捜査範囲を奈良県に拡大して、平田容疑者の足取りを追っている。
奈良県の橿原(かしはら)神宮前駅を捜査員が訪れ、防犯カメラの映像を確認するなどしたという。
一方、平田容疑者が新大阪駅へ向かう地下鉄御堂筋線で、不審な途中下車を繰り返していたとみられることがわかった。
平田容疑者の姿は、途中の駅のホーム上などで防犯カメラに映っているものの、改札からは出ていないという。
平田容疑者がホーム上などで、出頭前に支援者や協力者と接触した疑いもあるとみられている。
(01/07 21:03)


2012/01/07

中部電力浜岡原子力発電所沖の海底地形が千葉県の津波被害地のものとよく似ていることが判明

浜岡原発付近の海底地形、千葉津波被害地に酷似 東大地震研が分析
2012/1/7 22:27
 「南海トラフ」沿いの地震による巨大津波が懸念される中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)付近の海底地形が、東日本大震災で津波被害を受けた千葉県旭市近くの海底とよく似ていることが7日、東京大地震研究所の都司嘉宣准教授の分析で分かった。

 旭市は東日本大震災の津波で十数人の死者・行方不明者が出たほか、1960年や2010年のチリ地震でも津波が到達するなど繰り返し被害を受けた。海底地形により津波被害を受けやすくなっている可能性があり、浜岡原発の津波対策を巡って論議を呼びそうだ。

最澄と空海が晩年、対立したとされることから、両座主が長時間にわたり意見を交わすのは1200年の歴史の中で初めて

1200年ぶり…天台・高野山真言宗トップ対談
 天台宗の半田孝淳(こうじゅん)・座主(ざす)(94)と、高野山真言宗総本山・金剛峯寺の松長有慶(ゆうけい)・座主(82)による対談が昨年12月25日、京都府と滋賀県にまたがる仏教聖地の一つ、比叡山で行われた。

 両宗の開祖、最澄と空海が晩年、対立したとされることから、両座主が長時間にわたり意見を交わすのは1200年の歴史の中で初めてとなる。

 東日本大震災を体験した日本人の心のあり方を宗教人として示したいという松長座主の提案に、半田座主が応じる形で実現した。日本人はこれからいかに自然や環境と関わっていくべきか。両座主による初めての対談は、被災後の日本人への示唆に満ちたものとなった。

(2012年1月7日20時40分 読売新聞)


昨年12月31日に出頭した直前、奈良県橿原市内から大阪市内の天王寺駅に移動し、教団関係者と接触したとの情報もあり、警察当局は確認を急いでいる

2年前から奈良に潜伏か=橿原市に捜査員派遣-平田容疑者の足取り追う・警視庁
 オウム真理教による目黒公証役場事務長仮谷清志さん=当時(68)=逮捕監禁致死事件で逮捕された平田信容疑者(46)について、「2年前に奈良県で働いていた」など、奈良県内に潜伏していたとの情報が寄せられていることが7日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁は、出頭前に平田容疑者の姿が確認された大阪市営地下鉄御堂筋線天王寺駅に近鉄南大阪線で行くことができる奈良県橿原市に捜査員を派遣。同市周辺に潜伏先や支援者宅がある可能性もあるとみて、同線橿原神宮前駅から切符や防犯カメラの映像を回収したほか、沿線駅を調べて裏付けを進めている。

 警視庁は逃亡中の情報を募るため、6日に平田容疑者の出頭時の写真を公開。捜査関係者によると、公開後、奈良県内を中心に目撃情報などが十数件寄せられたという。(2012/01/07-20:16)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012010700260


文部科学省、土日祝日は放射線量の公表を休止

文科省、放射線量の公表 土日祝日休止
2012.1.5 21:13 [放射能漏れ]
 文部科学省は、東京電力福島第1原発事故を受けて全国の都道府県の県庁所在地などで毎日測定、公表している放射線量について、今後は土日祝日の公表を休止することを決めた。

 文科省は「原子炉からの放射性物質放出が減少しており、数値の時間変化が極めて小さくなったため」と説明している。測定自体は週末も自動で行っており、データは休日明けなどにまとめて同省のホームページに掲載する。また原発から北西約30キロの福島県浪江町のデータについては、1週間前後に1回の公表になるという。





「世界に日本の技術を役立てる形にするため、高速増殖炉もんじゅを続けたい」

「もんじゅ続けたい」 機構理事長、知事へ年始あいさつ 福井
2012.1.7 02:07
 日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は6日、新年のあいさつのため県庁を訪れ、西川一誠知事と面談した。鈴木理事長は福島第1原発事故の教訓を謙虚に受け止めるとしつつ「世界に日本の技術を役立てる形にするため、高速増殖炉もんじゅを続けたい」と述べた。

 鈴木理事長は、国が今夏をめどに見直しを進めているエネルギー政策と原子力政策について「もんじゅにそれなりの評価をいただけると思っている。その結果をもって、40%、100%出力試験を安全最優先でやらせていただきたい」ともんじゅの研究継続に意欲をみせた。また炉内中継装置落下事故の最終報告や、ストレステスト(耐性検査)評価の提出を着実に進めたいとした。

 西川知事は実効性のある安全対策の充実を求めたほか、原子力の安全と再稼働について国へ主張を行い、県民、国民の信頼に応えることが重要だなどと答えた。

 面談後の報道陣への対応で、鈴木理事長は炉内中継装置落下事故の最終報告について「機構としての案はつくっているが、国は福島第1原発事故への対応で時間が割けないと推察している」と述べ、遅れが生じていると説明した。

2012/01/06

菅首相の指示により福島原発事故の2週間後に『最悪のシナリオ』を作成。「パニックを防ぐため」公表せず

最悪シナリオ、福島事故後に検討 政府は公表せず
 細野豪志原発事故担当相は6日、閣議後の記者会見で、昨年の東京電力福島第1原発事故発生後、1号機の原子炉が爆発して制御不能となり、4号機の使用済み燃料プールから水がなくなり、燃料が損傷する事態を想定した「最悪のシナリオ」を政府内で作成していたことを明らかにした。

 政府はこのシナリオを公表していない。細野氏は「想定しにくいシナリオをあえて描いたもので、過度な、必要ない心配をさせる可能性があった。当時の対応として間違ったことはしていない」と説明した。

 シナリオは、当時の菅直人首相の指示で、近藤駿介・原子力委員長が事故発生2週間後の3月25日に作成した。

2012/01/06 13:51 【共同通信】


特別手配され、実刑で服役した元信者の男性 = 「(平田は)女性信者の支援を受けて逃亡していたのではないか」などと述べた。

平田容疑者の逃亡、女性信者が支援~元信者
2012年1月6日 13:31
 オウム真理教による公証役場事務長監禁致死事件で、逮捕された元幹部・平田信容疑者の逃亡を手助けしたとされる元オウム特別手配容疑者の男性が日本テレビの単独取材に応じ、平田容疑者は女性信者の支援を受けて逃亡を続けていたのではないかとの見方を示した。

 取材に応じたのは、特別手配され、実刑で服役した元信者の男性。平田容疑者の出頭について「このまま出ないと思っていたので驚いた」「女性信者の支援を受けて逃亡していたのではないか」などと述べた。

 また、逃亡中の平田容疑者と接触した際の様子を振り返り、「95年6月か7月頃、平田(容疑者)と(東京・)池袋の喫茶店で会い、その後、平田(容疑者)が東京・荒川区町屋のアパートに来た」「上司から10万円ほど渡され、関東(東京、千葉、埼玉)に3か所、アパートを用意した」などと話した。

 その上で、「本人は悩んだと思うが、出頭したのは良い判断だったと思う」などと述べた。

2012/01/05

平田容疑者が電話をしたとされる時間帯には、フリーダイヤルに電話がかかってきた記録はなく、別の電話も含めて1件もかかってきていなかった

電話がかかった記録なし「警察に電話」平田容疑者(01/05 05:57)
オウム真理教の平田信容疑者(46)が出頭する前に「警察のフリーダイヤルに電話した」と話していることについて、警視庁が調べたところ、電話がきた記録がないことが分かりました。


捜査1課は、仮谷さん拉致事件で有罪が確定した他の元信者らの事情聴取を始めており、近く井上死刑囚からも聴取する模様

平田容疑者:仮谷さん拉致事件で井上嘉浩死刑囚聴取へ
 警視庁捜査1課は、平田容疑者の逮捕容疑となった仮谷清志さん(当時68歳)拉致事件について、井上嘉浩死刑囚(42)から事情聴取する方針を固めた。同事件では井上死刑囚が主導的な役割を果たしたとされ、平田容疑者の関与の度合いや供述の信用性を調べるとみられる。

 平田容疑者は調べに「井上死刑囚らの指示を受けて車を運転し、現場に向かった」「仮谷さんを拉致する計画や理由は知らされていなかった」などと供述し、容疑を一部否認しているとされる。

 捜査1課は、同事件で有罪が確定した他の元信者らの事情聴取を始めており、近く井上死刑囚からも聴取する模様だ。

毎日新聞 2012年1月5日 2時30分

2012/01/04

捜査は、平田容疑者が取り調べには供述していない肉声が接見した弁護士を通じて公表されるという異例の様相

平田容疑者:元教祖の写真「5年ほど前に捨てた」
 目黒公証役場事務長の仮谷清志さん(当時68歳)に対する逮捕監禁致死容疑で逮捕された元オウム真理教幹部、平田信(まこと)容疑者(46)が、教祖だった松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(56)の写真を「5年ほど前に捨てた」と話していることが分かった。「信者らが(教団幹部らに)殺害されたことを報道で知り、気持ちが離れた」とも語っているという。4日午後、警視庁大崎署で接見した滝本太郎弁護士らが明らかにした。

 滝本弁護士らによると、平田容疑者は95年3月に逃走した後、信者だった落田耕太郎さん(当時29歳)や冨田俊男さん(同27歳)がリンチの末に殺害されたことを知って衝撃を受け、「もう(教団には)付いていけない」と感じ、教団に関する本も処分したという。